海の上の診療所 あらすじ・レビュー(第3話)フジテレビ系列10月28日放送


【第3話】
ネタバレ注意

第3話 あらすじ 10月28日 午後9時~放送(フジテレビ系)

船長の海藤(寺島進)のブログに初コメントがあったらしく、それには「今から会いに行きます」と書かれていた。そのことを機関長(土屋裕一)から聞かされた海藤は自分のファンだと勘違いして喜んでいた。

葵(藤原紀香)とケンカした事務長の日内(荒川良々)は船を降りると言い出す。葵が結婚記念日を忘れていたことに腹を立てているらしい。新婚なのに船の上で、部屋も別々でこれじゃ家庭内別居だと言い出した日内に、降りる気なんてないくせに。さっさと降りればと言う葵。日内は降りる気なんてさらさらないことくらいお見通しだった。

去年大腸がんの手術をした塩見千鶴(いしだあゆみ)が外来に来てなかったことを心配した眞子(武井咲)は、往診のときに家に寄ってみると言う。

小さくて出会いのなさそうな島に、どこかがっかりしている様子の航太(松田翔太)だが、「すぐ恋をしない。船を降りない。人のものをとらない。」と決めたと眞子に言う。
そんなことを言いながらも、この島は全員お年寄りだという眞子の言葉にがっかりする。

千鶴の家に行くと、娘の里花(夏帆)がいた。里花を見た航太はまた恋をする。

千鶴を診察した航太は、一応血液検査もしておこうと言う。
千鶴は半年ほど前から認知症になっていて、里花のこともヘルパーさんだと思っていた。
白無垢姿で渡し船に乗っている千鶴の写真を見つけた眞子。千鶴は自分が嫁いできた時に着たその白無垢を里花に着せるのを楽しみにしていたという。
里花が独身だと知り、航太は喜んだ。

血液検査の結果を聞くために、里花も一緒に海診丸に向かった。その道すがら、「せめて結婚して白無垢姿を見せたかった」という里花に、まだ見せられますよ。何かあったら言ってほしいと航太は申し出た。

検査の結果、千鶴は貧血気味だということがわかった。里花は航太に話があると連れ出した。突然「私と結婚してください」と言い出した里花に、航太は驚く。
その会話をたまたま聞いていた眞子も驚いた。
航太は、驚きながらも快諾した。

里花に恋をした航太がまた船を降りると言い出すんじゃないかと思った日内は、船を降りると言い出すなと言うが、葵は、どうせまたふられるからほうっておけばいいと言う。そう言われた航太は、「今回僕はふられません。」と言い切った。そして彼女のほうから逆プロポーズされたから結婚すると報告した。
祝賀会をしようという海藤の誘いを、「独身最後の日は一人で静かに過ごしたい」と航太は断った。

葵は絶対何か裏がある気がすると怪しんでいた。

翌朝、船のみんなに航太は挨拶をした。心配する葵に、「お母さんの介護をしながらこの島で暮らしていく」と航太はノンキなことを言う。
「今回は絶対にふられないんですね?」と確認する日内に「もちろん」と答えて船を降り、里花と一緒に実家へ向かった。

海診丸を二人の男たちが訪ねてきた。それは眞子の知り合いの刑事だった。

人には聞かれたくないことの一つや二つあると、里花に何も聞かない航太に、自分から過去のことを話しだした。
里花には広島で知り合った婚約者がいたといたらしいが、母に紹介すると、信用できないと反対された。それからしばらくして、その男から、「仕事のトラブルで困っている」と言われ、100万貸したらしい。その後もちょくちょくお金を渡していたが、1年が過ぎた頃、突然連絡が取れなくなったという。その時初めて騙されていたことに気づいた里花。母親は一目見てその男がそういう人間だということを見抜いていたのだろうと里花は言った。
「最初から先生みたいな人を好きになっていたら、母も喜んで賛成してくれていたのかな」と里花に言われて航太は喜んだ。

刑事は眞子が看護師をしてることに驚いていた。どういう知り合いなのかと聞かれた眞子が「ダチが世話になったから」というと刑事が過去の話しをしようとしたが、眞子がそれを制した。
眞子が何しにきたのかと聞くと、その刑事は里花の写真を見せた。結婚詐欺で追われていたのだ。

航太と一緒に里花が自宅へ戻ると母親はいなかった。家の中を探していると千鶴が血を吐いて倒れていた。

千鶴はすぐに海診丸に運ばれた。

待合室で待たされている里花に近づく刑事。

救急隊が50分後にしか来ないと聞いて、航太はその場で処置をすることにした。そのことを里花に伝えようと待合室へ行くと、刑事が里花を連れて行こうとしていた。結婚詐欺師で男を4人騙して逃げていたと刑事に聞かされても、航太は信じない。すると里花が認めて謝った。
自首しようと思って、その前に母親の声を聞きたくて実家に電話をした時に病気のことを知ったという。
「ダメだよ今行ったら・・。ダメでしょ。今から処置をしてきますので僕がここに戻るまで待っていてください」航太はそう言い残し処置室へ戻った。
それでも刑事が連れて行こうとすると、「刑事はただ犯人を捕まえるだけじゃないって言ったあんたはどこ行った?もしどうしても連れて行くなら私をどけてからにしぃ」と言う眞子に「看護師になってもかわっとらんな。1時間だけだぞ。」と刑事が言った。

航太は処置しながら「娘さんが待ってますからね。お母さんに話したいことがあるそうですよ。頑張りましょう。」と声をかけた。

処置も終わり、心配する里花に無事を伝える。千鶴のところに里花を連れて行こうとした時「先生は騙されてたんですよ」と刑事に言われた航太は、「僕は何も被害にあっていない。ただ恋をしただけですから」と言って里花を千鶴の元に連れて行った。

千鶴に謝る里花に「伝えたいことを言いましょう」と航太が言うと「この先生と結婚するね。お母さんの白無垢着てこの島出て行くから。幸せになるから安心して。」と里花は言い、航太も「必ず幸せにします」と千鶴に言った。
そのまま部屋を出て行こうとする里花に、「良かったね」と声をかける千鶴。里花は、母親の手を取り涙した。
千鶴は嬉しそうに、何度も「良かったな」と言った。

船を降りた里花は、航太にお礼を言った。「もっと早く会いたかったな」と言い船に乗る里花を航太は見送った。

病室で「瀬戸の花嫁」を口ずさむ千鶴。

船に乗っている間、里花は、母が折った白無垢の花嫁の折り紙を握り締め泣いていた。

落ち込む航太を見た日内は、葵に「好きな人と一緒にいられるだけで幸せだと思わなきゃ」と言い、二人は無事仲直りした

謎の女性(戸田恵梨香)が、海診丸に航太が乗っているかの確認の電話を病院にしていた。

落ち込む航太に、自分のプリンをそっと差し出し航太の近くに置いた眞子。そして「ちょっと見直しました」と言った。航太は黙って眞子に折り紙を手渡した。「ありがとう。おやすみなさい」と立ち去ろうとしたとき、航太がむせた。心配して近づくと、既に航太はプリンを勝手に食べていた。いつものように眞子からスリッパではたかれる航太。

航太の母は、常連の客から「いつ言うんだい?息子さんに・・。年内には言わないと間に合わないよ」と言われ「・・言うわよ。自分の口から」と呟いた。

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レビュー(感想)

はい。相変わらず懲りない航太先生がまた観れました。しかし今回は逆プロポーズまでされたのに、まさか結婚詐欺師とは・・。なんていうオチでしょう。びっくりですね。結ばれない運命ですからね。かわいそうに・・。

でもフラれてもカッコいいです。「僕はただ恋をしただけですから」っていうあのセリフは素敵でした!カッコ良すぎるでしょ。本来はカッコ悪いハズなんですけどね。何度も何度も船降りるって言ってはフラれ・・。でもなんでしょう?!松田翔太さんだからか、全然カッコ悪くは見えないですね。落ち込んでいる姿も可愛らしく思えます。

眞子ちゃん・・やっぱり元ヤンだったんですね。武井咲ちゃんとヤンキーが結びつかなくて頭の中がちょっと渋滞する感じはありますが。

お母さんと常連さんのあの意味深な会話はなんでしょう?病気?って思ったけど、違うっぽいな。私の予想では・・。アレかな?!

さて!航太は、次はどんな恋をするんでしょうか~?来週もガンバレー!

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