安堂ロイド-あらすじ・レビュー(第4話)TBS系列11月03日放送


【第4話】
ネタバレ注意

第4話 あらすじ 11月03日 午後9時~放送(TBS系)

黎士(木村拓哉)が100年先の誰かとメールのやり取りをしていたことを七瀬(大島優子)から聞かされた麻陽(柴咲コウ)が、自宅のパソコンからメールを開こうとするがパスワードがわからない。ハッキングしてそれを手に入れた七瀬からパスワードを聞いた麻陽は驚く。パスワードは二人の結婚式の予定日だった。

電話を切り「天才、沫嶋黎士が開けてしまったパンドラの箱・・」と呟いた七瀬の目の前に現れた謎の美少女(桐谷美鈴)。

「そう。危険を感じてそれを慌てて閉じようとしたけど、2113年から11体の警察アンドロイドがプリントアウトされてしまった」そう言うと、今まで死んでいったアンドロイドの写真を七瀬に見せた。

七瀬が、その美少女にアンドロイドなのかと質問するが、「こんな可愛いアンドロイドがいるはずないでしょ」と言われる。一体何をしにきたのかと質問すると、「もう一回パンドラの箱を開けてみたくなっただけ」と言い、歴史が変わる、未来の全てを手に入れることが出来るよと七瀬に持ちかけた。

麻陽とロイド(木村拓哉)の周辺を嗅ぎ回っていた刑事の葦母(遠藤憲一)のところに、刑務所から出所した顔見知りのテロリスト・川島(津村知与支)がやってきた。

二人で食事に出かけたが、その途中の川に葦母は突き落とされ、爆弾をその川に投げ込まれた。川島だと思っていたその人間はアンドロイドだった。

麻陽(柴咲コウ)が朝食を作っている時、黎士(木村拓哉)の親友で同じく次元物理学者の桐生貴志(藤本隆宏)がアメリカで行方不明になっているというニュースを耳にする。

桐生も黎士と同じく殺されたのではないかと心配していると、そこに行方不明のはずの桐生がやってくる。麻陽は、黎士ではないことを気づかれるのではないかと心配するが、記憶喪失だという黎士の話しを信用している様子だった。

桐生は大きな肉の塊を持ってきていた。学生時代貧乏だった黎士と桐生は、いつか本物の肉を食べることを夢見ていた。塊のまま肉を焼き、それを黎士に勧める。麻陽が心配する中、黎士はその肉の塊にかぶりつき、うまいと言った。

それを聞いた麻陽が、味がわかるのかと聞くと、味の分かるソフトがインストールされているとロイドが答えた。

桐生が家を出て行くとき、ロイドが送っていった。ロイドから会社へ行くように言われた麻陽だが、二人のことが心配で大学までついていってしまう。

黎士のパソコンに残されたメールを見た桐生は、100年先とやり取りできるようになったことは知っていたが、何と書かれているのかまではわからないという。

会社へ着いた麻陽は、黎士が本物なのかどうかと星(桐谷健太)に聞かれる。「当たり前じゃない」と言う麻陽だが、星は信じていなかった。

仕事を終え自宅に戻った麻陽は、ロイドの過去について質問した。人を簡単に殺すロイドが怖いこと。一緒に暮らす以上知っておきたいというがロイドは話さない。

いつもうなされてるのはその時のこと?と聞くが答えない。なぜ記憶を消さないのかと麻陽が質問すると、記憶を消した仲間もいるがそれは無責任だとロイドは答えた。

それを聞いた麻陽は、黎士の記憶がなければこんなに苦しまなくて済むから、記憶を消したいと思うことがあると言った。「忘れたいのか?」とロイドに聞かれ、わからないと言い部屋を出て行った。

そんな麻陽に電話が入る。黎士と一緒に選びに行った指輪が完成したという電話だった。その頃のことを思い出した麻陽は、思い出すのが辛いから処分してくれと言い電話を切った。

麻陽の部屋にいるロイドのところへサプリがやってきた。「そんなにイヤなら殺しあわなければいいじゃん」と言われたロイド。

心はないと答えるロイドに、感情が芽生えつつあるとサプリは指摘した。高度な人工知能を持っているとプログラムなどなくても感情を持つことがあるという。

その後サプリは、葦母の病室へ行き、点滴に何かを注入していた。

父親のことが気になる小松(山口紗弥加)は、会社を早退して父親の下へ向かった。

麻陽と二人になった星は、飛行機爆破事故について書かれている書類を見せた。それには、見つかった肉片が黎士と同じDNAであることが書かれていた。

麻陽のことを心配する星は、なぜ葦母が麻陽の身辺を嗅ぎまわっているのかを調べていたのだ。ロイドが黎士ではないと確信している星は、本当のことを話して欲しいと麻陽に詰め寄った。

だが、星を巻き込みたくない麻陽は、「私たちの問題だからこれ以上関わらないで」と言う。

桐生からの電話を受け、会いに行った麻陽。黎士に渡すようにと肉の塊を受け取った。
その桐生が麻陽を殴ろうとしたその瞬間、ロイドが止める。桐生と同じ姿をしたアンドロイドだった。そしてそれは、ロイドの昔の仲間、ナビエだった。

ロイドは防御するだけで、攻撃しようとしなかった。記憶を消してしまったナビエはロイドのことを覚えていない。そこに葦母を殺そうとしたアンドロイドがやってきた。
麻陽を守りながらも、必死で思い出させようとするロイド。

ロイドに味覚の分かるソフトをインストールしたのはナビエだった。何かを食べて味わうたびにナビエのことを思い出すとロイドが話した。

ロイドの機能が低下し、アスラシステムがインストールされそうになるが、ナビエを攻撃したくないロイドは必死で抵抗した。

ナビエは昔のことを思い出すが、アスラシステムがインストールされたロイドにナビエたちはやられてしまう。

ナビエは任務とはいえ、たくさんの人を殺したことでロイド同様、良心の呵責を伴った悪夢にうなされ続けていた。それに耐え切れず記憶を消してしまったのだ。

ロイドは初めから桐生ではないことに気づいていた。
友達だから、ナビエが記憶を取り戻すのを待っていたんだと麻陽に指摘されるが、そんな機能はないとロイドは否定する。

喜び、悲しみ、憎しみ、怒り、苦しみ、優しさ、そういう感情をロイドは持っていると麻陽は言った。

ナビエのことを絶対忘れないと涙するロイド。「沫嶋黎士の記憶を消したいか」と聞かれた麻陽は、消したくないけど、指輪をキャンセルしたからもう遅いと答えた。するとロイドが目の前に指輪を出した。

驚く麻陽に、「君は単純だからこうなることは予測できた」といい、黎士が殺される前に指輪の代金を払っていたこと、必ず取りに来ると言っていた事を話し、「沫嶋黎士は死んでいない。必ず戻ってくる」とロイドが言った。

それを聞いた麻陽は「ウソはつかなくていい」というが「俺にウソをつく機能はない」とロイドは否定した。

翌朝、一人で食べるより二人で食べたほうがおいしいからと、朝食を一緒に食べようと麻陽が誘った。

麻陽はロイドと命名した。ロイドは「ありがとう。名前をくれて・・」と礼を言った。

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レビュー(感想)

ロイドはようやく自分に感情があることを自覚したみたいですね。だって、最後のほう、感情丸出しでしたもんね。お互い心に傷を負っているということを知ったからなのか、一気に麻陽とロイドの距離が縮まりました。

今回一番気になったのはあの言葉。
「沫嶋黎士は死んでいない。必ず戻ってくる」
やっぱり黎士は死んでなかったんですよね?!死んでないって信じてましたが、やっぱり生きてたんだ!と嬉しくなりました。

でも、もしかしたら感情を持ったロイドが、麻陽のことをかわいそうに思ってついたウソ?!なのかなとも思えて・・。ウソをつく機能も備わってしまったとか・・?
生きてて欲しいんですけど・・!
私は、DNAが一致した肉片なんていうのも、自分が死んだように見せかけるために黎士が仕込んだんじゃないかなと期待しているのですが・・。

今回、ようやくなんだか少しだけ進展したような感じがして面白かったです。

ただ星くんは大変気になります。完全に黎士が本物じゃないことに気づいてしまっているので、今後面倒なことになりそうですね。巻き込みたくない麻陽と真実を知りたい星くん・・。

来週も楽しみになりました!

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