Doctor-X 外科医・大門未知子 あらすじ・レビュー(第5話)テレビ朝日系列11月14日放送


【第5話】
ネタバレ注意

第5話 あらすじ 11月14日 午後9時~放送(テレビ朝日系)

ゴッドハンドとして世界的に知られる外科医の日下部光彦(別所哲也)が、蛭間外科統括部長(西田敏行)の招聘に応じ、凱旋帰国を果たした。蛭間は日下部による公開手術を全国の大学病院にライブ中継しようと計画しており、天才ドクターとのつながりをアピールすることで、統括部長としての自分の株を上げようと考えて他のことだった。

日下部は、「私は失敗しないので」を世界で最初に使ったのは自分だと主張し、未知子(米倉涼子)にフレーズを使わないように言うが、当然未知子は耳を貸さない。

城之内(内田有紀)は、デモンストレーションオペの麻酔科医をさせてほしいと手紙を出すほど日下部を尊敬しており、今回の日下部の凱旋にも興奮していた。

日下部の手術は成功率100%を誇っていたが、それにはカラクリがあると、晶(岸部一徳)の耳には噂が届いていた。

海老名(遠藤憲一)は、日下部と同期で、再会を祝って二人で飲む。その際、日下部が、以前未知子に会ったことがあると言い出した。

日下部がオペをするために選んだのは、食道ガンで入院している五味一郎(大河内浩)だった。もっとも難易度が高い最新の術式で、みんなが見守る中、公開手術が行われた。
そのオペに城之内も参加していた。

完璧なオペにみんなが魅了されていた。未知子は、食堂で食事をしながらオペの様子を見ていた。完璧に問題なく進んでいるように見えたオペの途中、城之内は日下部のわずかな動きに違和感を覚える。

無事手術は終了ということで、大喜びした蛭間たち。その晩、蛭間は、海老名と近藤(藤木直人)を連れ、日下部と食事に出かけた。

食事の途中に、五味の容態が急変したと城之内から連絡を受けた日下部は、術後にはよくあることだと言うだけで、何もしようとはしなかった。その後も回復しない五味を心配した城之内は、未知子に連絡をする。その時、オペ中に感じた違和感についても話をした。

連絡を受けた未知子はすぐに病院へかけつけ、オペの動画を見直した。そこで未知子は何かに気づき、次の日の検査でわかるという。

翌日、帰国する前の日下部を訪れた城之内は、五味の再手術をしたいから検査結果によっては帰国を延期して欲しいと頼んだ。だが、自分は完璧だった、失敗はありえないと取り合わなかった。

検査も終わり、縫合不全による縦隔炎を起こしていると城之内が蛭間に告げる。縫合は完璧だったと主張する海老名や近藤に、確かに縫合は完璧だったが、血流障害による胃管壊死だと、未知子が検査結果を見せた。

すぐに再手術をしないと五味が亡くなると言う未知子に、すぐに再手術なんてしたら日下部のオペが失敗だったということになり、蛭間の名前に傷がつくと怒り出す烏丸(笹野高史)。蛭間が烏丸をなだめ、再手術をするなら頃合を見てやろうと言うが、未知子は死んでもいいのかと蛭間に聞く。

その時海老名が、条件付で未知子に再手術をさせてはどうかと言い出した。
蛭間が再手術をしたことにする。そうすれば蛭間が、神の手を上回る神の手ということになると海老名は言う。

海老名は日下部に、再手術をすることになったと電話を入れた。

そして未知子による再手術が始まった。その様子を蛭間たちが見守っていると日下部が慌てて戻ってきた。

通常なら、二度に分けて行う手術を未知子が一度にやっているのを見て、どうしてそんなことが出来るんだと日下部が悔しがる。

未知子の見事なオペに、蛭間たちも拍手を送った。
「君の立場を悪くすることはしませんから」
蛭間は日下部にそう言って戻っていった。

屋上でガムシロを飲んでいる未知子のところに、日下部がやってきて、オペを褒め、「失敗しないので」のフレーズを使ってもいいと言うが、「まだそんなこと言ってんの?!失敗したくせに。」と未知子に言われてしまう。

日下部は、自分の手術は完璧だったというが、患者が治らなきゃ意味がない、それを失敗だと言ってるんだと未知子は言う。

縫合不全の原因は再建胃管の血流障害だとわかっていたのに、失敗するのが怖くてあえてそれに触れなかったのだろうと未知子は日下部に言った。

手術の成功率100%には、最初から失敗しそうなことには手を出さないというカラクリがあったと未知子は指摘し、迷惑するから「失敗しないので」のフレーズを二度と使わないでと日下部に伝えた。

帰ろうとした未知子を引きとめ、日下部もさじを投げた、ガンに侵され死を待つだけの患者を、ある外科医が完全切除し完治させたという話をした。

4年前のことだ。「そいつの名前はドクターX。君だね?」日下部がそういうと、「なんのことかわかりません」と未知子は誤魔化し去っていった。

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レビュー(感想)

今回面白かったです!未知子こそ、ゴッドハンドじゃないですか!!!「失敗しない医者なんていない。私以外」っていいですねえ~♪カッコ良すぎる!

でもあの日下部って医者は、パフォーマンスがうまいってだけじゃないですか。手先は器用なんでしょうが、自分を天才だと思わせることが得意ってことでしょ。

別にゴッドハンドでもなんでもなくてびっくりです。まさかそんないい加減なカラクリとは思いもしませんでした。失敗しそうなことはしないから成功率100%なんて、そんなんでゴッドハンドだと呼ばれる意味がわからないですが。

城之内と未知子のコンビ、やっぱりいいですね。ますます名コンビになってきてる~!

スカーッとしたなあ♪院内のドロドロした人間関係描くより、こういうのばっかりやってほしい!これなら来週も楽しみです☆

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