クロコーチ あらすじ・レビュー(第3話)TBS系列10月25日放送


【第3話】
ネタバレ注意

第3話 あらすじ 10月25日 午後9時~放送(TBS系)

土砂降りの雨の中、沢渡前知事 (渡部篤郎) の別荘の前には、県警捜査一課と所轄の捜査員たちが物々しい警戒態勢をひいて建物を警戒していた。その別荘の中には立てこもりをしているの男が…。その男はなんと 黒河内 (長瀬智也)だった。

黒河内は、五島(東幹久)と嶋(金子賢)の殺人容疑で捜査員たちに追われていて、この別荘に立てこもったようだった。

その黒河内の元へ、清家 (剛力彩芽) が説得のため一人で向かう。別荘の中に入った清家は、なぜ沢渡の別荘に立てこもりをしているのかと問うと、黒河内は、不起訴処分となった沢渡から始末されることを恐れて裏取引を持ちかけたことを話し始める…。

一方、同じく別荘で立てこもりを見つめる捜査員の中に、元鑑識班で監察官の 薬師寺 (大地康雄) がいた。
彼は昔の部下たちに五島と嶋の遺体発見現場から黒河内が2人を殺したという証拠をさらに調べさせていたのだが…。


沢渡が釈放された日。沢渡の会見を見た黒河内は自分が殺されると危機感を感じる。殺されない方法を考えていた。
五島と嶋の家宅捜索をすることになったと聞いた黒河内は、沢渡のところへ行き、五島と嶋に8年前の疑惑を背負ってもらうというのはどうかと持ちかける。
2人の家に証拠を置けば言いという黒河内に、指紋やDNAをどうするのかと聞く沢渡。黒河内は、鑑識に嘘の証明をさせるという。
それを聞いた沢渡は、信用できない、裏切らない証に保険をつけろと言い出した。
保険として、五島と嶋の遺体のありかを教えた。

黒河内は、堂島 (風間杜夫) の葬式で、公安の高橋(森本レオ)と一緒にいる薬師寺 誠(大地康雄)を見かけた。立ち去る高橋の後姿を見ながら、「あの人も沢渡と親しいんですかね?亡くなった堂島本部長と同じように・・」と意味ありげに呟く黒河内。こんなところで何をかぎまわっているのかと薬師寺に聞かれる。そこに沢渡から電話が入る。同じタイミングで薬師寺にも電話が入る。県警に、五島と嶋を埋めた場所を黒河内から聞いたと沢渡から連絡があったらしい。薬師寺から詰め寄られる黒河内。

立てこもっている家の外から、「やっぱりお前だったじゃないか!」と薬師寺が叫んだ。投降してくださいと言い、五島たちのことは正当防衛で自分も証言すると言う清家に「あんたもムショ行きだよ」と黒河内が言うと、「仕方ありません」と清家が答えた。
そんな清家に、逃げる方法を考えてくれという黒河内。清家は八方塞ですと答える。
実は先日、五島と嶋の遺体が見つかり、遺体の場所を知っていた黒河内が犯人だということになっていた。

黒河内が細工したように、押収されたセーラー服から五島と嶋の指紋が検出された。二人は8年前の事件の被害者と同じ拳銃で殺されており、黒河内が拳銃を持っているなら、8年前の犯行も黒河内の仕業だということになっているのだ。

沢渡の別荘に拳銃を隠すために来たのだろうと清家は予想するが、雨が降っていたことを残念がる黒河内。

現場で行われている証拠探しの捜索は、雨のため難航していた。

その後雨が上がり黒河内は微笑む。

立てこもっている沢渡の別荘の外では、突入の準備が始まっていた。

雨がやんだらどうなるのかを気にする清家には何も答えず、清家に拳銃を向けたまま建物の外に出た。

薬師寺が「諦めろ」と叫びながら黒河内に近づき、鑑識が五島と嶋の遺体発見現場から新しい証拠を発見したと告げた。
その途端、手を挙げた黒河内だが、手には拳銃は持っていなかった。ポケットに入っていたのは、音が鳴るだけのおもちゃの拳銃だった。
本物の拳銃が見つかったという薬師寺。
連行される黒河内が清家に「ここから一発逆転できたらすごいと思わない?」と言い残して立ち去った。

黒河内は拘置所に入れられた。

澤 眞智子(香椎由宇)は、拳銃についた指紋を調べていた。
拘置所内でにやける黒河内。

判定結果が出る。五島と嶋を殺し、8年前の殺人事件で使われたその拳銃からは沢渡の指紋が検出された。

その結果を聞いた清家は、慌てて会議室から出て行き、澤のところへ向かった。
黒河内の指紋が出てくることはあっても、沢渡の指紋は出てくるはずが無いという清家に、「上の人に渡すまではまだ黒河内の指紋だったけどね」と澤が言った。上の人というのは薬師寺のことだった。
五島の部屋にあった血痕のDNAも同じ人に渡したと澤は清家に言った。

計画通りにいきましたねと薬師寺に言う黒河内。沢渡には再度逮捕状が出た。

連行される沢渡が、「全部鑑識のお友達がやったの?」と黒河内に尋ね、「ここからは慎重にね」と微笑みながら立ち去った。

清家に真実を話す黒河内。
DNAに細工したのは薬師寺だった。
5年前、証拠を捏造した黒河内に「巨悪に染まったやつは俺がとどめをさす。巨悪を倒すためならいつでも見逃してやる」と薬師寺が言った。手をとって微笑む二人。

今回、薬師寺は途中参加だった。堂島本部長の葬式に行った時、「5年前に言ったこと覚えてるか?巨悪を倒すためなら手を貸してやる!全部話せ」と薬師寺に言われ、黒河内はすべてを話したのだ。

立てこもり事件もすべて計画通りだった。すべての罪を沢渡にきせる計画で、拳銃を遺体発見現場のそばに隠した。そこに目印として花を立てておいた。それを発見した薬師寺が証拠を改竄することになっていた。遺体発見現場近くでそれが発見されれば、黒河内から遺体現場を聞いたという証言も嘘だということにできる。だが、予想外に雨が降ったため、なかなか目印を見つけることができなかった。黒河内は時間を稼ぐために立てこもったのだ。

護身用のおもちゃの拳銃を持って沢渡を探しに行っただけということで、黒河内は無罪放免となった。

自分に執拗に拳銃を向けた理由を尋ねた清家は、「雰囲気でしょ」と黒河内に言われ胸倉をつかんだ。そこへ薬師寺がやってきた。

清家も全部知っているという黒河内の言葉を聞き、薬師寺は黙っていて申し訳なかったと頭を下げた。
お詫びにあげると黒河内から渡された紙は、清家の父のことが書かれた新聞のコピーだった。清家の父は、3億円事件の金の行方を追っていた。調べたら新聞に書かれたような強盗に刺された事実はなかったという。
沢渡達に殺されたという薬師寺。

薬師寺が黒河内に3億円事件に関する渡したい書類があるという。桜吹雪会の書類らしい。沢渡とその会、そして五島と嶋も3億円事件に関与していると薬師寺は言った。
それを聞いた黒河内が、「薬師寺さんも追ってたんですか」と言うと「ああ、あの子と一緒だ」とつぶやいた。
炎に包まれる女性を思う黒河内は目を閉じた。
「桜吹雪会ねえ・・」と黒河内が言うと「その中には45年前の実行犯もいる」「やっぱりまだ生きてたんだ・・」とつぶやく黒河内。

海辺で待っていた薬師寺は、何者かに殺された。そしてその犯人は薬師寺が持っていた書類を持ち去った。
待ち合わせ場所にやってきた黒河内と清家は、海に浮かぶ薬師寺を見つける。

拘置所内にいる沢渡が、誰かに「全て計画通りです」と微笑んでいた。

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レビュー(感想)

薬師寺さん、殺されちゃいました・・。ショック!
どんどん殺されていきますね・・。沢渡が話していた相手は誰なんでしょうか?
残っている警察の人間・・あの人かな・・?
かなり怖いですね。このドラマ。毎週誰かが殺される。来週は誰なんでしょう。
黒河内が立てこもったのに、あれだけで済むっていうのもおかしい話ですが・・。
清家さんが危ない目にあわなければいいなと思います。

薬師寺さんがいなくなっちゃったら、黒河内の仲間はいなくなったってこと?清家さんと二人でやっていけるんでしょうか?
なんだか今週観てたら不安になってきました。
黒河内さん、頼みますよ!

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