東京バンドワゴン 下町大家族物語 あらすじ・レビュー(最終回)日本テレビ系列12月14日放送


【最終回】
ネタバレ注意

最終回 あらすじ 12月14日 午後9時~放送(日本テレビ系)

我南人(玉置浩二)から喉頭がんと告白され、堀田家の人々は動揺するが、最後まで歌を歌っていたいから手術をしないという我南人に、生きて欲しいと言えずにいた。

勘一(平泉成)も、好きなようにさせてやりたいと言う。暗く落ち込む堀田家の人々の前で、青(亀梨和也)も本心では手術をして欲しいと思っているがそれを言えない。そして青は、まだ親父は生きているんだからとみんなを励ました。

そんな青たちの思いを汲んだすずみ(多部未華子)は我南人に、治療を受けてほしいと頼むが、我南人の決意は固かった。

年が明けても、みんなの気持ちは晴れない。
落ち込んでいる堀田家だが、紺(金子ノブアキ)の本が出版されるという幸せな出来事もあった。

勘一から、サチ(加賀まりこ)の父親も本を書いていたと聞かされる青。紀行文を書いていたが、20冊しか作られず、戦後に行方不明になってしまい、勘一がサチのために探していたのだが、未だ見つかっていないという。

その後、すずみが、城北大学で古書が発見されたという新聞記事を見つけた。
青が連絡し尋ねたところ、勘一がずっと探していたサチの父親の紀行文が、ある大学の書庫にあったとわかった。

今回鑑定を担当したのが、重松(篠井英介)だったのだ。
勘一は以前、城北大学の教授とケンカをしたことがあり、すんなり譲ってくれるかどうかと不安がる勘一。

理事長夫人は我南人の大ファンらしく、その大学の理事長夫人が開くパーティーで我南人がライブをすれば、本を譲ってもらえるという約束を青がとりつけていた。歌を歌ってほしいと青に頼まれた我南人は、それを引き受けた。

だが、パーティ当日、我南人は会場に現れなかった。我南人は、声が出なくなり始めていたのだ。我南人の病状は急激に悪化しているようで、青たちはショックを受ける。

バレンタインの日、すずみは青に元気を出して欲しくてチョコレートケーキを焼いた。父親に何もしてあげられないと落ち込む青に、我南人が公園で野良猫を前に、すごく楽しそうにギターを弾いていたと聞かされる。初めて聴く歌だったというすずみの言葉を聞いた青はあることを思いつく。

その日の夕食で、青は我南人に母・秋実の七回忌で、今作っている歌を歌ってほしいと頼んだ。

秋実の七回忌は、家族だけで簡単なパーティが行われた。藤島(井ノ原快彦)やマードック(ジョナサン・シェア)からも花が届いていた。

我南人は、以前すずみが家を出た時に置いていった手紙を取り出した。「ごめんなさい。さようなら。ありがとう」と書かれていた。

その「さようなら、ありがとう」という言葉がとても胸にきたという我南人は、それをヒントに作ったという歌をみんなの前で披露した。

その歌を聴きながらみんなは涙を流した。我南人が、言葉につまり歌えなくなると、青や藍子(ミムラ)もみんなで一緒に歌った。涙を流しながら、笑いながら…。

パーティが終わり、青は我南人に、LOVEも歌もたくさん貰ったと話し、声が出なくなっても生きてて欲しいと頼んだ。

そこに刑事の茅野がやってきた。殺人未遂事件の現場に、東京バンドワゴンの目録専用の検印が落ちていたというのだ。東京バンドワゴンにある目録にはそれがきちんとついていたため、もしかしたらほかにも目録があるのかもしれないという話になった。

茅野は、この家には何もやましいことなどないことは自分が一番よく知っていると前置きしながらも、事情聴取や家宅捜索が行われることになった。

勘一は、刑事たちに「おとなしくしてるから紳士的にやれよ。万が一にでもうちの者に何かあったらただじゃおかねえからな!」と釘を刺した。

男性陣は、警察での事情聴取へ出かけていった。その間留守を預かることになった女性陣が見守る中、書庫を調べられることになった。見せる際、すずみは「この中には一冊数百万もする貴重な古書がたくさんありますので、どうぞお気をつけて」と言い添えた。
そこで突然亜美(平愛梨)が倒れた。

勘一への事情聴取が終わり、我南人の事情聴取が行われている時、青は、東京バンドワゴンで本格的に働かせて欲しいと、勘一や紺に申し出た。紺も勘一もそれを喜んだ。

そこに藍子から紺へ電話がかかってくる。「え~?!亜美が?!」と紺が叫ぶのを聞いた勘一は、「警察の野郎!亜美に何かしたのか?!」と、近くにいた刑事に向かっていった。紺は慌ててそれを止めると、亜美が妊娠二ヶ月であることを告げた。

事情聴取を済ませた男性陣は、慌てて病院へやってきた。大喜びする紺や青にもう一つ驚くことがあると藍子が言い出した。

するとすずみが、自分も気になって検査してもらったら妊娠していたと青に告げた。勘一も子ども達も大喜びする中、我南人は、突然座り込んで泣き出した。「こんなビッグなプレゼントもらったらさ…もうちょっと生きてたいって思うじゃねえかよ!」と言いながら、青を見てうなづいた。

後日、「じゃあな」と言い出かけようとする我南人に、「ちゃんと帰って来いよ!」と青が声をかけた。

冬が過ぎ春が過ぎ、夏になると、真奈美(片桐はいり)とコウ(田中要次)が入籍したとみんなを驚かせた。

藍子とマードックの二人展も大盛況に終わった。藤島もそれに同行した。
紺の本も評判で第2弾が発売された。

青は添乗員の仕事をやめて東京バンドワゴンで本格的に働き出した。青がカフェに出るようになって女性のお客さんが増えていた。

刑事の茅野がやってきた。以前の事件の犯人が捕まったのだ。目録がもう一つあることがわかったのだが、被害者がそんなものが手元にあるとトラブルの元だし、ほかの本と一緒に引き取って欲しいといっていると聞かされ、青が鑑定に出向いた。

すると蔵書の中に、サチの父親が書いた紀行文があったのだ。
それを仏前に備え、最近生きてるのが楽しいと勘一は報告した。

みんなで我南人について話していた。あちこちで目撃されているようだと話していると、赤ちゃんが泣き出した。すずみの赤ちゃんも亜美の赤ちゃんも女の子だった。青は娘にメロメロだった。

我南人も帰ってきた。みんなに「おかえり」と言われながら…。

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レビュー(感想)

とうとう、東京バンドワゴンも終わってしまいました。私、今回のドラマの中で、これが一番好きだったかも。本当に温かくてほんわかして、とてもいいドラマでした。

我南人の歌も、毎回最高にカッコ良かったです!全てを収録したCDを出して欲しい。絶対買いたいです!

最後、我南人は無事に帰ってきたってことでいいんですよね?そう思おう。そしてまたみんな幸せに暮らしましたってことでいいですよね。

赤ちゃんが2人も増えてまた更に賑やかになって素敵な家族だなあ。

もう観れないのかあって思うととても残念ですし寂しいです。またいつかどこかで東京バンドワゴンのみんなに会えたらなあと、もうスペシャルを期待しているんですけどね。

本当に素敵なドラマでした!

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