夫のカノジョ-あらすじ・レビュー(最終回)TBS系列12月12日放送


【最終回】
ネタバレ注意

最終回 あらすじ 12月12日 午後9時~放送(TBS系)

久米(柳沢慎吾)に代わりやってきた営業部の部長、立花(橋本じゅん)は、星見(川口春奈)と麦太郎(田辺誠一)の関係を疑い、麦太郎を関西にある関連会社に転勤させようと画策する。

星見のことが好きな石黒(古川雄輝)は、星見を麦太郎から引き離したいという一心で、麦太郎が一人で星見のアパートに通っていたと嘘をつく。

何の関係もないことを必死で訴える星見(中身:菱子)を見て、石黒は自分が嘘をついていたことを立花の前で白状する。だが、仕事で結果を出せていないという理由にすり替えられ、転勤は免れないと言われてしまう。

一方、菱子(中身:星見)(鈴木砂羽)は息子の真人(鈴木福)が転校生のさくら(原菜乃華)をいじめているとさくらの母親、由香里(高岡早紀)から責められ怒っていた。麦太郎に事の経緯を説明するが、肝心の真人が部屋にいないことに気付く。

麦太郎の転勤のことが気になる星見(中身:菱子)は小松原家の家の前までやってきた。その時、いなくなった真人を探すために、麦太郎たちが出てくる。星見(中身:菱子)も必死で真人を探す。

その頃真人は、さくらの家に行っていた。どうしても謝りたいというが、会わせてはもらえなかった。その後もさくらの家の前に立ち続けていた真人を星見(中身:菱子)が見つけた。冷え切った体を星見(中身:菱子)は思わず抱きしめる。

翌日、真人が通う小学校で臨時の保護者会が開かれた。由香里がクリスマス会の中止を申し入れたため、その経緯について話し合う事になったのだ。歯切れの悪い教頭に代わり、由香里が経緯を説明していた。

菱子(中身:星見)は我慢出来なくなり、手を挙げる。いじめではないと説明しようとしたその時、菱子(中身:星見)は急にその場に倒れた。心配した相川(山村紅葉)たちが近づくと、菱子はフラフラと立ち上がった。そして、自分の体に戻っていることに気づく。

同じ頃、石黒と営業周りをしていた星見(中身:菱子)は、車中で気を失う。驚いた石黒が必死に声をかけると目を覚ました。そこで星見も自分の体に戻っていることに気づき、石黒に指示して、小学校へと向かわせた。

急に自分に戻った菱子は、遠慮がちに、でもハッキリと、今回のことがイジメではないと話した。

そして、親は子供が傷つかないように先回りするのではなく、傷ついてもお母さんがいるから大丈夫という姿勢で子供に「大丈夫だからケンカしておいで」と言えるくらいでありたいと自分の気持ちを話した。

そこに真人とゆうきがやってきて、さくらに謝らせて欲しいと由香里に頭を下げる。だが、由香里はまたしても、それは今話すべきことではないから今度話しましょうと言う。

それを聞いた菱子は、謝るチャンスくらいあげてもいいのではないかと言い、一度傷つけてしまったらもう謝ることすら出来ないのかと詰め寄る。真人たちのクラスの子たちもやってきた。

そこにはさくらもいた。そしてさくらは、白雪姫をやりたいとはっきり由香里に伝えた。さくらがイヤだと言ったのは、ただ恥かしかっただけだったのだ。本当は白雪姫をすることが嬉しかったのだ。

自分の気持ちをきちんと言えた菱子を見て、星見も安心した。菱子は、星見が正社員になったこと、そしてそれまでのいきさつを話した。

新しい部長のやり方に腹を立てた星見は、そんなやつの下では働けないと憤慨する。そんな星見に、正社員になれたことを麦太郎はとても喜んでいるから、絶対会社を辞めるなんて言わないで欲しいと頼んだ。

会社へ戻った星見は、部長の立花のネチネチした言い回し、やり方に腹を立て、麦太郎の下だから頑張って来れたと言い「こんなヤツの下では働けない!」と言い放った。

それを聞いた石黒も、麦太郎の下で働きたいと訴えるが、立花はそんな二人に、人事異動推薦書を見せ、転勤はもう決まったことだと伝えた。

それを聞いた星見は、会社を辞めると言い出した。立花は了承し、退職願を持ってこいという。すると石黒も、嘘をついた責任を取ったやめると言い出す。

麦太郎はそんな石黒を叱り、星見にも「もっと大人になれ」と言うが、自分を大切に育ててくれた上司がつらい思いをしているのにそれを見てみぬふりするのが大人なのかと聞く。

それなら大人になんてならなくていいという。それを聞いていたほかの社員も全員辞めると言い出した。

そこに久米が入ってきて「前代未聞だぞ。責任問題だな。」と脅すが、立花は「辞めたければ辞めればいい」と言う。

そんな立花に、「会社は人がいてこそ成り立つ。部下をうまくコントロールするのも上司であるお前の仕事だ。お前ならそれが出来るよ」と、先輩としてのアドバイスをして帰って行った。そう言われた立花は、麦太郎の人事異動推薦書を破り捨てた。

みんなで喜んでいると、自分の正社員採用の話もなくなったということに星見が気づき、勉強して正社員になってみせると宣言した。

菱子ははりきってたくさんの料理を作った。そこへ帰ってきた麦太郎を、菱子の姿で迎えられることに胸が熱くなる菱子。家族で食卓を囲める幸せを噛み締めていた。

その頃、母親の史子(片平なぎさ)に会いに行こうと思っていた星見は緊張するという理由で次の日に先延ばししようとしていた。すると史子がアパートを訪ねてきた。

たくさんの荷物を抱えて部屋に入ってきた史子は、しばらく居候させてくれと言い出す。家を売ったお金で返済し会社を続けていくことにしたのだ。

星見が継ぐまで何とか頑張るという史子に、会社を継ぐ気はないけど、支えるからと言われた史子は、私を支えるなんて20年早いと言い出す。そこから口げんかになるのだが、史子はこういうのに憧れていたといい笑い出す。

菱子と星見は、最初に入れ替わった公園へ来ていた。なぜ入れ替わったのだと思う?と星見に聞かれた菱子は、愛に気づいていなかったからではないかと言った。

大切な人が自分を思ってくれているということにあのまま気づかずにいたら、もしかしたらその大切な人を失っていたかもしれないと、入れ替わってそれに気づけたことに二人は感謝した。

クリスマス会での白雪姫は大成功だった。由香里は菱子に「さくらのあんな楽しそうな顔、久しぶりに見ました。ありがとうございました。」とお礼を言った。

クリスマスの日、真人は「おかえりなさい」と菱子に微笑んだ。
その言葉に驚きながらも嬉しそうな顔をする菱子。
星見や史子、相川たちを招いてクリスマスパーティが行われた。

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レビュー(感想)

急展開で、さくらのママもいいヤツになりましたね。あ、あの部長もね。あれはいい人になったってわけじゃないけど…。麦太郎を転勤させるのを諦めたっていうだけの話ですが。

入れ替わったことでいろんなことに気づくことが出来たわけだから、よかったですね。私は入れ替わった生活なんてしたくないけど…。

結構楽しいドラマだったのに、もう終わっちゃってなんだか残念ですね。

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