ダンダリン 労働基準監督官 あらすじ・レビュー(第10話)日本テレビ系列12月4日放送


【第10話】
ネタバレ注意

第10話 あらすじ 12月4日 午後10時~放送

凛(竹内結子)のもとに届いた手紙に、「大切なモノが踏みにじられる痛みを知れ」というメッセージと共に南三条(松阪桃李)の写真が入っていたことで、凛は密かに南三条を心配していた。

監督署にオンラインゲーム会社「アプリドリーム」に勤務する美月(石橋杏奈)がやってきた。55時間したはずの残業が20時間分しかついていなかったという。

凛は南三条と一緒に「アプリドーム」へ向かう。定期検査だと言い確認させてもらうが、勤務時間の管理方法に問題はなかった。美月の退社時間の内偵を美月には内緒ですることになった。
内偵をしている凛たちは、誰かに見張られていた。

内偵3日目。張り込みをしている凛たちの車に、南三条の母、恭子(石野真子)がアンパンの差し入れを持ってやってくる。

そこに胡桃沢(風間俊介)から「アプリドリーム」の西東京ルームについて話したいことがあるから凛と二人で会いたいと電話がかかってくる。張り込みを南三条に任せて凛は胡桃沢の下へ向かった。

凛と一緒に車を降りた恭子に手を握られ、息子をお願いしますと言われる凛。凛と一緒に仕事をするようになって南三条が前向きになって大きく変わったのだと感謝された。

南三条は10時13分に美月が退社するのを見届けた。凛に退社時間の報告のメールをした。
その頃凛は、胡桃沢に会っていた。今週からアプリドリームの担当になったというが、凛に話があるというのはウソだった。

一度二人で話してみたかっただけだと言われた凛はさっさと店を出た。南三条のメールには、このまま自分も帰ると書かれていた。

南三条が帰ろうとしていると、車に美月が乗ってきた。南三条が張り込みをしていることを胡桃沢から聞いたという美月は、困っていることがある。会社の近くだとまずいから、車を出してくれないかと言い出し、南三条は仕方なく車を発進させた。

翌朝、土手山(北村一輝)は、家族旅行へ行くことになったと嬉しそうに温田(水橋研二)に話していた。田中(大倉孝二)にも話そうとするが、先に瑠璃子(トリンドル玲奈)とラーメン屋へ行ったことを報告される。

ラーメンに行ったあと告白をし、OKをもらったと聞いた土手山と温田は一緒に大喜びするが、「お友達からならいいですよ」と言われただけだとわかり、それじゃ今までと変わらないとしらける二人。

土手山が、出勤してきた凛にも家族旅行の話をしようとした時、ものすごく暗い表情の真鍋(佐野史郎)が入ってきて、土手山と凛に署長室へ来るよう伝えた。

署長室で、南三条が女性に対する暴行未遂容疑で逮捕されたと聞かされる。被害届を出したのは美月だという。ラブホテルへ無理やり連れて行こうとして嫌がられているところを、警邏中の警官に目撃されたという。

それを聞いた凛は、南三条がそんなことをするとは思えないと言うと、みんなもそれに納得した。

南三条が凛にメールを送った直後、美月が車に乗り込んできた。車を出して欲しいと言われて仕方なく出し、美月の誘導どおりに車を走らせているとラブホテルの目の前で急に「止めてください!」と言われたため停車した。

すると「キャー!」と叫びながら美月が外へ降り、そこに偶然通りかかった警官に「あの人が私を襲おうとしたんです」と言ったという。

それを聞いた田中や瑠璃子たちは、何か恨まれてたのではないかと推測した。48時間経てば南三条が送検されてしまうと心配するみんなに、無実なら大丈夫と凛は言う。

そんな凛に、冤罪は怖いとみんな口々に言う。「南三条くんはいわばパートナーだろ?なぜそんなに落ち着いていられるんだ?」と真鍋が言うと「だからです!南三条さんは、そういう犯罪はぜっっったいにしません!!だから真鍋署長から、西東京警察の署長さんにガツンと言ってくれたら済む話なのでは?」と言った。

凛は、内偵中から、美月や「アプリドリーム」に違和感を感じていたと言い、会社へと向かった。指導係として田中が同行した。

美月のここ3日間の残業記録を見てみたが、凛たちが控えていた通りの時間だった。凛たちが帰ろうとした時、美月の同僚から、美月がコネ入社だと聞かされた。飯野社長に呼ばれてよくいなくなることから、コネ入社か愛人ではないかと噂されているのだという。

しかも美月は普段、全く残業もしないという。ここ3日間だけはなぜか残業をしていたけれど、いつもは定時で帰ると不満をもらしていた。

それを聞いた凛は、ほかの社員の勤務時間の聞き取り調査をするよう田中に指示し、自分は本社へと向かった。

真鍋と土手山はただただ途方にくれていた。

「アプリドリーム」の本社を訪ねた凛は、受付で名乗ってもいないのに段田様ですねと言われ中に通された。

そこにいたのは胡桃沢だった。南三条が逮捕されたことも知っていたため、胡桃沢が何かしようとしているのではないかと凛は感じる。そんな凛に「あなた、死んでください」と胡桃沢は言った。

相葉(賀来千香子)が岸本という人の墓参りに行った帰りに御子柴(柄本明)に声をかけられる。

岸本という人とは会ったことはないというが、一度くらいは花を手向けようと思ったと言い、「私の計画を知ったら喜んでくれるでしょうし」と言った。それを聞いた相葉がどういうことかと尋ねると、「段田凛に苦しめられたもの同士ということです。」と御子柴は言う。

岸本は相葉がとても可愛がっていた後輩の社会保険労務士だった。今でも彼の死は悔しいし、凛に対して憎しみが全くないかといえばウソになるという相葉の言葉を聞き「相葉先生も私と手を組みませんか?」と御子柴はニヤけた。

胡桃沢は、自分の仕事の邪魔ばかりすると凛を責めたが、法律はルールです。抜け道を作るのが社会保険労務士ではない。社会保険労務士として間違っていると指摘され、その正義感がウザイと興奮する胡桃沢。

南三条が送検されるまでに退職願を出せば、美月に被害届を取り下げさせると胡桃沢は言った。
飯野社長から預かったという封筒を渡し、胡桃沢は帰って行った。

凛がそれを見ると、先日とどいたものと同じメッセージ、そして南三条と美月が一緒に写っている写真、もう一つの写真にはビルが写っていた。

凛が土手山から呼び出されたところはカラオケだった。真鍋が警察署長に、被害届を出してすぐ姿をくらました美月の捜査をしてもらうことを要請したという。

田中と瑠璃子は、美月が自ら南三条の車に乗り込んだところを見ていた人がいないか、目撃者探しをし、土手山は強力な弁護士を紹介することになった。

凛は、今回のことをまだ本省に報告していないという真鍋に、署長にとってはリスキーすぎると言うが、万が一の時どうなるかくらいはわかっている。いざという時は部下の代わりに責任をとるのが仕事だと言った。

それを聞いた凛は、今回の事件は自分のせいかもしれませんと言い残し部屋を出た。

凛は、岸本が自ら飛び降りたビルに向かった。その屋上に上がった凛を待っていたのは御子柴だった。ブラック企業の社長だった御子柴は、凛のせいで会社が潰れたとずっと恨んでいたのだ。婿入りだったため、離婚され家族も失った。

今は「アプリドリーム」の社長になっていた。飯野社長は、御子柴だったのだ。凛に復讐するために頑張ってきたと言う。

なぜ無関係の南三条を罠にはめたのかと聞く凛に、「無関係だから」と答えた。
無関係の人間が傷つくほうが痛みが効果的だろうという。

凛は南三条に面会に行った。真っ先に凛のことを心配する南三条を見て、今回のことは自分を恨んでいる人間が復讐のためにやったことだと告げる。

それを聞いて「だったら何も屈することはないですよ。僕は無実だし、段田さんは正しいことをやってきただけなのだから」と南三条は言うが、凛は、苦しいと訴えた。

自分のせいで苦しむ人がいること。会社は潰れてもまた作ればいいが、人は死んだら戻らない。

自分が監督官をしていく中で死んだことがある人がいるというのが辛いと涙しながら訴え、監督官を辞めると南三条に告げた。

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レビュー(感想)

胡桃沢がバカ過ぎて話しになりません。もちろん、あの飯野って社長も馬鹿すぎる。恨むなら、監督署から突っ込まれるようなことをし続けた自分を恨めばいいのに。根本的にバカはいつまで経ってもバカなんでしょう。

胡桃沢もつまらない嫉妬で資格剥奪されてしまいますね。当然でしょう。冤罪を作ったのですから…。これもまた自業自得。

胡桃沢の場合、ただ単なる力不足。仕事が出来ないクンだっただけです。自分のことを過大評価しすぎてたんですね。全く能力がないのに。だから、自分の仕事をしただけの凛に簡単にやられたっていう、ただそれだけの話。

それが悔しかったら、仕事が出来る男になればいいだけの話。努力をせずに人を妬んで恨んであんなことするなんて、もう同情の余地は全くなし!
能力がないやつほど、逆恨みするんです。

あの二人が逮捕されるところが早く見たい。ただそれだけです。

そして、今度は南三条が凛を思いとどまらせる番です!

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