Woman(ウーマン)あらすじ・レビュー(第2話)日本テレビ系列7月10日放送


ネタバレ注意

【第二話】

第2話 あらすじ 7月10日 午後10時~放送

望海をおんぶして歩きながら「何歳までおんぶさせてくれるかな」という信(小栗旬)。成長は嬉しいものだよと言う小春に、「俺と小春ちゃんの子供が大人になるんだ・・。嬉しいなんてもんじゃないかもな。嬉しくて嬉しくて・・」そう言って笑顔を見せる。
「俺のこと覚えててくれるかな?俺のこと、忘れないで欲しいな。」という信に対し、「何言ってるの?信さん?」と小春が声をかける。歩いていく信の後姿・・。
電車の中で小春(満島ひかり)はそんな夢を見ていた。

2013年夏
小春は、子ども達を連れ、電車に乗り由季(臼田あさ美)のところへやってきた。大自然を前にみんな大喜びする。由季の家に泊めてもらい、二段ベッドを見た望海は大興奮。憧れだったのだ。ベッドの上に寝ればいいのにと由季に言われた望海だが、遠慮して下の段に寝た。

由季は、こっちに引っ越してくればいいのにと小春に言う。バイトを掛け持ちし、必死に働く小春を心配しているのだ。そして、いつでも子ども達を預かると言ってくれた。

楽しい旅も終わり、電車で帰っている途中、花火の話をする望海。小春が「今度花火しようか」というと望海はとても喜んだ。

小春は相変わらずバイトを掛け持ちしていた。ある日バイトから戻ると、隣のアパートが火事になっており、家には児童相談所から二人の職員が尋ねてきていた。
母親は、子供が生まれると、それまでどんな生活をしていたか、どんな人間だったかなんて関係なく、みんな母親として生きていかなくてはいけなくなると職員が言う。小春がネグレクトや虐待をするのではないかと心配しているようだった。
夏の間だけでも子ども達を預けることは出来ないかと言われるが「子ども達と離れて暮らすなんて考えたこともなかった」と小春は言った。

デッサンをしている植杉栞(二階堂ふみ)。小春の母親、紗千(田中裕子)と植杉健太郎(小林薫)の娘。
以前、写真館に飾られた信と小春、そして子ども達の写真をデッサンしていた少女だ。

学校からの帰り道、望海を見かけた栞はあとをつける。望海は、バレエ教室の練習をじっと見つめていた。
栞に気づいた望海は、以前栞が落としたデッサンを返した。バレエ好き?と聞かれた望海は一枚の絵を見せる。踊っている少女の絵だった。それを見た栞は「ヘタですねえ。」という。
その後二人は、喫茶店で絵を描いていた。栞が描いた絵をうまいと褒める望海。
自分が左利きなのはお父さん似だという望海に「お父さんはいないんじゃないんですか?電車の事故でなくなったんじゃないんですか?」と栞が言った。すると望海は「いるよ。」と答える。「どこに?」と聞かれ「望海のこと見ているの」と笑った。

窓の外を歩いている小春を見つけた望海。喫茶店から手を振る。栞は小春の姿を見て慌てて帰る。残された梨のデッサンを見た小春は「誰といたの?男の人?女の人?」と聞くが、望海はそれには答えずに、「お父さんは電車で死んだの?」と聞く。そう聞かれた小春は驚く。

3人はアパートに戻った。階段を昇っている望海に、今度は二段ベッドの上に寝ようか?と小春が言うと、望海は喜んだ。

子ども達だけで由季のところに泊まりに行くことになった。二段ベッドの上で眠れるかな?と心配する望海の耳元で「頼んでおいたから大丈夫」といいながら微笑む小春。

アパートに一人で戻ってきた小春。「信さん、ただいま。」と言いながら、健太郎との話を思い出していた。母親が小春の好きな梨を信に持たせたという話を・・。

栞の服ばかり買う紗千に、私じゃなくほかにお金を使ってあげたほうがいい人がいるという栞。そこで青柳小春の名前を出した。私の娘は栞だけだという紗千。栞を産んだときに全部忘れたと言った。

望海は、二段ベッドの上の段に大喜びしていた。
子ども達のことを心配して、由季に電話をする小春。寂しくないかと望海に聞くと、何で?と言われてしまう。子供はあっさりしたもんだった。陸に変わってと電話を変わってもらう。そしてそのあと小春は倒れてしまう。

何とか家に帰ると、病院からの再検査の通知がポストに入っていた。

由季の家ではみんなで花火をしていた。だが、望海だけはやろうとしなかった。由季が火をつけて花火を握らせてくれた。それを見て「キレイ・・」と望海は言う。

望海と話すために由季に電話をするが、望海は寝たふりをしてその電話に出なかった。望希は静かに泣いていた。

以前小春が、生活保護申請のために訪れた役所の職員、砂川良祐(三浦貴大)が自宅に帰ると、買ってきた弁当がテーブルの上に置かれていた。ソファに横になってテレビを観ている妻の藍子(谷村美月)と、離婚の話をする。養育費はいらない、子供を引き取るという妻に、今でもこうなのにどうやって育てるんだ、母親のクセに・・という良祐。

小春が、スーパーで315円のワインを買うか買うまいか悩んでいると、良祐に出くわす。「その後体調はどうですか?妻が検査に来ないと心配していまして・・。」と話しかけられる。
子供たちのことを聞かれた小春が、今は友達の家に預けていると答えると「それでワイン・・」良祐にそう言われて、小春はワインを元に戻した。

良祐は、そういうつもりじゃなかったと小春に詫びながらついてきた。「子供を預けてワイン飲んでるみたいな言い方をしてすみません」と、自分が買ったワインを差し出したが、そのワインは落ちて割れてしまった。

そのビンのかけらを二人で拾った。「あなたがそういう人だとは本当に思っていません。」と良祐は言うが「母親失格ですね。ワイン買おうとしたんです。ワインでも買って、本でも読もうかなと思ったんです。」という小春。そこで良祐に『出て行きます』という妻からのメールが届いた。

由季の家で、外へ遊びに行こうとしていた望海と陸。由季は望海に、帽子をかぶって出るように言う。帽子の中に噛んだガムが入っており、それが髪の毛についてしまう。由季は望海に謝り、髪の毛を切ろうと、そのまま座らせて切り出した。じっと座っている望海。
それを切なそうに見守る陸。
切り終わった髪を見て、「すごくいいよ。」と由季は言うが、由季の子ども達は「おばさんくさい」などと軽口を叩いて表へ飛び出していった。由季は追いかけて「誰のせいだと思ってんの!戻って謝りなさい!!」と叫ぶ。

由季が家に戻ると、望海と陸の姿がなかった。二人は荷物を持ち、家を飛び出していたのだ。

その頃小春は再検査のため病院に来ていた。
携帯の待ち受け写真の望海と陸を見て微笑む小春。病院内にいるため、電源を落とした。

望海と陸は電車に乗り込んだが、陸が落し物をしてしまい、一人でホームに出た。そこへ由季が来るが、望海はそのまま一人で電車に取り残されてしまう。

病院で血液検査を終えた小春が検査室を出ると、良祐の妻で女医の藍子と出くわす。一緒にいた医師が、小春の腕を見て再び診察室に招き入れた。小春の腕にあるアザを見て、いつ出来たのか聞かれるが、小春にはそれがいつ出来たアザなのか思い出せなかった。
その医師の机の上には白血病に関する書籍が何冊もあった。

電車を降りた望海は、公衆電話から小春に電話をするが留守番電話だった。お金は戻ってこない。電話番号を間違えたと思った望海は、またかけなおす。だがやはり留守電だった。
残金が10円になった。望希は小春にかけるのをやめ、前に健太郎からもらった洋裁店のチラシに書かれていた番号に電話をかけた。

病院を出て、携帯の電源を入れて初めて、由季からと、そして公衆電話から着信があったことを知った。由季からのメールを読み電話をかけ、事情を知った小春。何度も謝る由季。終点のおおつき駅にも連絡したことを伝える由季だが、望海に何かあったらどうしようとかなり取り乱していた。そんな由季に「望海は大丈夫。あの子はしっかりしてるの。あの子は大丈夫。今からおおつき駅に向かいます。」と急いでむかった。
その間、信のことを思い出していた。本を読んで泣く望海に「大丈夫。望海のことはお父さんが一生守るよ。望海が悲しい思いをするようなめには絶対あわせない」と優しく言う信のことを・・。

駅で小春の絵を描きながら待っているところに、栞が現れた。

その頃紗千は、栞の部屋で、あるデッサンを見つける。そのモデルは信だった。そしてそのデッサンがくるまれていた新聞には、痴漢で逃走した会社員が電車にはねられて死亡したという記事があった。
帰宅途中の女子高生の下半身を触り、北新宿駅で乗客に引きずり降ろされ、現行犯逮捕されたが、もみあったあとに逃走。その際にホームに転落し電車にはねられたと書かれていた。そこには青柳信容疑者と書かれていた・・。

その記事を読み、驚く紗千。そして壁に貼られたたくさんの手のデッサンを見て、何か考えている様子の紗千。

ホームにいた栞の右手が震えているのを見て、寒いの?と声をかける望海。「電車に乗ったの4年ぶりだから・・」と栞は答えた。

そこに小春が来る。望海を思い切り抱きしめる小春。謝る望海に、寂しい思いをさせてごめんねと小春は謝った。すると望海は首をふり、お母さんとしようって約束したのに花火をしちゃったと望海は泣いて謝った。それを聞いた小春は、「いっつも今度って言ってごめんね。帰ったら花火をしよう。」と言うのだった。

そこで栞に気づいた小春。あのお姉さんは?と望海に聞くと、迎えに来てくれたのという。そこで、以前喫茶店で望海と一緒に絵を描いていたのが彼女だと気づく。
そしてお礼をいい、望海の母親だと挨拶をした。彼女も「植杉栞です。」と自己紹介し、小春に「お姉ちゃん」と言った。

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プレビュー

今回は途中でびっくりするシーンがありましたね。新聞に載っていたあの記事です。信が痴漢って・・絶対にあり得ない。誰かに濡れ衣をかけられた・・?あれに栞が関わっているんでしょうが、どういう関わり方でしょうね。私の想像通り・・?だとしたら許せないな。本当のところはどうなんだろう。すごく気になります。
最後、小春に対して微笑んだ栞がなんだか怖かったんですけど・・。一体何を考えてるんでしょう。
しかし、やっぱり満島ひかりさんの演技はすごいです。前回の第一話を観た時も驚きましたが、今回もやはり驚きがありました。本当にすごい。引き込まれていきます。
望海ちゃんも陸くんも可愛いですしね。望海ちゃんはしっかりしてますね。お母さんに何度も電話をかけるシーンは胸が苦しくなりました。留守電になるとお金かえってこないんですね。知りませんでした・・。お母さんと花火をする約束をしてたのにごめんなさいって謝るシーンも、すごく愛らしかったです。優しい子だなあって泣けました。

それにしてもやっぱり私、小春の母親、許せません。自分が男と逃げたのに、なぜ小春のことを娘じゃないなんて言うのでしょう。娘が困っていることを知りながら結局何もしていない。罪の意識があるならば、何度拒絶されようが、娘を助けようとするんじゃないかと思ってしまいます。あの人の心の奥はわかりませんけどね。最後は私も、この母親をいい人だったんだなぁと思えるような展開を望みます。
小春、助かるんでしょうか?一人で子育てをしていて怖いことのひとつが、自分が病気になるということですよね。もちろん、子供が病気になるよりはいいって思うんでしょうけど、自分までいなくなってしまったら子ども達はどうなるんだろうなんてことを考えたらきっと、頭がおかしくなりそうなほどの恐怖でしょうね。子供に寂しい思いはさせたくないですもんね。
小春と子ども達がどうか幸せになれますように。小春の病気が絶対に治りますように。脚本家さん!お願いします!

2013年 夏ドラマ リスト

タイトル系列放送局
9時SUMMER NUDEフジ系列
9時救命病棟24時フジ系列
10時スターマン~この星の恋~フジ系列
9時警視庁捜査一課9係テレ朝系列
10時Woman日テレ系列
10時ショムニ2013フジ系列
9時ぴんとこなTBS系列
9時DOCTORS2 テレ朝系列
10時Oh, My Dad!!フジ系列
10時なるようになるさ。TBS系列
9時斉藤さん2日テレ系列
9時半沢直樹TBS系列

2013年 夏ドラマ

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