クロコーチ あらすじ・レビュー(第5話)TBS系列11月8日放送


【第5話】
ネタバレ注意

第5話 あらすじ 11月8日 午後9時~放送(TBS系)

山中で白骨化した遺体が発見された。
死後10年が経過していることが判明。遺体の傍には空のジュラルミンケースが埋められていた。

10年前にパチンコ屋で起きた5000万強奪事件の犯人である赤刃組の元構成員・高宮健太 (須田邦裕) が出所した。黒河内(長瀬智也)は高宮に何度も面会しており、出所の際も彼を待ち構えていた。5000万の行方について聞くが、高宮は知らないと主張するだけだった。

横浜地検刑事部長、越後弥太郎(板尾創路)による沢渡の取調べが開始されたが沢渡は何も答えない。

遺体が、10年前に失踪した、灰谷竜次 (隈部洋平) であることがわかった。灰谷はジャーナリストという肩書きだが強請り屋で、失踪する直前に5000万手に入ると吹聴していたようだ。ジュラルミンケースの角についていた血痕が、DNA鑑定の結果、灰谷のもだとわかった。

灰谷の殺害に使われたジュラルミンケースが、パチンコ屋で強奪されたものだということ判明したため、高宮を重要参考人として捜索することになった。

越後に黒河内と清家(剛力彩芽)が接触し、沢渡の情報を渡して欲しいと頼むが、当然何も教えてもらえない。そこで黒河内は、k総理の指摘諮問機関として召集された一人の人物、株式会社テンライク社長綾川眞之輔の写真を見せた。

10年前、越後が粉飾決算で追い詰めた人物だ。だが、直前で警察は手を引いた。それは越後が綾川から5000万の賄賂を受け取ったからではないかと黒河内が言うと、身に覚えがないと越後は答えた。

高宮が出所したことについても話したが、答える義務はないと言い帰ってしまった。

越後は綾川に電話をし、高宮が出所したことを話し、接触しないように釘を刺した。
その後すぐに綾川に高宮から電話が入るがそれには出なかった。

沢渡は越後に、五島刑事(東幹久)と嶋刑事(金子賢)が撃たれた銃と、遠山一家殺害事件で使われたものを再鑑定してほしいという要望書を提出した。だが越後はそれを破り、自分の質問に答えるようにと言った。

捜査の結果、10年前に灰谷が強請っていたのは、高宮ではなく、綾川ということがわかった。強請りのネタは、娼婦をレイプする癖があるということだった。

高宮と綾川は幼い頃、同じ施設で暮らしていたことがわかる。
灰谷に強請られた綾川を助けるために、高宮が5000万強奪事件を起こし、灰谷を殺害したのは綾川だろうと思われた。

高宮は、綾川のことを遠くから見ているだけで直接接触しようとはしなかった。

黒河内の前に公安の高橋(森本レオ)が現れる。一緒に薬師寺(大地康雄)が亡くなった場所を訪れ、薬師寺から何か預かっていないかと高橋に聞く。

何も預かっていないというが、ある会のことで聞いて欲しいことがあると言っていたというが、それが何という会だったかは思い出せないと言う。

沢渡に、黒河内が灰谷の件で動き出したことを監視員が伝えると「そのまま監視を続けるよう伝えてください」と沢渡は言った。

黒河内の自宅に取り付けられたカメラで誰かが黒河内を監視していた。

綾川は周囲を気にしているが、高宮は決して姿を現さない。
綾川があるビルに入っていくところを高宮は見ていた。そこに黒河内と清家が現れ、10年前に自分が綾川に騙されたのではないかと気になっているのなら直接本人に確かめればいいと言う。

10年前、ヤクザの高宮と付き合いがあることで灰谷に強請られていると綾川は言ったのだ。そこで高宮はパチンコ店の5000万を強奪し、それを綾川に渡した。

だが実際は、その金は灰谷には渡らず、綾川が灰谷を殺し、金は越後の元に渡った。綾川は最初から灰谷に金を渡すつもりなどなく、高宮は利用されたのだ。

5000万を綾川に渡したことを証言して欲しいと黒河内は言う。そうすれば綾川が灰谷を殺したことも証明されるし、最終的に金を受取った人物を追い詰めることも出来るというが、金の使い道は綾川の自由だと高宮は言った。

黒河内と清家は、高宮を連れて綾川のいる部屋に乗り込んだ。そこには殴られて血を流している女性がベッドに横たわっており、助けを求めていた。

10年前に綾川が強請られていたのは、高宮との関係についてではなく、綾川のレイプ癖であることを高宮に伝えた。ようやく高宮が証言することを決心し、綾川に「てめえのケツはてめえで拭け」と言った。

清家に、女性と高宮を連れ帰らせたあと、綾川と二人になった黒河内は、綾川にある取引を持ちかけた。

身柄を拘束された綾川は、取り調べで、、もみ合っているうちに灰谷が足を滑らせジュラルミンケースの角で頭を打った、殺す気はなかったと証言した。

10年前のことで、目撃者がいるわけでもないので、殺人罪で起訴するのは難しいだろうと牛井(小市慢太郎)は言い、過失致死になるのではないかと言う。

綾川の口調がセリフを言わされているようだという牛井の言葉を聞き、清家は黒河内が知恵をつけたのではないかと気づいた。

綾川が捕まったことをニュースで知った越後の元を訪ねた黒河内は、綾川が越後に金を渡したと証言している動画を見せた。
沢渡が関与している犯罪組織について調べるよう指示した。断る権利も選択の余地もないと脅した。

越後が沢渡の取調べをする際、全て話すからと、事務官を外へ出すよう言われた。レコーダーを切るよういわれ、スーツに隠し持っていたものも切るよう言われた。

あなたが一番知りたがっていることを話すといい、沢渡は桜吹雪会のことについて話し出した。
桜吹雪会は、警察官、OBによって構成された組織。警察内で起きたミスを時には非合法なやり方でもみ消す、それを秘密に行うのが桜吹雪会だという。五島と嶋刑事も桜吹雪会だった。

全ての未解決事件には理由がある。国民や国家のために未解決でならなければならなかったからだと沢渡は言う。

3億円事件も同じで、警察はいち早く犯人を特定していたが、警察の身内の犯行だった。犯人には薬を渡し、自殺を強要した。

3億円の金の処分について、隠蔽に関わった公安からある提案がされた。事実を永久に封印したい一部の警察官と公安があわさったとき桜吹雪会が生まれた。

そんな話をなぜ自分にするのかと越後が言うと、10年前に越後が賄賂を受取った話をしだした沢渡。沢渡の要望は、証拠品の再鑑定だ。

「桜吹雪会のことを知ったあなたには選択の余地はありませんよ」と笑顔で言う沢渡。
その代わり、越後の真実をもみ消す手伝いをするという。

自宅にいる黒河内に、高橋から「一杯どうかと思って・・」と電話が入り、黒河内はそれを快諾。

高橋は、黒河内の自宅前に止まっているワンボックスカーに乗り込んだ。その車内にはたくさんのモニターがあり、黒河内の自宅の様子を監視していた。

その後黒河内は歩いて外出した。一台の自転車が、通り過ぎる際、黒河内に銃口を向けた。黒河内は血を流し、その場に倒れてしまった。

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レビュー(感想)

桜吹雪会のことを沢渡が話しましたね。あれは全て事実でしょうか?黒河内、撃たれちゃって、命を取り留めたとしても、また狙われますよね・・。

それに、桜吹雪会が警察で作られた組織であるなら、その犯罪を暴くなんてムリでしょう・・。清家も危ないような気がするし。なんか怖いですね。黒河内の味方になってくれる人はいないのかな。清家だけ?二人だけだと限界あるし、難しい・・ハラハラします。

最後はちゃんと、スッキリする結末なんだろうか?心配になってきました・・。

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