安堂ロイド-あらすじ・レビュー(第2話)TBS系列10月20日放送


【第2話】
ネタバレ注意

第2話 あらすじ 10月20日 午後9時~放送(TBS系)

黎士(木村拓哉)が殺されたショックから衝動的にホームで電車に身を投げた麻陽(柴咲コウ)を助けたロイド(木村拓哉・2役)。

自暴自棄になっていた麻陽に対して、ロイドは麻陽の暗殺許可を申請して麻陽に銃口を突きつけていたが、そこに人影が現れロイドはその場から姿を消した。

麻陽を心配し探しに来た部下の星(桐谷健太)は公園で麻陽を見つけ、無事だったことに安心する。

その頃地下鉄のホームでは刑事の葦母(遠藤憲一)らによる現場検証が行われていた。電車には何か当たった痕がついていて、目撃証言もあったが、死体は見つからず混乱していた。結局は、ホームの天井の一部が落下した事故という結論になったが、一連の状況を実際に目撃した葦母は、どうにも納得できずにいた。


一方ロイドはうけたダメージの影響で、どこかの廃墟で倒れこんでいた。そこに机のひきだしから別のアンドロイド「サプリ」(本田翼)が登場する。サプリはロイドの傷を治しに現れたようだ。

前回同様、看護婦姿にコスプレしておどけながら治療をするサプリに対して、ロイドは未来でサプリの仲間がどうなったのかと尋ねる。

まじめな表情になったサプリは、自分の仲間たちは、「恐怖」や「痛み」といった感情をインストールされた後に粉々に処分されたことをロイドに告げる。
「あなたにも私のように感情をインストールしてあげようか?」といって立ち去るサプリ。
どうやらロイドには「感情」というものがインストールされていないようだ…。


場面は変わり、葦母たちは麻陽の死亡時間と場所が修正されていることに気づく。一般人の女性がなぜここまで狙われるのかと疑問に思う。


新たな暗殺者が未来から2人おくられてくる。うち一人のバルス(柿澤勇人)は、ロイドを攻撃しにやってくるが逆にロイドに殺される。

麻陽が星と一緒に会社へ戻ると、麻陽を心配して七瀬(大島優子)が来ていた。両親も事故などで亡くなっていることもあり、麻陽を家族のように思っている七瀬はとても不安に思っていたが、麻陽の無事を確認し安心して帰っていく。

もう1人の暗殺者・キュリー(柿澤勇人・2役)は麻陽の会社に侵入しようとしていた。そこに緊急用のアンプルのようなものを体内に注入し、一時的に回復したロイドが現れるが、キュリーは姿を消した。

社内の警報アラームが鳴ったことで、不法侵入者に気づいた麻陽は、それが暗殺者だと察した。七瀬の身にも危険が及ぶと懸念し、慌てて七瀬のあとを追うが、警備員に扮した暗殺者・キュリー(柿澤勇人)に七瀬は既に捕まっていた。

キュリーが麻陽と七瀬に襲い掛かったところに突然ロイドが現れ、激しい死闘の末、キュリーを倒し二人を助ける。動かなくなったキュリーと一緒にロイドは、二人の目の前から姿を消す。

七瀬は黎士にそっくりなその男や襲い掛かってきた男のことについて麻陽を問いただすが、麻陽は「よくわからない。私を誰かが殺そうとしていて、誰かが私を助けようとしている。目的はわからない。」と答えた。

ロイドがキュリーを処理しているところに麻陽がやってきた。「守ってくれなんて頼んでない。守られたくない」とロイドに話しているときに、「警察が来る。君より数倍優秀な人間だから気をつけろ」と麻陽の耳元でささやくロイド。
「その警察にあなたを突き出す」というが「刑事に話したらその刑事を殺す」とロイドに言われ真実を語れなくなる麻陽。

葦母がやってきて黎士に質問するが何も答えない。代わりに麻陽が答えた。
今突然、目の前に現れて混乱しているということ。強盗、監禁、逃げてきたとしか言わないと説明。強盗に監禁され、爆発した飛行機に乗らなかったということになった。

喜ばしい大事件だと言いながらも信じてはいない様子の葦母。病院で手当をしたほうがいいと言う葦母に、知り合いの医者を呼ぶから大丈夫だと連れ帰ろうとすると、家まで送りますといわれてしまう。結局葦母に自宅まで送ってもらうことになってしまった。

自宅の部屋に入ってきたロイドに麻陽は文句を言うが、表には刑事が張っていること、黎士が殺されたことを刑事が知っていること、そしてロイドが黎士ではないことも気づいていると説明した。

「君は刑事の嵌め手にかかった。だがまだ負けたわけではない。この国の上層部は2113年の警察権力と既に密約を結んでいるはずだが、正式な捜査命令など出ているはずがない。だからさっきの刑事は黎士が生きていたという情報を大々的にマスコミにリークする。」

その際、このまま黎士を演じるか、その後逃げたということにして再び行方不明になったことにするかの二つの選択肢しかないというロイドに、このまま嘘を突き通すのは無理だと麻陽は言い、全て正直に話すというが、この任務は誰にも知られてはならない。もし君が誰かにこの話をしたらそいつを殺すと言われる。

その頃、謎の公安幹部の角城元(平岡祐太)は、「沫嶋黎士が生きていた。そこのト書きから再開しよう」と誰かと話していた。

翌日、ロイドの予想通り、マスコミにリークされていた。麻陽が慌ててテレビをつけると、七瀬や研究室のみんなの喜ぶ姿が放送されていた。

そこに麻陽の母親、景子(名取裕子)がやってきた。ロイドを黎士だと思っている母は、ロイドを見て喜んだ。
母から朝食をすすめられ、麻陽が心配そうに見守る中、それを食べたロイドが「おいしいです。やっぱりお母さんのお店の味噌は香りからして違いますね」と答えたため、麻陽は味がわかるのかと驚いた。

母親が帰ったあと、「疲れている場合じゃない。大変なのはこれからだ」と言うロイドに「いつまでも隠し切れない」と麻陽は嘆く。

すると「いつまでもというわけじゃない。俺が残りの8体の敵のアンドロイドを殺すか、俺が殺されるまでの短い間だ。いずれにしても俺は数日間の間に君の前から消える」と言った。

そして再び釘を刺される麻陽。この闘いを世の中に知られると歴史が変わってしまうため、もし誰かに知られたら必ず殺さなくてはならない。もしロイドが殺さなくても敵が必ず殺すということを改めて説明された。

黎士が眠っているということにして、麻陽が代わりに記者会見をした。
その様子を見ている葦母たち。

会見を終えた麻陽のところに七瀬がやってくる。どうにか話をあわせてくれと麻陽は言うが、嘘をつく機能はないとロイドに突っぱねられ、ロイドは薬で眠っているということにした。

顔を見れただけで十分だと言って七瀬は喜ぶ。頭を殴られているから記憶が随分飛んでいて、もしかしたら七瀬のことも思い出すのに随分時間が掛かるかもしれないという麻陽の説明に対し七瀬は、生きていれば十分だと言って帰っていった。

一方とある部屋で刑事の冨野(日野陽仁)は、黎士の肉片が見つかったのに生きていたというのはどういうことだろうと葦母に話しをしていた。

葦母が検査に出していた角城の声を分析した結果は異常なしということだった。だが、調査したものの意見としては、機械で調べると異常なしだが、直接聞くと何かおかしいと印象を語った。葦母は、「自称沫嶋黎士の血液だ」とロイドの血液がついたものを渡し、DNA鑑定を依頼した。

その会話を外から微笑みながら盗み聞きしている謎の女(桐谷美鈴)。その謎の女に突如テレパシーのようなもので話しかけてくる謎の公安幹部の角城。

「ARX9 THE LAST QWEEN 大仰なコードネームだ。」
「生きるべき人間が死に、死ぬべきクズが生きる」と言った少女の言葉に角城は、「君の兄の言葉だね」と返したが、その言葉にキレた少女が「兄じゃねえ!なめんな!」と言い、突如テレポートし、その男をアンドロイドと同じような手段で消去した。

七瀬を追いかけていった麻陽は、真実を話してしまう。
ロイドが、麻陽を守るために100年後の未来から来たということを告げると、黎士は未来と現在をリンクさせる研究をしていたと七瀬が言った。
黎士が死んだということを改めて聞かされた七瀬は、急に暴れだした。
ぬか喜びさせて酷い女だと言い残し帰っていった。

その場に突如現れたロイドは、麻陽が七瀬に真実をしゃべったことを責め、七瀬を殺すしかないとつぶやき姿を消した…。

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レビュー(感想)

なんだか大変なことになってきましたね。ロイドの存在がばれちゃって・・。黎士の妹に真実を話したのはまずいんじゃないかな。殺されてしまうでしょ・・。言わないほうがよかったような・・。

死んだと思ったときに傷ついて、実は生きていたって聞いて喜んで、やっぱり本当は殺されていたって聞かされる・・。なんだか二度傷つかなくちゃいけないのってショックでしょうね。
もちろん、麻陽もショックなんだけど・・。
今のロイドには全く感情がないから、麻陽以外なら誰を殺そうと何も思わないんでしょう?ヤバイですね。

これから先、麻陽といることで、その感情が出てくるのでしょうか?!最初から備わっていないものをどうやって?!インストールするんですかね?

そもそも、なんで麻陽まで殺されなきゃいけないのか、まだ全くわかりませんね。黎士は、やってた研究のせいで殺されたのかもしれないけど、麻陽は何で?刑事の葦母さんが言うように、何でただの一般人の女性なのに殺されなきゃいけないのか。

私はまだ黎士が死んだと思いたくないんですけど・・。どうしても、どっかで生きてる。何かの理由があって、死んだことにしているんじゃないかって思っちゃいます。
そもそも、ロイドを黎士と同じ顔にさえしなければこんな大変なことにならなかったのに・・。何で同じ顔にしたんですか?それにも理由があるのかな?!

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