リーガルハイ あらすじ・レビュー(第6話)フジテレビ系列11月13日放送


【第6話】
ネタバレ注意

第6話 あらすじ 11月13日 午後10時~放送(フジテレビ系)

古美門研介(堺雅人)が、まだ眠りについている頃、嶋澄江(高林由紀子)という婦人が古美門事務所を訪ねてきた。応対する黛(新垣結衣)に、澄江は嫁の愛子(鈴木保奈美)についての相談をした。

澄江の話によると、愛子は息子の悟(林泰文)のほかにも複数の夫を持つ“一妻多夫”をとっているらしい。その事実は悟も了承済みだというが、澄江には理解出来ないため相談に来たのだ。

話を聞いていた服部(里見浩太朗)の、古美門が面白がりそうな案件という言葉を聞いた黛は、年金暮らしの澄江に古美門への高額な弁護費用の出費は無理と考え、優秀で良心的な価格でやってくれる弁護士がいると、羽生晴樹(岡田将生)の『NEXUS』を紹介した。

その後、黛は一人で、貴和(小雪)の接見に向かい上告への決断を迫った。しかし、逆に貴和から、決めかねているのは黛ではないかと、はぐらかされる。黛は、古美門のもとで働き続けたいと思いながらも、羽生からも事務所に誘われて迷っていた。

黛は、認められるまで古美門のところでやると決めていると言うが、決めてなんかいない。ただ決めることから逃げてるだけだと指摘される。黛は、決めることから逃げているのはあなたも同じでしょうと貴和に言った。

黛が事務所に戻ると、相談者が来ていた。朝方、相談に来た澄江が話していた嫁の愛子だった。愛子は悟を含めた3人の男性と一緒に来ていた。澄江が弁護士に相談したことを知ってここへ来たのだ。

愛子は誰とも婚姻関係を結ばずに、内縁関係のまま幸せに暮らしていると言う。話を聞いた古美門は黛の不安通りに興味を持ち、愛子たちの弁護人を引き受けてしまった。

愛子はそれぞれの家庭で2日ずつ過ごし、子ども達へも分け隔てない愛情を与え、3家族に均等に生活費も入れていた。3人の男性も、お互いの存在を認め、この生活に満足しているという。
確かに、法的には何の問題もなかった。

話し合いをしても、状況は変わりそうになかったため、澄江は裁判を決意し、悟の息子の親権変更の申し立てを起こした。

裁判には元妻が出てきて、悟の今の生活を否定し、子供に悪い影響があると澄江共々主張した。元妻は、インテリアデザインの夢を叶える為に離婚したのだが、引き取りたいと主張する。

古美門は澄江への質問で、悟や愛子が息子に虐待をしたことがあるかなどいろいろな質問をし、愛子の子育てには何の問題もないことを証言させることとなった。

そして愛子は、人より体力も経済力も愛情もあり、見事に3つの家庭を営んでいる。たった一つの家庭も満足に営めず、子供より仕事をとった元妻とどちらが母親にふさわしいかは一目瞭然だと古美門は主張した。

羽生は、次の裁判で、愛子の夫を一人ずつ説得しにかかった。前妻を亡くした一人の男性には、一人になってあの孤独を味わうのがイヤだからどんなわがままも聞き入れているだけではないのか、あなたにはもっとふさわしい人がいると、彼に想いを寄せる同僚の女性を法廷に呼んだ。

もう一人の男性には、その男性の初恋の相手である大学時代の先生が今独身になっていることを告げ、そちらになびかせようとし、残った悟には、自分の夢が叶ったらもう一度家族3人でやり直したいと思っていたと言い、親権を奪いたいわけじゃなく、一緒に子供を育てたいと思っているのだと言った。

その日の夜、黛は泣きながら遅くまで書類を作っていた。

羽生側は、申し出を取り下げると言ってきた。その条件は、悟が愛子との内縁関係を解消することだった。愛子はそれを受け入れ、3人の男性全員との内縁関係を解消すると言った。

羽生は黛を呼び出した。古美門先生に勝ったら来てくれるっていったよねと、黛を再び事務所に誘った。だが黛は、「まだ勝負はついてないんじゃいかな?まだピストルを隠し持っているかもしれない」と言った。

羽生の事務所には内縁関係を解消したはずの男性たちの相手の女性が苦情を言いに来た。
羽生が慌てて古美門事務所へ行くと、そこには内縁関係を解消したはずの全員がいた。

加賀(田口淳之介)がそれぞれの男性の職場などに現れ、愛子の素晴らしさを語ったのだ。一人の男性の相手の新しい彼女は料理が下手だったため、愛子は料理が上手だったのにと褒め、大学時代の先生になびいた男性には、先生の浮気がバレ離婚したと話し、悟には、元妻は仕事もだめになり、借金もあったため、悟を頼ってきたのだろうと言い、それぞれが愛子の素晴らしさに気づいて戻って来るよう仕向けたのだ。

親権変更の申し立てを取り下げる際、内縁関係を解消すると約束したのに違反していると羽生は言うが、違反はしていないと書類を見せた。それは養子縁組の書類だった。愛子はそれぞれの男性と養子縁組をし、本当の家族になることにしたのだ。

それを知った羽生は呆然とする。「澄江さんは孫だけじゃなく息子の悟さんまで失ったんだね。怒りを覚えるよ」と眉間にシワを寄せて呟いた。「古美門に?それとも私に?」そう聞く黛に、「自分自身にだ」と言い帰って行った。

古美門が貴和の接見に行くと、黛に「決めることから逃げてる」と言われたことを貴和が話した。黛をおたまじゃくしだと表現する古美門に、「そう思いたいだけでしょう。怖いんじゃないの?外に出して自分に立ち向かってこられるのが・・」と言う貴和。

「怖くても覚悟を決めなきゃいけない時がきているのかも。あの子も私も・・あなたも。」そして「今のあなたじゃ最高裁を闘っても勝てないと思うわ」と貴和は古美門に言い、「変わらなきゃ。何かを得るためには何かを捨てないと・・。」と言った。

自宅に戻ってから古美門は考え込んでいた。服部に、黛のことについて尋ねると、古美門が黛に養子縁組のことについて指示する前に、既にその書類を先回りして作りながら涙を流していたと服部から聞かされた。古美門のやり方が身についていることに気づいて流した涙ではないかと服部は言う。その話を神妙な顔をして聞いている古美門。

そこへ帰ってきた黛に、クビを言い渡した。冗談だと思い信じない黛に、さなぎから出て外へ飛び出す時だと言った。「認めてもらえるまでここにいるって決めてるんです」と言う黛に「だから認めるって言ってるんだ。君の目標は俺を倒すことだろ?ここにいてはいつまでも達成できない。」そう古美門は言った。

羽生のところの方が君の理想に近いかもしれない。しっかり自分の目で見てくるといい。そして思う存分力を発揮してくればいい。そうすれば自分が少しはマシになったと気づくだろうと、古美門らしい激励をした。

「これからはこき使うこともないが守ってやることも出来ない。ここからは一人の戦いだ」そういう古美門に、どうしていつもみたいに文句を言わないんだと詰め寄るが、ありがとうというだけで、古美門はそのまま部屋に入ってしまった。

服部が黛の荷物を持ってきて手渡した。ここには私の居場所はないんですかと言った黛に、「先生ご自身がこういう日が来ることを感じておられたはずです」と服部は言った。

ドアの外から古美門に礼を言い、黛は出て行った。

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レビュー(感想)

いやーだー!!!最後がショッキング過ぎて・・。古美門と一緒に闘う黛が良かったなあ~・・。黛と一緒に闘う古美門が良かったのに・・。一緒に貴和の最高裁を闘うと思っていたのにすごくショックです。古美門が一人で闘うってこと?!

羽生が苦手な私にとっては、あの事務所に黛が行くというだけでショックなんですけど!
古美門の事務所で鍛えられた黛が、羽生のやり方に満足できるとも思えないです。しかも今度から古美門の敵になるんですね・・。いきなりすぎてヤダ!受け入れられないです!

しかも最後、古美門がマジメな顔をしてありがとうなんて言うから、余計にイヤです。独りぼっちになる古美門がかわいそうに思えてしまいました。

ストーリーの内容についていっぱい感想があるんですけど、鈴木保奈美さんが相変わらずきれいだとか、一妻多夫制についてもいろいろ考えを述べたいんですが、あまりのショックで、それについての感想書けません。

来週から敵同士か~・・。また最後に古美門の事務所に戻ってこないかなぁ~・・?!

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