ダンダリン 労働基準監督官 あらすじ・レビュー(第3話)日本テレビ系列10月16日放送


【第3話】
ネタバレ注意

第3話 あらすじ 10月16日 午後10時~放送

労働基準監督署の課長、土手山(北村一輝)の大学時代、野球部でバッテリーを組んでいた親友、相島(マギー)が経営する工務店の作業現場で、足場を組んでいた作業員が転落する事故が起きた。消防署からの電話を受けた段田凛(竹内結子)から報告を受けた土手山は驚いて一緒に現場へ向かった。

社長の相島は病院に付き添っていったため、不在だったが、社員の話によると、転落した作業員は、風邪気味だったため、貧血でバランスを崩して落ちてしまったのだろうということだった。
凛は、遅れてきた社長の格好を見て違和感を感じた。作業服の下は、ワイシャツにネクタイ、足元は作業靴ではなく、普通の革靴だったからだ。

土手山は話を聞いた後早々に引き上げようとしたが、凛は一つの疑問点を指摘した。それは、落下してから救急車が到着するまでに20分の空白時間があることだった。社長にはすぐに救急車を呼ぶように指示されたが、作業員はみんな気が動転し慌てていたため、誰かが救急車を呼んだだろうと思い込み、電話をするのが遅れたと話した。その話を聞いても凛は納得できずにいた。

署長の真鍋(佐野史郎)が、血相を変えてやってきた。南三条(松坂桃李)が暴力事件を起こしていたことが発覚したためだった。それは先日、凛の残業に南三条が付き合った日の帰り道に起きた。ヤクザが違法な取立てをしているところを目撃した凛が注意をしたところ、相手が凛を脅したため、南三条が先に手を出してしまったということらしい。南三条は何か言い分があるようだったが、それを飲み込み、署長に頭を下げ謝罪した。

相島工務店の現場からの帰り道、凛は、友達だからという理由で手を抜いていないかと土手山に詰め寄る。土手山はその言葉を聞き「3m以内に近づくな!」と激怒する。
そのあとに買った弁当の中身が自分の買ったものと違ったことや、息子に送った誕生日プレゼントのグローブを元妻が送り返してきたことなどが重なり、とても不機嫌な土手山のせいで、職場は険悪なムードに包まれる。

そこに胡桃沢(風間俊介)が相島工務店の書類を持ってきた。その日瑠璃子(トリンドル玲奈)とデートの約束をしていた。その食事に瑠璃子が南三条も誘ったことで、胡桃沢は凛のことも食事に誘う。同僚はみんな凛が断ると思っていたが、相島工務店の話を聞きたかった凛は、食事に行くことにした。その結果、土手山以外の同僚たち全員で食事へ行くことになった。
食事をしているところに、偶然胡桃沢の上司である相葉(賀来千香子)がやってきた。初対面だと思って挨拶をした凛だったが、初対面ではないと相葉に言われ戸惑う。

その頃土手山は相島に会っていた。本来資格を持っているものが現場にいなければいけないことになっているのだが、事故が起きた時、本当はその場にいなかったのではないかと相島に聞いた。だが相島は否定し、間違いなく現場にいたと証言した。うそはついていないなと再度確認する土手山に、相島は頷いた。

次の日の会議で、相島工務店の再調査をしたいと凛が言い出す。土手山は必要ないと言うが、今回は全治三ヶ月のケガで済んだが、このままほうっておいたら次は人が死ぬような事故が起きるかもしれないと凛は主張した。その意見を聞いた瑠璃子は、再調査はしないほうがいいと思うと反論した。今回の事件で相島工務店は十分ダメージを受けている。もし書類送検になったら確実に潰れてしまう。本来、労働監督署は社員を守るためにあるのに、社員は職を失うことになるから、そこまでしなくていいと自分の考えを述べた。それを聞いた田中(大倉孝二)と温田(水橋研二)は瑠璃子の意見に賛成する。

だが、南三条だけは凛の言う通り、再調査をしたほうがいいと言った。南三条の父親も潰れかけた会社の社長をしていたらしく、会社を潰さないためにいろんなところに頭を下げ、そのうちストレスでおかしくなり、酒を呑んで暴れるようになったという。「女、子供に暴力を振るう男は最低です。人としてルールに反してます」と力説した。潰れる会社は潰れればいいと言う。
結果、土手山はもう一日だけ調査をすることを承諾した。

土手山は再び段田と二人で相島工務店を訪れ、個別に話を聞きたいと申し出た。
一通り社員に話を聞き、あとは社長だけとなったその時、全員が全く同じ証言をするのは不自然だと凛が指摘した。人の記憶は曖昧で、通常何人もに事情を聞くと、表現の仕方などが違うのが当たり前だという。だが今回の社員の証言はみんなが同じ表現をしたので、不自然だと言うのだ。
そこに取立て屋がやってきたことで、事故が起きた日、金策のためにサラ金に行っていたのではないかと凛が言い出す。土手山が「そこまでしなければいけないのか」と言うと「はい。私たちは監督官です。法律なんです。」と答えた。それを聞いていた相島は、凛の言う通り、サラ金にお金の工面に行っていて現場にいなかったことを認めた。
その帰り道、「取立て屋を来させたのはあなたですね」と胡桃沢に電話をした。そして今後余計なことをしないでくださいと言い電話を切った。

違反がばれ、書類送検されることになり、破産の手続きをとることになった。相島を心配した土手山が様子を見に行くと、娘とキャッチボールをしている相島を見かける。社員全員をほかの会社に雇ってもらえることになったという電話を受け喜んでいる姿を見た土手山は、声をかけることなく帰っていった。

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レビュー(感想)

今回の凛ちゃんもまたまっすぐでしたね~。本当にまっすぐ!全くもって揺るがないあの信念。すごいです。あそこまで出来る人なかなかいないんじゃないでしょうか。
ある意味あっぱれです。
「う~~~」っていうところもやっぱり可愛い!!
なんだかほのぼのするのは南三条さんですねえ。最初は凛のことをただ煙たがっていただけだったのに、少しずつ変わっていっているのがいいなあ♪
それにしても賀来千香子さん演じる相葉って人は一体なんでしょうか?凛は会ったことがないと思っているのに初対面じゃない?!しかも葬儀で花を投げつけられるあのシーン・・すごく気になります。なんなんでしょうか。相葉がお参りしていたあのお墓は一体誰のお墓・・?!
胡桃沢も、何を考えているのかわからないからちょっと怖いです。
凛の過去に一体何があったのでしょうか。先週の怖いメールと関係しているんでしょうね。

いろいろ気になることがありますね。また来週も観なきゃ!

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