【第6話】
第6話 あらすじ 11月15日 午後9時~放送(TBS系)
拳銃で襲撃された 黒河内 (長瀬智也)を心配し、銃弾摘出手術が終わるのを 清家 (剛力彩芽) が、一人でずっと待っていた。
警察官銃撃事件捜査本部が設けられ、柿崎(利重剛) や 牛井 (小市慢太郎) を中心に黒河内を銃撃した犯人の捜査をしていた。
病院には、公安の高橋(森本レオ)が黒河内の様子を探りにやってきた。ちょうどその時オペが終わった。黒河内が持っていた財布のおかげで、弾丸が中まで届かず助かった。
それを知った高橋は帰って行った。
黒河内が一命を取り留めたことが沢渡 (渡部篤郎) に告げられる。その後、誰かと電話をしていた高橋は、「ちゃんと処理しますので、沢渡さんによろしくお伝えください」と言い電話を切った。
手術室から出てきた黒河内に清家が声をかけると、黒河内は笑った。
黒河内の銃撃に使われた拳銃に前はなく、黒河内に恨みを持っている人間も大勢いて、それから絞り込むにはかなり時間が掛かるということだった。
犯行現場で不審な男が目撃されているという報告の最中、犯人が自首してきた。
目を覚ました黒河内を見てほっとする清家。これのおかげで助かったと財布を渡す。「冥土の道も金次第だねえ」と微笑んだ。
犯人が自首してきたと聞いた黒河内は「だろうね」と呟いた。犯人は赤羽組の構成員で、黒河内と面識はなく、人違いで黒河内を撃ったと供述していると清家が伝えると、撃たれる瞬間目が合ったのに?と黒河内は疑問をぶつける。
自首したのは本当の動機を隠すためだと黒河内は言う。 越後 (板尾創路) と沢渡が組んで、越後が桜吹雪会に黒河内の暗殺を依頼したのだと言った。これで、赤羽組と桜吹雪会がつながっていることが証明されたというわけだ。
公安の高橋が来たことを聞いた黒河内は、撃たれる前に飲みに誘われたことも伝えた。そして、衆議院議員の畑山に会うよう清家に指示をした。
越後は話が違うと沢渡を責めていた。だが、沢渡は必ず何とかすると言い、銃の再検査をするよう伝えた。その時、越後に黒河内から粉飾決算について証言されている動画が送られてきた。その直後に電話がかかってきた。黒河内から、「こっちにつかないか」と言われ、越後は悩む。
清家は畑山に会い、赤羽組のことについて尋ねるが、畑山はとぼけて何も教えてくれない。そこで清家は写真を見せた。黒河内が強請り取った金の写真だった。指紋も取ってあると言い、「赤羽組のことを教えてほしいだけです」と頼み込んだ。
畑山の話によると、赤羽組は10年ほど前から、9割はかたぎになっているという。不動産などの会社を興し、それらは全て合法の会社だという。買収されたのだ。
買収されて吹雪ホールディングスという会社の傘下になっていた。「これ以上のことは知らない。知らないからこそ、無事でいられるんだ」と畑山は言い、それでも知りたいなら、先代の組長赤羽甚五郎に会うようにと言った。
清家はそれを黒河内に報告した。すると、黒河内の部屋にある赤いスポーツバッグを持ってきてほしいという。それを赤羽甚五郎に渡せば、話を聞かせてくれるからと言って黒河内は電話を切った。
そんな中、高橋が見舞いにやってきた。
45年前の未解決事件を追っていたから狙われたんだと黒河内は高橋に言った。高橋に年齢を尋ねた。64と聞いて、「事件があった時は19歳ですか」と黒河内は言った。
3億円事件の本星は当時19歳だった少年Sだと口にした黒河内は、高橋に「高橋さんも当時19歳だったんですよね?」と言うが、あの少年は確か自殺したんですよねと返される。
薬師寺(大地康雄)が生前、実行犯の名前がわかったと言っていたことを伝え、黒河内はそれが少年Sだと思っているということを話した。実行犯の名前を聞く前に薬師寺が殺されたことを言い、自分を狙った人と同じ人に殺されたんだとニヤリと笑った。
黒河内の部屋に赤いスポーツバッグを取りに行った清家は、黒河内の部屋の壁に貼られている、3億円事件に関するたくさんの記事を眺めていた。
黒河内の部屋を見張っていた警官が、黒河内を暗殺しようと病室へ入っていった。だがそこに黒河内の姿はなかった。
翌日、牛井(小市慢太郎)に黒河内がいなくなったことを聞いた清家は、赤いスポーツバッグを持って赤羽甚五郎を訪ねた。
バッグに入っていたのはお金だった。吹雪ホールディングスについて聞かせてもらえるなら、金は全て渡すというが、知らないほうがいいと言われる。そこで清家は、自分の父親が殺されたことを伝えた。
赤羽の話によると、10年前に吹雪ホールディングスの参加になってから赤羽組は変わったという。表向きはかたぎになったが、裏では警察の成績をあげるために存在する、警察御用達の暴力団のようになったという。
吹雪ホールディングスとは警察で、常に正しい存在であり続けるために、裏で赤羽組を所有し、赤羽組も生き残るために最大の敵であるはずの警察権力に迎合した。赤羽甚五郎は、それにたてつき、組を追われたらしい。
赤羽甚五郎が、桜吹雪会について話をしようとした時、一人の男性がやってきた。続きは明日話そうと赤羽甚五郎は清家に言った。
赤羽の家をあとにした清家に、黒河内から電話が入る。嫌な予感がしたから、違う階の病室に移動していたらしい。
赤羽から聞いた話を報告した清家は、桜吹雪会が出来たのは3億円事件がきっかけだったと思うと話した。3億円事件にも最初から警察が関わっていたのではないかとも言った。
そこで清家は、黒河内から、歴史を紐解いてみるようにと次の指示を出された。
清家が赤羽組について調べてみると、赤羽組の事件の担当が全て公安だということがわかった。そこに牛井から電話が入り、赤羽甚五郎が殺されたと聞き現場へ行った。
犯人は、赤羽甚五郎から日常的に暴力を受けていて、かっとなって殺害したと供述していると聞いた清家は、それはウソだと思うと言った。すると坪倉(遠藤要)も「でしょうね。あいつも元構成員ですから。」と言った。犯人が登録している総合福士会社は、赤羽組系の企業だと聞かされる。
なぜ赤羽に会っていたのかと牛井に尋ねられた。清家は、黒河内の居場所を探るために会っていたといい、黒河内の居場所がわかったことも伝えた。
するとその晩、黒河内の暗殺を目論んでいる警官が、黒河内の病室を尋ねるがそこにはまた黒河内の姿はなかった。そして枕元には、穴の開いた、あの500円札が置かれていた。
清家は黒河内から呼ばれてある病院を訪ねていた。黒河内は用心のために病院ごと移っていた。
歴史の紐が解けたという清家に「じゃあ、行こうか。いろんな人を不幸にした人のところに」と黒河内は言い、3億円事件の犯人にエサをまいておいたと黒河内は言った。
再鑑定依頼書を作ってきた越後が、「あなたの進退は私が握っていることを忘れないでください」と沢渡に言うと、「向こうにつく必要はありませんよ。タネはまいておきましたから」と沢渡は答えた。
高橋は穴の開いた500円札を見てそれを握りつぶした。
薬師寺が殺された場所に高橋はいた。そこに、黒河内と清家がやってきた。薬師寺を殺して自分を狙っていた人物がわかったと黒河内は言った。
桜吹雪会について高橋を問い詰めるが、高橋はとぼける。公安と赤羽組のつながりを指摘し、赤羽組を裏で操っているのは公安じゃないかと黒河内は言った。
沢渡がいたのも公安だと言い、3億円事件の真相を隠すために薬師寺を殺しただろうと言われた高橋は、それでもとぼけ続ける。
3億円事件の実行犯の父親が警察にいたことから、それを隠蔽するために桜吹雪会が作られたこと、有名なモンタージュ写真が偽物だったのもそれが原因で、犯人は3億円と引き換えに命拾いしたのだろうということを指摘した上で、白バイ警官は高橋だったのではないかと黒河内は問い詰める。
3億円事件後、少年Sの葬儀が終わり、「明日からのあなたです。」そう言われて少年Sが渡されたパスポートの名前は「高橋秀男」になっていた。
「あなたなんですよね?自殺を偽装して捜査対象から外れた少年Sは」と黒河内が言うと高橋は微笑んだ。
そのやり取りを車から監視している人物がいた。
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レビュー(感想)
いよいよ少年Sまでたどり着きましたね。少年Sだった高橋も死ぬんでしょうか?沢渡にあれだけの力があるのも意味が分かりません。沢渡はあとで桜吹雪会に入れられたんでしょうから、沢渡一人切れば済む話のような気がしますが、なぜ沢渡は消されないんでしょうか?
黒河内もどんどん真相に迫っていますが、とうとう清家さんが危ない目にあいそうですね。それだけはやめてほしかったんですけど、あれだけ堂々と動き回ったら、目を付けられるでしょうね・・。どうなるのかな。
黒河内、清家以外には、味方になってくれる人いないんでしょうか?もう少し味方が増えてくれたらいいのにな。
最終回で全てがすっきり明らかになるのか、それが最近疑問なんですが・・・。曖昧に終わらされそうで・・・。ちょっとその辺が不安です。
2013年 秋ドラマ(10月スタート)リスト
枠 | タイトル | 系列放送局 | |
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月 | 9時 | 海の上の診療所 | フジ系列 |
火 | 9時 | ミス・パイロット | フジ系列 |
10時 | 陰陽屋へようこそ | フジ系列 | |
水 | 9時 | 相棒12 | テレ朝系列 |
10時 | ダンダリン | 日テレ系列 | |
10時 | リーガルハイ | フジ系列 | |
木 | 9時 | 夫のカノジョ | TBS系列 |
9時 | Docter-X | テレ朝系列 | |
10時 | 独身貴族 | フジ系列 | |
金 | 10時 | クロコーチ | TBS系列 |
土 | 9時 | 東京バンドワゴン | 日テレ系列 |
日 | 9時 | 安堂ロイド | TBS系列 |