クロコーチ あらすじ・レビュー(第8話)TBS系列11月29日放送


【第8話】
ネタバレ注意

第8話 あらすじ 11月29日 午後9時~放送(TBS系)

黒河内(長瀬智也) の部屋を見張っていた、桜吹雪会の一員である杉 (阿部亮平) は、桜吹雪会の創立者の1人である遠藤 (山本学) は自殺ではなく、他殺なのではないかと疑っていた。

黒河内 は、元赤刃組の組員、高宮 (須田邦裕) に再び接触し、先代の赤刃組組長が赤刃組の人間に殺された事を伝え、死んだ先代の組長のためにも力を貸して欲しいと話す。

自宅に銃弾が撃ちこまれた清家 (剛力彩芽)に、その時と同じ声で遠藤は本当に自殺だったのかという電話がかかってきた。
あなた方が自殺に見せかけて殺したのではないかと清家が言うと、確かめてみると言って電話は切れた。

高宮と一緒に首都綜合警備保障を訪れた黒河内は、杉がそのビルに入っていくのを目撃する。

杉は受付で、遠藤の件で話があると社長の加賀との面会を申し出るが、加賀から拒否される。そこで杉は、受付の女性を人質に取り、社長室まで向かう。

騒ぎを聞きつけ社長室から出てきた加賀に、遠藤を殺したのではないかと詰め寄る。加賀が人質にされている女性に「マニュアルどおりに」と指示すると、その女性は急に真顔になり、杉が持っていたナイフを握り締め、自分の手のひらを刺した。杉はそのまま警備員たちに取り押さえられてしまった。

その一部始終を黒河内と高宮は陰から見ていた。「あとはよろしくお願いします」と警備員たちに指示をすると、加賀は社長室へ戻っていった。黒河内は、3億円がそこにあると確信する。

清家は、自宅に撃ちこまれた銃弾が、SAT (特殊急襲部隊) で使われている狙撃用ライフルの弾だと知る。そこに殺人事件が起きたとの知らせを受ける。

被害者は杉だった。
全身28箇所の骨を折られ、12箇所以上の間接を外されていた。内臓破裂で肺に血が溜まり溺れ死んだのだという。

体内からは、テトロドトキシンが検出された。その毒で体を麻痺させられ、動けない状態にされた上に耐え難い痛みを受け続けた。

杉は、3年前までSAT (特殊急襲部隊) の狙撃手だった。杉が警察を辞めた理由はわからなかった。その報告を受けた清家は、自宅を狙撃したのは杉だったのだと気づく。

そのことを黒河内に報告した清家は、今回の事件が今までの殺され方とは明らかに違うことを指摘され、住所が書かれた1枚のメモを渡される。それは杉の免許証に書かれていたものとは違う住所だった。猟奇殺人の犯人を捕まえたければ、杉の表の顔を捜査するよう言われる。

その住所を訪ね、アパートの住人に杉について話を聞く。毎朝6時頃見かけていたという。杉の郵便ポストに入っていたクリーニング屋のチラシを見た清家はそこを訪れ、杉の勤め先を突き止める。

高宮は赤羽組組長の青松を、黒河内のいるホテルへと連れて来た。椅子に縛り付けられた青松から、金がどこへ流れているのかを聞き出そうとする黒河内。

そこに清家から、杉が首都綜合警備保障に勤めていたのではないかという電話を受ける。その電話を切った黒河内は、青松に、桜吹雪会の窓口は首都綜合警備保障ではないかと問い詰める。
赤羽組はマネーロンダリングの道具にされているらしく、3億円は300億くらいになっているという。

高宮と同じ施設で育ち、殺人犯で逮捕された綾川もマネーロンダリングに関わっていたことがわかった。

その300億円もの金は首都綜合警備保障の社長室にあるようだが、社長の加賀も鍵は持っていないようだ。

沢渡(渡部篤郎)は、訪ねてきた高橋から、綾川が釈放されると聞く。総理の指摘諮問機関のメンバーであるため、政府としても起訴というのは都合が悪いのだという。

沢渡は、杉がなぜ死んだのかと高橋に聞く。高橋は「沢渡さんのご指示ではなかったんですか?だとしたら、加賀社長の判断ですかね?」と答えた。

沢渡が遠藤の件についても尋ねると、自殺と聞いていると答え、遠藤が持っていた書類については、自分で処分したのではないかと高橋は言った。

清家は、杉が首都綜合警備保障に勤めていたことを上司に報告した。だが、首都綜合警備保障は天下り先であるため、聞き込みの判断は上司へ委ねると言われ、勝手なマネをしないようにと釘を刺された。

牛井(小市慢太郎)から、首都綜合警備保障を作ったのが公安にいた城尾だと聞かされ驚く清家。

黒河内は、首都綜合警備保障のトップが誰なのかを聞き出そうと沢渡を訪ねる。すると沢渡は、黒河内から聞かれる前に話し始めた。

城尾は、3億円をヨーロッパに持ち出し、あるテロ組織壊滅のための餌に使った。3億円で武器を買わせ、テロ組織に売りつけ資金を増やしていった。

餌をまいた人たちを密告し、各国の対テロ部隊の餌食にして金を回収した。そのほかにも様々な事件に関わりながら増えていき、350億円になった。

その話を聞いた後、黒河内は首都綜合警備保障の金庫の鍵について沢渡に聞く。
沢渡は、再鑑定書を見せ、釈放されることになったと報告した。

「怪物、野に放たれますね~」と呟く黒河内に「どうやって私から鍵を奪うつもりですか?」と尋ねる。黒河内は「考えておきます」と答えた。

越後は毒を飲んで死んでいた。

清家は黒河内と一緒に首都綜合警備保障に来ていた。上司に怒られると心配する清家を一人で社長に会いに行かせた。杉の資料を見せてもらうと、たった1日でやめたことになっていた。雇われることになった経緯を聞くと、面接を受けたのではないかと加賀は言う。

そこで清家は、杉には内縁の妻の話によると、沢渡から電話があって誘われ入社したと聞いたと加賀に伝えた。これは黒河内の考えたうそだった。

清家は必死でウソを着き、そのような経緯で入った会社をたった1日で辞めるとは考えにくいので、もっと詳しい資料を探してくれと申し出た。下で待たせてもらうと言い残し清家が部屋を出て行くと、加賀はすぐに金庫の中に入っていたアタッシュケースを取り出した。

地下駐車場で加賀がやってくるのを待っていた黒河内は、加賀の姿を確認し尾行しようと車を発進させた。だがそこに女性が飛び出してくる。

慌ててブレーキを踏み、確認のために車を降りると、そこには受付にいた女性が倒れていた。次の瞬間、黒河内はその女性にスタンガンで襲われた。

社内で黒河内を待っていた清家は、沢渡が入ってくるのを目撃し、黒河内に電話をするが出ない。

社長室を訪れた沢渡は、金庫の中からアタッシュケースが消えていることに気づき、「何か、おかしいですね。秩序が乱れ始めましたね」と呟いた。

高宮は釈放会見を行っている綾川を見つめていた。

黒河内が目を覚ますと、そこには高橋がいた。
仲間に加わってくれるなら全て話すという高橋に「いいですね。45年前も仲間がいたんでしょ?」と黒河内が言った。

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レビュー(感想)

沢渡が知らないところで色々起こっているみたいですね。高橋怖い!
杉、かわいそうすぎる…。

お金が増えてくると裏切るものが出てくるのも当たり前のような気がしますね。独り占めしたくなるんでしょうし。

黒河内が仲間にならないと言ったら、あの場で殺されてしまうのだろうか?
そして気になるのは牛井です。やはり気になります。あの人は桜吹雪会の人?それとも黒河内や清家の味方になってくれる人?

綾川って人も釈放されましたし、殺人犯さえ無実になるんですね。本当に恐ろしい。
なんだか気持ちの悪い世界です。

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