ダンダリン 労働基準監督官 あらすじ・レビュー(第4話)日本テレビ系列10月23日放送


【第4話】
ネタバレ注意

第4話 あらすじ 10月23日 午後10時~放送

朝から機嫌の悪い課長の土手山(北村一輝)に凛(竹内結子)と南三条(松坂桃李)が文句を言われていた。「全て俺の許可をもらってからにしろ。」と注意される。

スポーツ用品メーカーの「大鷹スポーツは」業績不振のために、数名の学生に内定取消しを通知した。そのことを知った社会保険労務士の胡桃沢(風間俊介)は、そんなことをしたら法律違反になると指摘し、内定者が自らやめるようにすればいいとアドバイスをした。

数日後、凛と南三条は、大鷹スポーツの内定者研修中の佑美(志田未来)たちが、ある店の前で叱られているのを偶然目撃する。1日30件の店の前で歌を歌い、元気付けるというのが研修だという佑美に、店主はこの辺のものがみんな迷惑をしていると抗議。

彼女たちは、学生でありながらノルマを課せられ、内定を取り消された者もいると知った凛は「内定切り」の疑いがあると課長の土手山に報告した。
だが土手山は、息子の運動会に来るなと元妻に言われたことで大変機嫌が悪かった。凛が何を言っても「ダメだ」の一点張り。

それを見ていた、田中(大倉孝二)、温田(水橋研二)、瑠璃子(トリンドル玲奈)の3人は、凛を呼び出しアドバイスをした。土手山は気分にムラがあるため、まずは機嫌をとることを覚えたほうがいいと言う。すると南三条はみんなに手本を見せるよう言う。

そこで田中と温田は、土手山の機嫌を取ろうと運動会の話を持ち出す。だが、それで土手山の機嫌は余計に悪くなった。そこで瑠璃子は、ブラック企業を摘発すればすっきりすると、大鷹スポーツの書類を渡す。すると土手山自ら会社に乗り込むこととなった。

土手山と凛と南三条が大鷹スポーツを訪れた際、胡桃沢に出くわす。研修のことを聞かれた胡桃沢は、研修がイヤでやめるような人間は就職してすぐにやめる可能性があると主張。凛は土手山からついてくるなと言われ、意外にもすんなりそれを受け入れた。
結局土手山たちは何も得られなかった。胡桃沢がこと細かく指導をしていたのだ。

その頃凛は、佑美を公園に呼び出し話を聞いていた。そして内定切りを確信する。

佑美は人事課長に呼び出された。労働基準監督署に研修内容を話したことで、会社の重要なことをもらすような人間に商品開発はさせられないといわれてしまう。

商品開発部で、シューズを開発するのが佑美の夢だった。陸上競技をしていた佑美はオリンピックを目指していたが靭帯を痛めてそれは叶わぬ夢となった。今度は自分がスポーツをする人をシューズを作ることで応援したいと思っていたのだ。だがそれも叶わない夢となり落ち込む。

ある日、土手山が課のみんなを飲みに誘うが、田中は署長の真鍋(佐野史郎)からこの前お見合いした相手との結納の件について話し合おうと誘われており、瑠璃子は合コン、凛は家に帰って大鷹スポーツの対策を考えると断られる。南三条は凛の監視役なので一緒に帰らなくてはいけないと言い、残された温田が付き合うことになる。

凛と南三条が一緒に帰っていると、大声で歌を歌う佑美を見かけ声をかけた。まだ研修が3日残っているのでやりきらないと・・と言う佑美。労働基準監督署の人間に話をしてしまったことが原因で、希望していた商品開発部には配属できないと言われたことなどを話す。

夢がかなわないのは残念だが、4年生大学を出た女子にとって就職はとても厳しいものであり、実家も裕福ではないので就職浪人するわけにもいかず、家族からも就職したら家にお金を入れるように言われているので、会社をやめるわけにはいかないと言う。そして凛に、もう放っておいてくださいと言った。

その日の夜、酔っ払った土手山は温田を連れ、南三条の家に押しかける。温田は南三条の母親、恭子(石野真子)に何度も頭を下げるが、南三条が入浴中だと聞いた土手山は風呂場にまで乱入した。

その頃、署長と飲んでいた田中は元気がなかった。それを見た署長は「君は小宮くんのことが好きなんだろう?」と話し出した。慌てる田中に、「レベル1がレベル50に向かっていくようなものだ。諦めたほうがいい。もっと大人になれ」と言われる。

翌日、凛は相葉社労士事務所の相葉博美(賀来千香子)を訪ねた。仕事となると課長の了解が必要になるので、偶然会ったことにしてほしいと前置きし、大鷹スポーツへの指示は、相葉社労士事務所として行ったことなのか、それとも胡桃沢の独断だったのかを質問した。

そこで「社会にとって、企業と労働者とどちらが大事だと思うか」と聞かれた凛は「法の下には皆平等ですからどちらが上とか下とかありません。」と答える。相葉は、社会にとっては企業が大事。企業があるから雇用が生まれると話す。「潰れる企業は社長が悪い」と凛は話すが、相葉は「あなたのその正義感素晴らしいわね」と嫌味を言い立ち去った。

課は、ピリピリしていた。南三条は昨夜のことをとても怒っており機嫌が悪く、田中は署長に言われたことで落ち込んでおり、凛もイライラしていた。
そこにやってきた土手山は南三条に詫びる。すると「母からです」と熊のぬいぐるみを渡された。おなかの部分に気分が落ち着くポプラがたくさん入っていると言われ何も言えなくなる土手山。

その後会議が行われ、そこで凛が大鷹スポーツの再調査をしたいと申し出る。佑美が労働基準監督署の人間に研修の話しをしたために、希望の部署につかせてもらえないと言われたことを持ち出し、「こんなことを許していたら、誰も労働監督署を頼れなくなる」と主張した。

胡桃沢から指示されている会社に認めさせるには、証拠をとることが必要だとし、今年の研修と今までの研修が違うという供述証拠を取ると言い出した。会社の社員が本当のことを話すわけがないと土手山は反対するが凛は、現社員ではなく、元社員に話しを聞けばいいという。大

変だからダメだと土手山は言うが、田中が突然、「夢を諦めたくない。諦めるならあたってくだけたい。」と泣き出した。それを聞いた署長は、やるんだったら通常業務に支障が出ないようにやれといい出て行く。

結局再調査することになり、手分けして元社員からの証言を集めた。

大鷹スポーツに呼び出され、そのことを聞かされた胡桃沢は、労働基準監督署がそこまでするということに驚いていた。
そこであるシナリオを作った。
社長は何も聞かされていなかった。人事課長が勝手に気を回しやったこと。それを知った社長は内定者に謝罪をする。そのことを新聞にも美談として書いてもらいましょうと指示した。人事課長は仕方なくそれを承諾した。

土手山、凛、南三条の3人は大鷹スポーツに呼び出された。部屋に入るとそこには内定者も座っていた。
社長は、胡桃沢から指示されたとおり、内定者に謝罪をし、内定の取消しをされた者も呼び戻し、みんなの希望を聞き配属すると言った。

それが嘘だとわかりながらも、それ以上何も言うことができないでいた。凛はうなりながら「こんな茶番に付き合っていられない」と席を立った。南三条は慌てて凛を追いかけた。
土手山が廊下に出ると、追いかけてきた内定者みんなからお礼を言われ戸惑う。

追いかけてきた南三条に、凛は「悔しくないんですか?労働者を守るのが私たちの仕事だったら、あの人事課長のことも本当は守らなくてはいけないんじゃないんですか。全部をたった一人が押し付けられたんですよ」と悔し涙を流した。

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レビュー(感想)

今週はちょっとモヤモヤしたものが残ってしまいました。胡桃沢いやなやつですね。結局最後は人事部の1人のせいになりました・・。
あの人が告発したら会社はすごいダメージを受けるというのに・・。まあ、あの年齢で会社をやめてまでそんなことしないだろうという判断でしょうが。
なんだか悔しいです。

でも今回のことで、胡桃沢の凛に対しての怒りが増してしまいましたね。変なことに巻き込まれなければいいですけど・・。
南三条さんがそっと凛をサポートするのがなんともいじらしい。南三条さんもマジメでまっすぐな性格ですから、ある程度は凛の気持ちがわかるんでしょうね。
凛が過去に何をしたのか、今週もその内容についてはわかりませんでしたが・・気になります。

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