リーガルハイ あらすじ・レビュー(第4話)フジテレビ系列10月30日放送


【第4話】
ネタバレ注意

第4話 あらすじ 10月30日 午後10時~放送(フジテレビ系)

古美門(堺雅人)がバイオリンの練習をしていると黛(新垣結衣)から「騒音です」と文句を言われる。ご近所さんも迷惑してるはずだという黛の言葉を受け、近隣住民から苦情が来たかどうか服部に確認する古美門。苦情は来たことがないという服部の言葉に黛は驚く。

古美門事務所に、近隣訴訟の弁護依頼がくる。依頼者は東山冬海(猫背椿)。隣家の西平なつ(佐藤仁美)にハサミでお腹を刺されたのだが、先に冬海がゴルフクラブで殴りかかったということから、刑事裁判ではなつは無罪になっていた。この判決に不服だった冬海は民事裁判を起こすことにしたのだ。

慰謝料を全額報酬として払うと言われ古美門は引き受けた。
なつの弁護人は羽生(岡田将生)だった。

裁判の日程の連絡を受けた服部から、裁判長の名前を聞いて驚く古美門と黛。その裁判長は、法廷を侮辱したとしてかつて古美門を牢屋にぶち込んだ別府敏子(広末涼子)だったのだ。

裁判が始まった。法廷内を動き回る古美門は別府から「ここはブロードウェイじゃない」と注意される。
そんな中、治療費や慰謝料として2000万、そして引越しを要求した。

だが羽生は、先に冬海がゴルフクラブを振り回したため、なつは自分の命を守ったに過ぎないと反論。別府からも、1年目にしては落ち着いていると褒められる。

詳細な説明を求められた古美門は、説明を始めた。

同じ時期に引っ越してきた両者は、親も子供も同じ年齢ということもあり、すぐに仲良くなり親友となった。休みの日には両家でバーベキューをして楽しんでいた。

ある時、記念に子供に受験をさせようとなつが言い出し、それを了承した冬海だが、結局なつの子供だけが合格し、冬海の子供は公立へ通うことになった。

これらのことを説明する際、別府から「前に出るな」と言われていたにも関わらず、古美門が何度も法廷内をうろつくため、「私は法廷の秩序を乱しました」という紙を持たされ、廊下に出されてしまった。

その後は黛が説明。

子ども達が習っていたピアノでも差が出始めた。冬海の子供は挫折してしまったが、なつの子供はピアノを続け、夫も出世していった。これらのことから二人の間にはヒビが入ってしまった。
なつの家で放火事件が起きた時も、冬海は疑われた。その件に関しては、羽生からも別府からも、無理のないことだと言われてしまう。

なつは、防犯のためにと大型犬を飼ったが、冬海がその犬に襲われてしまい、4針縫うケガをした。その後、その犬は訓練施設に入れられた。
刺された事件当日、なつがハサミを持っているのを見て、ゴルフクラブを持ち出したと話した。

一連の話しを聞いた別府は、どちらに非があるのか検証するために、次回は現場検証が行われることになった。

現場検証では、放火された場所もチェックし、犯行があった時を再現するという別府。犬に噛まれたときのことも再現すると言い出し、犬が連れてこられた。
冬海役をさせられた古美門は、犬に襲われる。

次の尋問で、冬海に、本当に噛まれたのかと質問した羽生。本気で襲ったら4針縫うくらいじゃ済まない、リードも冬海自身がわざと外したのではないかと言い出した。

もしその時、被害者を装ったのだとすると、今回のゴルフクラブの件についての証言も怪しくなると言った。凶器として使うためにゴルフクラブを用意したのではないかと言われ、それに反論する冬海の発言を止めようとした黛は、退廷を命じられてしまった。

別府は、刑事事件でなつを無罪にした裁判官から圧力をかけられていた。
刑事事件で無罪なのに、民事でそれが覆されたら面目が潰れるからだ。

古美門事務所の加賀(田口淳之介)がなつの子供にゲームセンターで接触し、話しを聞きだしていた。

羽生は、相手(古美門)が相手だから、ここで勝たないと不幸な人が増え続けると焦っていた。

黛は別府に会いに行き、私たちのことは嫌ってもいいけど、当事者たちのことは公平な目で見てあげてくださいと頼みに行った。

次の尋問で、なぜはさみを持って隣家へ行ったのかと聞かれたなつは、花を生けているところだったからと答えた。だが、なつは家を出るとき、息子に「ママに何かあったらすぐにご近所さんを呼んで」と言って出かけていたのだ。

そのことから、冬海を犯罪者にしたのはあなたですと古美門は言った。襲われることを期待していたのではないかと・・。

いつものようにデッキブラシを持って出てくると思っていたら、ゴルフクラブを持って出てきて、被害者になるはずが加害者になったのではないかと尋ねた。

なつの息子は塾も休み、学校でもうまくいっておらず、私立へ行かせた母親のせいだと息子から責められていた。そして夫は若い子と浮気をしている。

一方、隣の冬海は、スポーツ好きだからということで、夫と子供からゴルフクラブをプレゼントされるくらい家族仲がいい。そのことに嫉妬していたのではないかと古美門は言った。
そして、なつの子供が、母親が自宅に火をつけるところを目撃していたことも話した。子供を証人尋問してもいいだろうが、小さな子供にそんなことをさせるのはあまりにも酷だろうと古美門は言う。

するとなつが、自分は努力したと叫んだ。それなのにどうして隣の方が楽しそうなんだと涙した。

「これが人間の本性です。壊れた隣人関係は元に戻ることはない。公平な判断を」

別府にそう告げた。

その後、羽生が和解を申し入れてきた。なつは冬海の請求を全て受け入れるという。すると冬海が、引越しはしなくていいと言い出した。結局は居づらいからということで両家とも引越しをすることになった。

そこに、なつと冬海の子ども達が入ってきて、和解をしたらまた一緒に遊んでもいいかと言った。それを聞いた別府は、和解の条件として、子ども達の付き合いは認めること。そして最後にバーベキューをするということが付け加えられた。

羽生の話によると、なつは旦那と離婚することにしたらしい。その旦那に慰謝料として2000万を請求し、冬海への慰謝料に充てることにしたのだ。

大事なのは、裁判で勝つことじゃなく、当事者が幸せになることだと気づいたと羽生が言う。そしてまた黛をスカウトした。古美門のところにいても、黛のよさが発揮できないと羽生は言った。

バーベキューの日、子ども達は楽しそうだった。
いつ引っ越すのかと冬海が尋ねると、まだ引越し先が決まっていないという。
そんななつに、自分たちは引越し先が決まったと告げ、まだ隣が空いていると言って二人で笑った。

古美門がまたバイオリンを弾き始めた。するとその途端に出かけようとする服部に声をかける黛。服部は近隣トラブルを避けるため、古美門がバイオリンの練習を始めると、羊羹をご近所に配ってトラブルにならないように気遣っていたのだ。
そのことを知らない古美門は、汚い音をかき鳴らしていた。

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レビュー(感想)

今回もリーガルハイ面白かった!!!面白いシーンなんてたくさんありますが、犬に噛まれたときに「服部さぁ~ん」と叫ぶところとか面白すぎる。何で服部さん呼ぶの?!どんだけ信頼しているんでしょうか。

前半は、こんなんで絶対勝てるはずないって思っていましたが、結局は勝ちになってよかったですね。

あんまり勝った気はしませんが・・。もろもろ考えて和解を申し出た羽生の方が上手だったってことのようにも思えます。

服部さんの言う通り、古美門は羽生くんをライバル視してるんですよね。自分が気づかないうちに・・。
でもやっぱり何度見ても、堺さんは面白い!

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