クロコーチ あらすじ・レビュー(第4話)TBS系列11月1日放送


【第4話】
ネタバレ注意

第4話 あらすじ 11月1日 午後9時~放送(TBS系)

衆議院議員・伊地知伝助 (名高達男) の公設秘書・浅沼兼次 (矢柴俊博) が、伊地知の後援会事務所の屋上から飛び降りて亡くなった。
事件現場には人だかりが出来ており、そこには黒河内 (長瀬智也) の姿もあった。

翌日、現場に向かった捜査一課布袋班は、状況から自殺だと考えていた。大勢の人間が、浅沼が叫びながら落下するところを見ていたが、清家(剛力彩芽) は、自殺する際に叫びながら飛び降りるだろうかと疑問を抱く。

そこに兼次の父・浅沼兼男 (志賀廣太郎) がやってきて、「自殺じゃない。伊地知に殺されたんだ」と訴えた。浅沼は昨夜、伊地知を告発すると電話をかけてきたらしい。

黒河内が伊地知のところを訪れ、アリバイをしつこく聞かれたと言う。柿崎(利重剛)は謝罪をするが「君が謝って済む問題じゃない。どうするつもりだ?その黒河内とかいう刑事」と詰め寄った。

浅沼は、伊地知の裏金について書かれた手帳を手に入れたと父親に話していた。
だが清家は、牛井(小市慢太郎)から、不審な点も見られなかったから自殺ということになったと聞かされる。浅沼は手帳も持っていなかったという。

そして黒河内とのコンビはもう解消していいと告げられた。黒河内は、柿崎から来月付けで留置管理課への異動を命ぜられたのだ。

伊地知が、沢渡(渡部篤郎)を政界に引っ張った張本人だと、黒河内は清家に話す。清家の父親を殺したやつらともつながっているかもと言う。

桜吹雪会が今回浅沼が死んだことにも関わっていると黒河内は考えていた。手帳に桜吹雪会のことが書かれているとしたら、殺しの可能性があると伝えた。

異動の際に、支給されていた携帯電話も没収された黒河内は、清家にプライベートの番号を渡し、何か困ったことがあったら電話をかけるように言った。

伊地知が料亭で会食をしていると、柿崎から電話が入る。廊下に出て電話に出ると黒河内の件の報告だった。電話を切ったあと、内ポケットから手帳を出した伊地知は「浅沼から学んだよ。大事なものは身につけておくに限るとね」と呟いた。それを黒河内が見ていた。

清家は科捜研を訪れた。だがそこに澤(香椎由宇)の姿はなく、研究員の斑目八重子から澤が体調を崩し休職したと聞かされる。

清家は、浅沼が本当に自殺だったのかと斑目に尋ねる。すると鑑定結果の報告書を見せてもらえた。それによると、屋上に浅沼の靴が置かれていたが、手すりには浅沼の指紋はなかった。

自分で飛び降りたのなら手すりをつかまないといけない。それなのに指紋がついていないのは不自然だ。そしていつもかけてたメガネも現場に落ちてはいなかった。斑目は「これでよく自殺って言えたものね」と言う。

清家は現場を再び訪れた。屋上から下を見ていて近くのゴミ置き場に気づいた。そこでメガネを見つけた清家は、何者かに、手すりを越える勢いで投げ捨てられたのではないかと黒河内に報告した。自殺ではないことを清家は確信した。

ホテルにいる伊地知を見張っていた黒河内は、その先に浅沼の父親の姿を見つけた。包丁を持って飛び出していこうとしていたところを黒河内が取り押さえた。

駐車場で車に乗り込もうとしていた伊地知のところに黒河内がやってきた。柿崎に異動を取り消すよう言ってもらえないかという。

「浅沼殺しの件は黙っておきますんで」

伊地知は何のことだととぼける。二人のボディガードを見ながら「大人一人くらい簡単にビルの外に投げちゃいそうなくらいのタフガイだなあと思って」と言い、パーティのチケットを取り上げて自分の懐にしまった。

「パーティなんてしなくても裏金いっぱいもらってるでしょ。黒皮の手帳のことですよ。」

と言い、裏金のことだけじゃなく桜吹雪会のことについても書かれているんじゃないかと黒河内は言った。手帳のありかを聞く黒河内に、「捜査もできないやつが何を言ってる」と伊地知はにらみつけた。

伊地知は拘留されている沢渡の面会に行った。黒河内のことを慌てて報告しようとすると、黒河内は何もつかんでいないから問題ないと沢渡は言う。「ただ、ここへ来たのはまずかったですね」と言われた伊地知は黙り込んでしまう。

斑目に報告書を返しに行った清家は、あまり首を突っ込まないほうがいいと助言される。薬師寺のようになりたくないでしょと言われた清家が、「あれは事故として」と言いかけた時、「事故として処理されたみたいね。上のほうで・・。あなたのお父さんの時みたいに」と斑目が言った。

そして葉月トモという女性のことが書かれた新聞を見せられた。その人も3億円事件の真相を追っていたらしい。火の不始末ってことで事故処理されたという。黒河内の知り合いだと斑目は言った。

沢渡は15年前のことを思い出していた。まだ刑事だった頃、一枚の500円札を渡された。それは、3億円事件のときに強奪された紙幣だった。
沢渡は留置所の監視員(いしだ一成)を呼び、頼み事があると告げた。

清家が伊地知のことについて調べているときに牛井から電話が入る。慌てて一課に戻ろうとしてドアを開けるとそこに牛井が立っていた。

伊地知を疑っているのは、浅沼の父親から聞いた話が原因かと聞かれ清家は認める。だが牛井は「その話は信憑性にかける」と言う。亡くなった浅沼は伊地知の不正を名前も知らない相手から教えてもらったのだという。感じの悪い男だったと聞いた清家はそれが黒河内だと気づいた。

黒河内を呼び出し、浅沼を操っていただろうと問いただした。浅沼に裏金の情報を流してたきつけた。手帳を手に入れた浅沼は自殺に偽装され殺された。そう言った清家に、「危険が伴うと忠告していた」と言う黒河内。

「葉月トモさんにも忠告されたんですか?」清家がその質問をすると黒河内はしばらく黙り込み「いろんな事情があったとだけ話しておく」と答えた。

伊地知のことを探ろうとしたら上から止められたという清家に「おもしろいものが見られるかもしれないよ」とパーティチケットを渡した。

パーティへ行った清家は、そこで柿崎に会う。
パーティにはピエロに扮した者がいた。それに気づいた伊地知のボディガードはそのピエロを追いかける。そして二人ともそのピエロにやられる。

そんな中パーティが始まり、伊地知がスピーチをしているところにピエロがあがってきた。それは浅沼の父だった。刃物を伊地知に向け、息子の仇と叫んだ。
同じピエロが廊下を歩いていた。それは黒河内だった。

伊地知を人質にとった浅沼の父親を柿崎が説得しようとするが、黒河内としか話さないと浅沼の父親が言う。伊地知に黒河内を呼べと言われた柿崎だが、携帯電話を没収したため連絡先がわからず慌てる。清家が電話をかけるが、いつものスーツに身を包んだ黒河内は既に会場内にいた。

浅沼の父親が「お前しか信用しない。話しを聞いてくれ」と言ったため、柿崎から話しを聞くよう指示される黒河内だが、留置管理課は捜査は出来ないはずだと言い返した。それを聞いていた伊地知は異動の話を撤回するよう柿崎に命じる。

異動を撤回するから早く話しをしろと柿崎に言われた黒河内は、父親と話を始めた。
たくさんの客がいる前で、証拠があるのかと聞く黒河内に、手帳のことを話す父。

「その証拠の手帳を伊地知先生が今、見につけているというんですか?」という黒河内の言葉を受け、父親が伊地知のスーツを探ろうとする。必死に抵抗する伊地知だが、黒皮の手帳は見つかり、その中身を確認するよう清家に指示した。

そこには会社名と金額が書かれていた。その会社名は伊地知が過去に顧問を務めていた会社で、今、伊地知が発起人となって進めている公共事業の関連会社だと清家が言った。

黒河内のシナリオ通りに事が運び、浅沼の事件の再捜査が行われることになった。

黒河内が手帳を確認すると桜吹雪会について書かれていたであろう部分が切り取られていた。そしてその手帳の中から、沢渡が持っていたはずの500円札が出てきた。その紙幣番号を見ると、3億円事件の実行犯と一緒に消えた500円札だった。

そんな黒河内は、自分が異動になったことを清家に伝えるとともに、浅沼の自殺をもっと捜査したほうがいいと助言をするのだが…。

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レビュー(感想)

また人が死にましたね。毎週死んでいくのかな・・。もうそういうのはいいんだけどなあと思ってしまいます。

沢渡って何をしたいんだろう?もしかしたら・・なのかな。
謎だらけでよくわからない・・。45年前に3億円事件があったんですよね?それなら沢渡が犯人なんてことはいくらなんでもないわけで・・。

あ~早く最終回が見たい!早く結末知りたい!
でもまだ少なくとも5回以上はあるよね?ん~!待ち遠しい!

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