Doctor-X 外科医・大門未知子 あらすじ・レビュー(第4話)テレビ朝日系列11月7日放送


【第4話】
ネタバレ注意

第4話 あらすじ 11月7日 午後9時~放送(テレビ朝日系)

銀座の人気クラブ『中園』のママ・四条留美子(釈由美子)が、外科統括部長の蛭間(西田敏行)を訪ねて帝都医大にやってきた。留美子は、政財界、芸能界、スポーツ界、医学会に太いパイプを持ち、銀座の女帝と呼ばれていて、蛭間を統括部長に押し上げた陰の立役者だった。

蛭間から呼ばれた海老名(遠藤憲一)は、留美子の検査結果を見せられた。ステージ4のすい臓がんだった。その結果を見た海老名は、外科的な手術は出来ないと言う。蛭間は化学療法を薦めるが、留美子は手術して欲しいと懇願する。

もし手術しなければ、黒い手帳に書かれた蛭間の黒い秘密を世間にバラすと言い、「私が死ねば、医者としてのあなたも死ぬ」と脅した。

医局を尋ねた留美子が医局員たちに挨拶している間に、留美子のレントゲンを見た未知子が「私に切らせて」と言うが、留美子はそれには答えず、医者より稼げると言って未知子をホステスにスカウトする。

仕事を終えて帰宅した未知子から話を聞いた晶(岸部一徳)は留美子に営業の電話をかける。すると、話している途中に留美子が苦しみだして倒れてしまう。

蛭間は海老名を呼び出し、学会には近藤を連れて行くと告げ、「僕の命を君に預ける」と海老名に言う。近藤の論文を評価してのことではなく、留美子の手帳を気にしての発言だった。学会に同行するより重要な仕事だと言われた海老名はそれを重く受け止めた。

留美子の下へ慌ててかけつけた未知子は心臓マッサージを繰り返す。未知子の適切な処置のおかげで、後遺症は残らず済んだ。

処置を終えた未知子が自分に切らせてくれと海老名に言うが、関わるなと言われてしまう。
海老名は蛭間に報告の電話をすると「余計なことしてくれるな、大門は・・。」と怒りを露にする。

近藤は夕食に誘われて蛭間の自宅に来ていた。目的は娘の裕華子(藤岡沙也香)と会わせることだった。

裕華子と二人きりになった近藤は「私が欲しかったらパパより上に行かなきゃダメよ」と言われる。

目を覚ました留美子に、海老名が病状を説明した。留美子は、手術をして欲しいと海老名に懇願し、もし手術が成功したら蛭間の秘密がつまった手帳をあげると言い出した。あの手帳があれば、蛭間を失脚させ、海老名が外科統括部長になることも可能だと留美子は言う。

術前カンファレンスで留美子の病状について話し合われた。手術は出来ないと海老名は言うが、未知子は自分になら出来るという。

「助けたらマズイ理由が何かあるんですか?」と発言し、海老名を驚かせる。

傲慢ともいえるその自身の根拠が何なのかわからないが、医者は神じゃないから失敗することだってあると蛭間は言う。また未知子は部屋の外に追い出されてしまった。

大門を留美子に近づかせるな、手術なんて絶対させたらいかんぞと言い残し、蛭間は学会へ出かけて行った。

留美子の部屋を訪ねた未知子が、「切らないと死にしますよ。私に切らせてください」と言うが、フリーランスという肩書きの未知子に命を預けられないと言われる。

留美子のレントゲンを見ている未知子に、本当に手術が出来るのかと海老名が尋ねる。一通り説明したあと「でもこの術式やらないでくださいね。私にしか出来ないので」というと海老名は部屋を出て行った。

留美子の容態が急変したため、みんなで海老名に電話をするが連絡が取れない。
未知子はオペを開始した。
その頃海老名は、真っ暗な蛭間の部屋で、外科統括部長の椅子に座っていた。

オペの途中で留美子の血圧が下がり処置をしている時、海老名が入ってきてオペに参加した。
そして無事手術は成功した。

そのことを電話で蛭間に報告した海老名は、あれだけ大門を近づけるなと言っておいただろう!と激怒されてしまう。
蛭間が海老名に激怒しているところを目にした近藤は一人ニヤけていた。

留美子は、手術が成功したのは自分の運がよかったからだと言い、未知子に黒い手帳を渡した。「人間はいつか権力や地位が欲しくなるときがくる。その時あなたがそれをどう使うか見ものだわ。」そう言われ手渡された手帳をもらって未知子は部屋を出て行った。

未知子が部屋を出て行ったあと、留美子は静かに涙を流しながら「ありがとう」と呟いた。

未知子はもらったその黒い手帳を廊下のゴミ箱に捨てた。

海老名が血相を変えて医局にやってきた。未知子に手帳のありかを聞く。捨てたというと取り乱し、ゴミ箱をあさってその黒い手帳を見つけた。

黒い手帳を手に入れた海老名に「やっぱりそういうことね」と未知子はいった。留美子の容態が急変して見に行った時、それほどひどい不整脈ではなかったという。

未知子に手術をさせるために、留美子にわざとボタンを押させたのだろうと未知子は言った。手術をしたら手帳をもらえるという話になっていたのだろうと未知子が指摘すると、海老名はそれを否定した。

学会から帰ってきた蛭間は、海老名と未知子を呼びつけ、何で手術をしたのかと怒鳴りつけた。
海老名は「全てはこれのためです」と言うと黒い手帳を見せた。

自分を裏切ったと思った蛭間は海老名を罵倒する。すると海老名はいきなりその中身を1枚1枚丸めて食べだした。全てを飲み込んだ時、蛭間は海老名を抱きしめた。

その一部始終を見ていた未知子は呆れて、「時代劇?!」と呟いた。
近藤は海老名と蛭間を見て苦い顔をしていた。

「出世の手伝いはしないんじゃなかったんですか?」
近藤は未知子にそう聞いた。

「オペは趣味なので」そう答えた未知子に、「今度からは俺につきませんか?」と近藤は言うが断られる。

蛭間のところに晶が請求書とメロンを持ってやってきた。500万という請求金額を見た蛭間は高すぎるというが、それには手帳の代金も含まれていると晶はにやけた。

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レビュー(感想)

今回も手術は成功しましたが、内容的には気持ちが悪かったですね。自分の地位を守るために助けないようにするとか、手帳の中身を食べちゃうとか・・。なんかそこまでくると、ちょっと引きます・・。大学病院とかって、本当にあんななのでしょうか?!とても信じられないんですけど。

もし海老名があの手帳を使って蛭間を外科統括部長の椅子から引きずりおろしていたら、近藤もとっても困ったでしょうね。近藤の場合、蛭間がいてこそですからね。だから長い目で見たら、海老名に感謝すべきかもしれませんね。蛭間の娘もなんだかすごそうですし、性格良さそうな人は出てこないんですね・・。

病院内のドロドロしているところはあまりほしくありませんので、ただただスカッとするドラマをお願いします。

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