独身貴族 あらすじ・レビュー(第7話)フジテレビ系列11月21日放送


【第7話】
ネタバレ注意

第7話 あらすじ 11月21日 午後10時~放送(フジテレビ系)

守(草なぎ剛)は、進(伊藤英明)から、ゆき(北川景子)と正式に付き合うことになったと報告を受けた。

守は新刊を読み漁り、映像化出来そうなものをピックアップし、裕太(藤ヶ谷太輔)に原作権が取れるかどうか確認するよう指示をする。裕太たちは、守がいつ寝ているのかと不思議がった。

進とゆきは、日本映画の水島浩一(梶原善)を訪ねて、脚本にはまだ直しが必要なため、「8月のボレロ」の映画化を延期してほしいと頭を下げる。

水島は、すでに人気俳優の山下智久(山下智久)に脚本を見せていて、それを気に入った山下が出演を検討している段階だと話した。明かした。山下のスケジュールの都合で撮影は来年になるので、脚本を直す時間は十分あった。

進からそのことを聞いた守は、「8月のボレロ」は進が仕切るようにと命じ、脚本の打ち合わせも、進とゆきでやることになった。

進は、「8月のボレロ」が山下主演で映画化される可能性が濃厚になったと「キネマ・エトワール」のオフィスで報告し、ゆきが通常業務から外れて脚本に専念することになったことも発表された。

集中出来るように、ゆきは脚本の打ち合わせを自宅でやることにした。進も一生懸命アイディアを出そうとするが、守との打ち合わせのようにうまく進まない。

そんな中、水島から、山下がどのような手直しをされるのか、脚本を見たいと言っているからと、脚本の直しを数日以内に提出してほしいと言われる。
ゆきは不安を抱えながらも、脚本の手直しを懸命にやっていた。

守が読んだ本の山はますます大きくなっていた。まとめるようにと言われるが、追いつかないくらいのペースで守が本を持ってくる。

そこに亜希子(デヴィ・スカルノ)が残業続きの守を心配し会社に訪ねてきた。玲子との仲も順調だと守は言うが、亜希子は複雑な表情をしていた。

ゆきの打ち合わせは思うように進んでいなかった。不安な気持ちを拭えないゆきは、ついに守にメールをする。本の打ち合わせがうまくいっていないこと、このままでは納得できていない本を渡すことになることを書いた。

山下との顔合わせで、言いにくそうに、でもはっきりと、前の脚本の方が面白かったと言われてしまう。山下は、自分が急かせてしまったことを詫びた。

もっともっと面白くなる可能性が残っていると言い、焦らずじっくり直して欲しいと山下は言った。その上で、この本のためならスケジュールを空けておきますと言ってもらえた。

その帰り道、ゆきは、このまま本の打ち合わせを続けていてもいい方向へ行くとは思えないから、一人で考えたいと帰って行った。

守はゆきからのメールを読んでいた。守との打ち合わせが充実していて楽しかったと書かれていた。一緒に本打ちがしたいとも書いてあり、守はそれに返信しようとするが、結局返信するのはやめた。

そこに進がやってきて、脚本の打ち合わせがうまくいっていないことを明かした。どう直していいかもわからないという進に、ゆきにとって一番いい環境を整えるのがお前の仕事、自分が一番やりやすいやり方で環境を作ってやればいいとアドバイスした。

そう言われた進は、屋台のおでんを買ってゆきに会いに行く。公園のベンチでそれを食べながら、進の温かい気持ちに触れ、気になっていたラストシーンのことも、進がすごくいいと言ってくれたことで、ゆきもようやく自信が持てた。

また一人で遅くまで仕事をしていた守は、社長室を出ようとして倒れてしまう。

進とゆきは慌てて病院へ向かった。過労だった。守は4日間寝ていなかったのだ。
病室で進が、疲れと寝不足とストレス性のものだということをゆきに報告していたところへ玲子(平岩紙)がやってきた。

廊下でゆきが待っていると、進が玲子とやってきた。お互いのことを進が紹介し、二人は挨拶を交わした。

目が覚めたから兄貴にあってあげてと言われたゆきは、会うといつもケンカになってしまうから会わないほうがいいと断ったが、玲子は必要なものを自宅へ取りに行き、進は入院の手続きをするため病室を離れたので、ゆきが付き添うことになった。

そこでメールを見たことを守が伝えた。するとゆきは、進がおでんを買ってきてくれたこと、迷いが吹っ切れたと嬉しそうに話した。そんなゆきに「進を信じてあげてください」と守は言った。

ロビーで居眠りしていた進が起きると、体力が残っているなら脚本の打ち合わせを一緒にして欲しいとゆきに言われる。自分がいる意味があるのか、またゆきの邪魔をしてしまうんじゃないかと不安がる進に、いてくれればそれでいいとゆきは言った。

守は看病をしてくれている玲子に、話さなければいけないことがあると言った。すると玲子は、すぐにそれがゆきのことだとわかった。

守とはいつもケンカになるから会わないほうがいいと言ったゆきの言葉を聞いてうらやましいと思ったことを素直に守に伝えた。

守も、自分はずっと結婚は必要ないと思っていたことを告げた。でも、ゆきと会って変わったと守は言う。考えてることが違うから知りたいし知って欲しい。違うから面白い。

仕事をする上で基本的な価値観が一緒でお互いが面白いと思えるものを探していく感覚がこの上なく楽しかったと正直に話した。

だが、ゆきには自分は必要ないし、これ以上ゆきに何かを求めるつもりもないこと。ただ大事なことを気づかせてくれた彼女にとても感謝していると言った。

きちんと自分の正直な気持ちを話した上で、「僕たちの関係は世間のカップルとは少し違うかもしれないが、僕らのやり方で僕らの関係を築けませんか?

僕は、あなたにとって必要な人間になりたい。そしてこれから二人で穏やかな人生を歩いていきたいと思っています」と玲子に伝えた。

玲子はそれを聞いて涙を流した。

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レビュー(感想)

守が玲子に、正直な気持ち、話しましたね。その上でのプロポーズ。あれってプロポーズですよね。なんだか守は、最初の頃と随分雰囲気が変わってしまいました。

ただの穏やかな良い人になっちゃった…。ゆきが守を変えたんですね。でもこれ以上何かを求めるつもりはないって、なんだか切ないです…。

正直、玲子さんはとても良い人そうだから、できるならこのまま守とうまくいくといいなあって思います。ただ、守のことを考えると、ゆきへの想いをこのまま捨てられるのか、消化できるのかなって心配にもなります。

これって、守は玲子さんと結婚し、進はゆきとこのままうまくいくってことになるんでしょうか?私はてっきり、最後は守とゆきがくっつくと思ってたんですけど…。

というか、それを願ってたんですけど、玲子さんがああも良い人だと、なんかちょっとその辺の気持ちも微妙になってきました…。

来週は何が起こるんでしょうか。楽しみだけどちょっと不安です。

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