ダンダリン 労働基準監督官 あらすじ・レビュー(第9話)日本テレビ系列11月27日放送


【第9話】
ネタバレ注意

第9話 あらすじ 11月27日 午後10時~放送

休暇を取っていた南三条(松坂桃李)が吹っ切れた様子で職場に復帰した。南三条は以前よりたくましくなっていて、再びダンダ化していた。

何日も休んだことを謝罪された土手山(北村一輝)は、年休は職員の正当な権利だと言った。凛(竹内結子)にも謝罪をする南三条。すると土手山の物まねで返した。本当は一番心配していたのに素直じゃないと瑠璃子(トリンドル玲奈)たちは言う。

署長の真鍋(佐野史郎)に呼ばれた土手山は、昇進の話を打ち明けられる。次長に土手山を推薦したという。転勤をしなければならないということで素直に喜べない。

監督課に、土手山の息子、雄一(渡辺哲史)がやってきた。母のみどり(西田尚美)が社長に騙されて給料を減らされたという。

みどりはほかの社員から、給料が増えると言われたから契約変更したのにと責められていた。自分も社長に騙されたんだと主張するが、社長のオープンカーで送ってもらったりしていたじゃないかと言われ、社長とグルだったのではないかと疑われる。

みどりの勤めるホテルへ行こうとする凛に、家族のことに首を突っ込むなと言う土手山だが、結局凛と二人でホテルへ行き、社長の梶川(松田悟志)に直接事情を聞くことになった。派遣社員の雇用体制について尋ねると、派遣会社との契約が終了したあと、個人的に契約をしたという。

そうするようアドバイスしたのは胡桃沢(風間俊介)だった。胡桃沢は、この仕事をきっかけに、ほかのホテルにも自分を売り込むつもりだった。

契約書を見せてもらったところ、個人事業主として契約されていた。派遣社員と個人事業主の違いをみどりはわかっていなかったのだ。梶川から、直接契約すれば、派遣会社に払っていたマージンを上乗せできると言われ、単純に給料が増えると思っていた。

請負契約者として契約をすると、個人事業主になり、残業代も有給もつかない。休日を取ると取った分だけ収入が減るのだ。しかも交通費や税金も自分で支払わなければならなくなり、手取りは減ってしまう。

みどりは、今までと変わらず9時~17時まで働いているというが、個人事業主は労働者ではないと凛から指摘される。であるため、土手山たち監督官は動くことが出来ない。

何とかしてよとみどりに言われ、困惑する土手山。凛が、契約書の内容も把握せず契約を交わし、自分がどういう状況で働いているのかも理解出来ていなかったみどりを責めたため、みどりは泣き出した。

その帰り道、どうすることも出来ないと落ち込む土手山に、「監督官は働く人の味方だと言っていた課長を頼ってきたんですよね。」そういうと、みどりも確かにいけないが、一番いけないのは無知に付け込んだ経営者だと凛は言う。

土手山の落ち込み振りをみんな気味悪がっていた。凛に事情を聞いたみんなは、何とか監督官として動ける方法はないものかと考える。すると凛が方法があると言う。そこで土手山のためにみんなで一肌脱ぐことになり、凛の作戦を実行することになった。

全員で土手山を飲みに連れ出した。そこでみんなが、悪徳社長を懲らしめると伝えた。それでも土手山は合法だから無理だという。9時から17時までちゃんと働いていたというみどりの言葉を聞いて、証拠がないという土手山は言うが、証拠がないなら作ればいいと凛は言う。

土手山はその方法を教えて欲しいと頭を下げた。

真鍋に、ホテル梶山が法律違反をしている可能性があるため、調査をしたいから日曜日に休日出勤したいという。

労働者の無知に付け込む悪徳社長だといい、凛の考える瀬戸際戦術には人手が必要なため、真鍋のことも誘った。

土手山はホテルへ行き、みどりと同じように契約を変更してしまった職員たちに協力を申し出ていた。みどりが自分たちを騙したといわれた土手山は、みどりはそういうことが出来る人間じゃないんですと必死で説明した。

それをみどりはドアの外で聞いていた。責任は全部土手山が取るということで納得してもらえた。

胡桃沢たちと食事をしていた梶川の携帯に電話が入る。ホテルが大変なことになっていると言われた梶川が慌ててホテルへ戻ると、清掃スタッフはいつもと同じ時間に出勤したが、スタッフルームから出てこないと聞かされる。そのため、部屋は荒れ放題だった。

スタッフルームに向かった梶川は、契約不履行で訴えてやると叫んだ。するとドアが開いた。中に入ると、そこには土手山たちもいた。

契約書には午後3時までに30室の清掃を済ませるように書いてあると指摘し、朝の8時から一人で働こうが、友人に頼んで手伝ってもらおうが、個人事業主の自由だと土手山は言った。終わりさえすれば10分前にきても問題はないのではないかという。

今までどおり、9時から17時の間は働くよう梶川は言う。もし2時間しか働かないなら給料をカットするといった梶川のその言葉を聞いた真鍋たちからは思わず笑みがこぼれた。

今の言葉は契約違反だと責めた。成果があるのに報酬を支払わなければ契約違反だと言い、個人事業主として契約した場合、梶川に労働基準法上の指揮命令権はないのだと指摘。

人件費を浮かせるために労働者を騙し、請負契約を結び、自分の都合のいいように働かせることは労働基準法違反に繋がると言った。

これからは、彼女たちが働きたい時にきて働くことになると土手山が言うとそれは困ると梶川は言う。それならば、個人事業主としての契約ではなく、ホテルと直接契約にして給料を支払うよう凛が言った。

みどりも、残業代も有給ももらうと伝え、梶川はそれを了承した。解決したことで、凛たちは清掃を始めた。

みどりと一緒に清掃していた凛は、土手山が転勤する可能性があることを伝えた。

土手山は南三条に、お父さんに子供が幻滅する気持ちは分かるが、きっとお父さんも子供のことを思い、カッコいいお父さんになろうとあがいたんだと思うと言うと、墓参りへ行くようにすすめた。

それを聞いた南三条も、いつまでも意地を張っていても仕方ないからと、墓参りへ行くことを了承した。

清掃を終えて帰ろうとした凛たちに、みんな頭を下げ、仕事仲間はみどりに謝罪した。

土手山が自宅へ戻ると、みどりと雄一が待っていた。一緒に鍋をしようと言われ土手山は喜ぶ。転勤のことを聞かれた土手山は、どうでもいいと言い、昔の自分だったらもっと喜んでいたかもしれない。

それが家族のためだと思っていたからと話した。それを聞いたみどりは土手山の手を握り、雄一ももう片方の手を握った。土手山はそれに涙し喜んだ。

相葉(賀来千香子)に段田凛についてというファイルがメールで届く。開いてみると凛の写真だった。そのあとすぐに非通知で電話がかかってくる。

今までにも何度か凛の写真を送ったと言われた相葉は、知らない人からのメールは開かないことにしているので意味がわからないと答えた上で用件を聞く。するとその男は「わかってらっしゃるくせに。あなたの無念も私が晴らしましょう。見ていてください」そういうと電話を切った。

南三条を胡桃沢が待ち伏せしていた。ホテル梶川の担当も首になったと南三条につかみかかる。その時初めて、胡桃沢が梶川にやらせたことだったと知った南三条。あんなやり方をしていてはだめだとアドバイスするが、何で自分の邪魔ばかりするんだと文句を言われる。

それに対して、邪魔をしているつもりはない。仕事をしているだけだと答える南三条に、凛にとって一番大事なものはなんだと胡桃沢は聞いた。監督官としての仕事が一番大事なんだと思うと南三条は答え帰っていく。

南三条が帰ったあと、「あなたの味方になりたいと思っている」という男が近づいてきた。世界で一番、段田凛を殺したいと思っているという。

自宅に凛が帰ると、ドアに手紙が挟まっていた。それには、「ようやく準備が整ったよ」「大切なモノが踏みにじられる痛みを知れ」と書かれたカードと一緒に南三条と凛が二人で写っている写真が同封されていた。その写真を見て驚く凛。

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レビュー(感想)

南三条は、すっかり元気になって安心しました。今回は、全員で協力して土手山課長の元奥さんを助けるっていう内容でしたが、なんだかスカッとしました。さすが凛!!!
土手山課長も元奥さんといいカンジに戻れたし、めでたし♪めでたし♪

ただ、胡桃沢は勝手に拗ねて逆恨みしてきそうな感じですね。嫌な男だ。

相葉のところへも変な電話がかかってきていたし、凛が危険で心配です。凛だけじゃなく南三条も危険ですよね。ヤバイヤバイ!

来週はなんだか大変なことに巻き込まれそうです。見逃せません。

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