Woman(ウーマン)あらすじ・レビュー(第3話)日本テレビ系列7月17日放送


ネタバレ注意

【第三話】

第3話 あらすじ 7月17日 午後10時~放送

「お姉ちゃんはじめまして。」と栞(二階堂ふみ)が小春(満島ひかり)に挨拶をした。
「何か変な感じ。照れる感じですかね。こういう流れでおねえちゃんに会うの・・。」と栞が言った。

そこに、由季(臼田あさ美)が陸を連れてやってきた。陸に抱きつく小春。

その後、アパートに戻ってきて、由季は小春に今回のことを謝った。
信(小栗旬)の写真に手を合わせた由季は、幸せそうな人だと微笑んだ。
信が亡くなった理由を聞かれた小春は、信が亡くなった日のことを語りだした。

朝は普通に朝食をとり、お弁当を持って信は出かけた。小春は望海と市民プールへ行き、帰ってきてから夕ご飯を作って信を待っていたが、なかなか帰ってこなかった。信のご飯にラップをかけ、冷蔵庫へ入れ、望海をお風呂に入れた。
すると警察から、すぐ来てくださいと電話が入ったという。
警察へ行くと、信が女子高生に痴漢をして、逃げようとしたところを線路に転落し、電車に轢かれ亡くなったと聞かされたのだ。
小春も真実はわからないままだった。痴漢をしたと疑われ引きずりだされたとか、梨を拾いに行こうとした信を誰かが押したなど・・。そして、痴漢されたと言った女子高生も、背中を押したその誰かもいなくなっていて、どこの誰かもわからなかった。死んだ理由がウソだとしか思えないから、死んだこともウソだとしか思えないという小春。

紗千(田中裕子)は栞の部屋に入り、信がモデルと思われるデッサンを見せた。
その絵の人を知ってるのかと聞く紗千に、小春の結婚相手で、前に家に来たことがある人でしょと答える栞。新聞を偶然見て、描いてみようかなと思ったと答える栞に、趣味の悪いことをするなと紗千は言った。栞が小春のことを「お姉ちゃん」と言うと、「お姉ちゃんだなんていわないで!」と声を荒げた。

由季に、その時の女子高生や、背中を押したと思われる人を探そうと思ったことはないのかと聞かれた小春は、「そんなことをしても信さんは帰ってこないし、もしその人にあったら、お母さんじゃいられなくなる。自分の気持ちを抑えられなくなると思うから・・」と言った。

小春は病院に来ていた。骨髄の検査をしてみようと医者に言われ同意書を渡される。小春はお金のことが気になって、検査にいくらかかるのかを医者にたずねた。1万5千円くらいだと聞かされた小春は、検査をしないと言いだした。女医の砂川藍子(谷村美月)は、何かあったらそれくらいのお金じゃ済まないと小春に言った。

健太郎(小林薫)は、将棋をすると言って出かけようとしていた。健太郎がたずねたのは友人ではなく、小春のアパートだった。留守だったので、階段をおりようとしたとき、急にぎっくり腰になってしまう。そこに望海が帰ってきた。
遊びに来たから家に上げて欲しいと頼むが、家族じゃない知らない人はあげられないと断られる。健太郎はそこで小春が帰ってくるのを待つことになった。

そこに、陸を連れた小春が帰ってきた。健太郎はようやく家にあげてもらい、横になった。健太郎の買ってきたケーキをおいしいと言って食べる二人の子ども達。
腰が痛いという健太郎に、望海や陸がマッサージをしてあげた。
小春が作ったちくわのチャーハンを見た健太郎は「さっちゃん(紗千)も、これよく作るよ」と嬉しそうに食べた。

子ども達が寝たあと、小春と健太郎は将棋をした。健太郎は小春の強さに驚いた。
忙しいときは、子ども達を預からせて欲しいと言う健太郎。
腹が立ったら怒っていいといいながら、自分の正直な気持ちを話し出した。
もうそろそろ仲良く暮らしたい。許せない気持ちはわかるが、このまま10年も20年も経つのは悲しいと言う。どうしたって親子は親子なのだから、子ども達のためにも、無理やりにでも仲良く暮らしたほうがいいと言って頭を下げた。

洋裁店をたずねる3人。喜んで健太郎に抱きつく子ども達。
お店屋さんごっこをして遊んでいるところに紗千が帰ってきた。

その時小春は病院で検査をしていた。

子ども達のことを素直だと褒める健太郎。健太郎は、届け物があるから、あとは頼んだと、子供たちを紗千に任せて出かけていった。
紗千に気を遣って怖がっているように見える子ども達。
二人で静かに遊んでいると、突然部屋の電気が消える。新しい電気に換える際、電球に触って熱がる紗千に、望海がタオルを渡してくれた。「最近の子供は媚びるのが上手ね」と嫌味を言う紗千。

検査を終えた小春が、検査室から出てきた。夜、痛むようだったら我慢せずに連絡下さいと言う藍子。
そこに砂川良祐(三浦貴大)がずねてくる。子供を置いて出て行ったことを責め、預けるところに苦労したと言うが、藍子は、「あなたが育てて」と言い残し、医務室に入っていった。

小春と健太郎が洋裁店に戻ると、子ども達はお風呂に入っていた。木で出来ていると言うと入りたいと言いだしたのだそうだ。
子ども達は、お風呂上りに浴衣を着せてもらった。
健太郎に引き止められ、みんなで夕食を食べることになった。子ども達はちくわのチャーハンをリクエストした。
紗千が作ったチャーハンを食べた望海は、お母さんと同じ味だと言った。

栞にもそのご飯でいいだろうという健太郎に、栞はちくわが嫌いだからと、紗千は別のものを作ろうとしていた。好き嫌いは良くないという健太郎が小春に同意を求め、小春が「はい」と答えたところ、「何であなたが口出すの?うちの娘のことを怒るの?」と紗千が怒り出した。
何かあると、私以外の人の味方になると紗千が文句を言うと口論になってしまった。
健太郎が、子ども達の前だと窘めるが二人の口論は続いた。
このまま帰るとわだかまりが増えるだけだと、健太郎は更に小春を引き止め、子ども達は2階でアンパンマンを観ることになった。

紗千と小春は、お互い顔をそむけている。子供の前でケンカするなと健太郎に注意された。
「昔から私のすること、言うことが気に入らないのよ」と紗千が言い出した。自分が入院した時に、小春が見舞いに来なかったと大人げなく怒った。
小春は、その頃読んでいた絵本のせいで、病院が怖かっただけだと説明するが、母の怒りはおさまらない。
生まれてくるのをすごく楽しみにしていて、生まれてからもいつも二人でいたのに、小春が懐いたのは、たまにしか帰ってこない父親だったと責めた。

父親は、紗千が出て行ったことで、押入れの中にあった自分の原稿を、全部捨てたという。自分がこんなものにすがっていたからお母さんが出て行ったと小春に謝った。「社会から見ればだめな人だったのかもしれないけれど、私にはいいお父さんだった」と語る小春。自分の箸の持ち方はおかしいけれど、お父さんが教えてくれた持ち方だから変えなくてもいいと思ったと言う。「一人で育ててくれたから、大切なお父さんです」と紗千に言った。
健太郎は、「二人はボタンを掛け違えているだけだ。お母さんじゃない、僕が高村さんの家族を壊したんだ。僕が小春ちゃんからお母さんを奪ったんだ」と言った。

そこに帰ってきた栞が、「あなたのお父さんが、お母さんに暴力をふるっていたのを父が助けただけだ」と言った。
殴られて入院したこともある。あなたが人間のクズみたいな男を選んだんじゃないですかと小春に向かって言った。
「あなたの結婚相手だって、痴漢して、それで死んだんだし・・」と栞が言うと、小春は寂しそうに笑って荷物を持って出て行ってしまう。

健太郎に、お世話になりましたと頭を下げる小春。

浴衣は洗濯して返すと小春が言うと、望海が、「この浴衣、小春のなのって言ってたよ。あなたは小春と同じ背の高さだから入ると思うわよって」
その言葉を聞いた小春は、玄関先から、「チャーハンおいしかったです。植杉さん、ありがとうございました」と、部屋にいる紗千に向かって言った。

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プレビュー

今回は小林薫さん演じる健太郎に救われた気がします。小春と紗千の仲を修復しようと必死な健太郎。自分のせいだという負い目もあるのでしょうが、この人は元々とても優しい人なんだろうなあって、観ていて思わされます。
それに比べて紗千・・。今回、小春の父親のDVが原因で家を出たみたいなことになっていましたが、DV男の元に娘を置いて出て行けるのか?!そこが謎です。どうにも腑に落ちません。
DVのことを小春には言えないから、小春が父親に懐いたことについてグダグダ文句言ったりしたのかもしれませんが・・。それは仕方ないことだから、そんなこと言ってどうするの?!としか思えません。子供なんて、その時々で懐いていく相手も変わるでしょう。普段はママべったりなのに、おばあちゃんが来たらおばあちゃんにべったりになっちゃう子供がいるように、たまにしか会えないからこそ、会えた時に甘えたくなるんでしょうし。

やっぱりどうしても、紗千が理解できませんでした。小春にだけ辛くあたるというなら、何か理由があってのことかななどと思えますが、今回望海に対して言った言葉がどうしても頭から離れないのです。「今時の子供は媚びるのが上手ね。」こんなセリフよく吐けるな!って、かなり頭に来てしまいました。ちょっと血の気が引くほど腹が立ってしまったのです。
可愛くないわけじゃないってことは、観ていてわかるんですが、子供に対してああいうセリフを口に出来るというのが信じられない。小春に対してどんな気持ちを持っていようと、そんなこと関係ありません。

うちの旦那はテレビに向かって暴言はいてましたよ。(私もですけど・・)観終わった旦那は「このドラマ観たくない・・」と言いだしてしまいました。
辛すぎるようです。

栞もやっぱり怖い。この子もどんな思いからこうなっているのか知りませんけど、最後のセリフはダメでしょ・・。小春をナイフで突き刺したのと一緒です。刺された場所は心だから、目には見えませんし、流れた血も見えませんけど、あれはね・・。なんだかあの母娘、怖すぎます。相当歪んでいる。

なんだか観ていて辛くなってきました・・。早く最終回を観てしまいたい。ただただ幸せになってほしいと願うばかりです。

2013年 夏ドラマ リスト

タイトル系列放送局
9時SUMMER NUDEフジ系列
9時救命病棟24時フジ系列
10時スターマン~この星の恋~フジ系列
9時警視庁捜査一課9係テレ朝系列
10時Woman日テレ系列
10時ショムニ2013フジ系列
9時ぴんとこなTBS系列
9時DOCTORS2 テレ朝系列
10時Oh, My Dad!!フジ系列
10時なるようになるさ。TBS系列
9時斉藤さん2日テレ系列
9時半沢直樹TBS系列

2013年 夏ドラマ

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