クロコーチ あらすじ・レビュー(第2話)TBS系列10月18日放送


【第2話】
ネタバレ注意

第2話 あらすじ 10月18日 午後9時~放送(TBS系)

大音量で音楽を聴いているアパートの住人がいるという苦情で現場に駆けつけた警官が話をしようとその部屋を訪ねると、中から警官の制帽をかぶった気味の悪い堀と名乗る男(渡部豪太)が出てくる。堀が誰かに助けを求める電話をし、その電話を警官に渡す。その電話の相手は黒河内(長瀬智也)だった。すると警官は慌ててその場を立ち去る。

8年前の事件で取り調べられている沢渡(渡部篤郎)は、取調べ中ずっと余裕の表情を浮かべている。
同じく取り調べを受けている沢渡の元秘書で県会議員の橋本(小木茂光)は、「話せばきっと殺される。」と取り乱し、そのまま取調室で倒れてしまった。

新しい神奈川県知事、田宮(池田政典)のところに怪文書が届き、本部長の堂島(風間杜夫)と警視の薬師寺(大地康雄)が県知事のもとへ出向いた。その怪文書には「郷田元議員は自殺ではなく、黒河内警部補に殺された」と書かれていた。田宮はいたずらだろうというが、薬師寺から、郷田の首に残されたロープの痕に不自然な点が見つかり、殺害された可能性が出てきたことを告げられる。

そのことを知った清家(剛力彩芽)は、黒河内を問い詰める。そこでVIP御用達の殺し屋がいることを黒河内から聞かされる。犯人の指紋や毛髪が出なかったことについて、黒河内は、プロなら全身の体毛を剃るくらいのことはするだろうという。郷田を殺したのもそいつじゃないかと睨んでいた。そして郷田が沢渡の指示で殺されたのだとしたら、橋本も危ないと言い出す。

橋本は取調べ中に体調を崩したことで自宅へ帰された。橋本は家に帰り、首をつった状態の妻と息子を発見する。そこに現れたのは、全身の体毛を剃った全裸状態の堀だった。

次の日自宅で橋本たちの遺体が発見される。その現場に現れた堂島は、自殺と決め付けるのは早すぎると言う。近隣住民からの聞き込みで、昨夜パトロール警官がうろついているのを目撃されているのだが、その時間にパトロールをしていた警官はいないという。それを聞いていた清家は、警察官に扮して犯行に及んだのではないかと言うが、堂島が「あるいは本物の警官か・・」と言いながら、知事に届いた怪文書のコピーを見せた。

橋本議員、そして妻や息子3人の遺体から、V字の索溝が見つかった。郷田議員にも同じような索溝があったことで、誰かが自殺に見せかけて殺した、同一犯人の犯行ではないかと思われた。
他殺の線で再捜査することになった。

清家は黒河内から、VIP御用達の殺し屋について話を聞いていた。それらは全て未解決事件で、首に残された痕がV字だったという。犯行現場付近で警官が目撃されているらしい。

堀のアパートを家宅捜査すると、郷田や橋本の首に残っていた索溝と一致するロープが見つかった。そして警官から職務質問を受けた際に、黒河内に電話で助けを求めていたことが発覚する。
そのことが原因で黒河内は任意同行を求められる。その際に、清家の耳元で「法則を探して」と言う黒河内。

捜査の結果、堀の住民票は偽造されたもので、偽名だったことが判明する。殺害容疑の被疑者として捜査することになった。
黒河内は黙秘権を行使していた。

黒河内から法則を探すよう言われた清家は、科捜研を訪れる。そして澤(香椎由宇)から話を聞いた。
橋本議員のワイシャツの一番上のボタンが取れていたことで、黒河内から頼まれて再度現場を調べさせたら、遺体があった場所とは違うところでボタンが見つかったという。そのことを上には報告したらしい。
今までの首吊りによる不審死について調べていて、ある法則に気づいた清家。

捜査会議で、清家はそのことを報告した。
念のため内部調査にかけてみようと堂島が言った。

清家が、法則について黒河内に報告すると、これを本部長に見せたのは怖いもの知らず過ぎると言われてしまう。
清家は黒河内がわざと捕まったことを知る。橋本たちが殺されたのなら、事件を暴いた自分も危ないとの考えからだった。
怪文書を知事に送ったのも黒河内自身だったのだ。

堀と繋がっていたのは、堀が犯人だという確証を得るためだったという。そしてもっと知りたいことがあったのだ。
いろいろ知ってしまった清家にも気をつけるように言った。

公園のトイレに潜んでいる堀の携帯に、「自殺もしくは事故に見せかけ殺してくれ」というメールが届いた。それを見た堀は「やっとあの人が認めてくれた」と嬉しそうな顔をする。そのメールに添付されていたのは清家の写真だった。

清家の自宅に警官の格好をした男がやってくる。過去の事件と同じようにロープで首を絞められているところに黒河内がやってきて、堀は現行犯逮捕で捕まった。
黒河内は、取調室の机に「任意同行なので帰ります」というメッセージを書いて抜け出してきたのだ。

堀を連れて署に戻った黒河内と清家。そこに堂島がやってくる。「出来損ないの殺し屋ってとこですね。そんな姿を見たら親も嘆くだろう」この堂島の言葉に堀が急に暴れだし、制止しようとした警官の拳銃を奪って銃口を清家に向けた。
その時、堂島が引き金を引き、堀を射殺した。

黒河内と清家は堂島を呼び出し、堀の正体と、堀に清家の殺しを依頼した人物が分かったと告げる。
堀は堂島の息子だったのだ。母親の死後、堂島が息子を育てており、高校生の時に警察官を志すが挫折し引きこもりになった。そのことが原因で堂島とケンカし、19歳のときに家出をした。
最後に銃口を清家に向けたのは、堂島に頼まれた仕事をやり遂げ、認められたかったのだろうと黒河内は言った。

家出して一度も会っていなかったという堂島。郷田が殺された日に電話があって、息子が殺し屋になっていることを知った。橋本が死んだときにも電話があったという。
逮捕するのかという堂島に対し、見逃すことは出来ませんと清家は言うが、黒河内は違った。郷田と橋本の殺しを依頼したのが沢渡だと証言して欲しいと言う。
本部に連絡しようとする清家を止めている間に、堂島は飛び降り自殺を図ってしまう。

沢渡は、証拠不十分で不起訴となり、釈放されてしまった。
沢渡に関わった人が全員殺されたから、自分も殺されてしまうかもなと黒河内が呟いた。

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レビュー(感想)

クロコーチ面白いですね!長瀬さんの演技はやっぱりいい!
黒河内がなぜ3億円事件を追っているのか、本当に沢渡が犯人なのか、いろいろわからないことだらけですが、どうなっていくのかとても楽しみです。

しかし、自分で怪文書を送りつけるって、すごいこと考えますね。黒河内の顔は誰もが知ってるわけですから、取調室を抜け出すのも大変そうなんですが・・。

黒河内が悪い人なのかいい人なのかさっぱりわかりません。すごく悪い人を捕まえるにはある程度の悪は必要って考えなのかもしれませんがそれはちょっと危険かなとも思うんですが・・。このドラマはそういうところが面白いのかもしれません。

沢渡は何であんなに余裕の表情なんでしょう。本当に犯人じゃないのか、それとも絶対つかまらない自信があるのか・・。
早く最終回が見たくてたまらない!来週も楽しみです♪

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