MissPILOT(ミス・パイロット)あらすじ・レビュー(第3話)フジテレビ系列10月29日放送


【第3話】
ネタバレ注意

第3話 あらすじ 10月29日 午後9時~放送(フジテレビ系)

グランドスタッフとしての研修を終えた手塚晴(堀北真希)たち。そのあとすぐに整備部の研修が始まった。
素早く機体を整備するのを目の当たりにして圧倒される。

手伝おうにも整備資格のない訓練生に出来ることは少なく、作業を見ているくらいしか出来ない。小鳥(小柳友)だけは目をキラキラさせながら興味津々に整備士たちを見ていた。だが、岸井(間宮祥太朗)や山田(藤井流星)、諸星(庄野崎謙)は、その積極的な態度を点数稼ぎだと思っていた。

訓練生たちは、部品管理をやらされることになった。地味な割には疲れるこの作業に不満が出てくる訓練生たち。
晴はいつも通りマイペースだった。ほかの訓練生たちが愚痴を言う中、「部品を管理するのって、飛行機を管理するのと同じなのかも」という晴の言葉に岸井は癒される。

整備士の人たちからは何かにつけ怒られる。
どんなことでも完璧にやり遂げたい千里(相武紗季)は、この研修に疑問を感じながらも、必死で工具の名前や手順などの予習に余念がない。だが、さすがの小田も、知識のないそれらを覚えるのは大変で次第に疲れが出てきていた。

慣れない仕事、地味な作業、飛べないことに対する不満が募って、そろそろ脱落者が出てくるのではないかと心配する国木田(斎藤工)。

すず(桜庭ななみ)が晴たちのところに遊びに来た。すずと付き合っている岸井は、すずが晴たちと3人で談笑しているのを見て驚く。すずは、岸井が心変わりしてないか心配で偵察に来たのだ。
だが、晴や千里らと話して安心したようだった。

長いフライトを終え、廃棄されることになっている飛行機の引退セレモニーが行われた。整備士たちだけじゃなく、国木田や倫子(菜々緒)にもその飛行機には思い入れがあり、別れを惜しんでいた。

朝方までの整備を見守ることになった訓練生たちは、一通り作業が終わり、規定範囲の基準を満たしていたにも関わらず、最初から作業をやり直すと言い出した吉岡に唖然とする。

晴はそんな吉岡のことを職人みたいでいいと褒めるが、ほかの訓練生は不満タラタラだった。こだわりすぎだとか、自己満足の世界だとか、ネジがちょっと違うからって何の意味があるなどと不満を漏らす訓練生に小鳥がキレた。

「何言ってんだよ。あの機体が数時間後には何百人も乗せて空を飛ぶんだよ。何でそんなことがいえるんだよ」

それでもなお、「規定は満たしてたんだから。」という諸星の胸倉をつかむ小鳥。

その話を聞いていた国木田が資料を訓練生たちに見せた。
剥がし忘れたシールのせいで飛行機が事故に遭ったこと、見た目は変わらないが、別のボルトを使ったせいで墜落事故が起きた話などを話して聞かせた。

「安全なフライトの敵は、これくらいいいだろうという油断だ。今お前らがやらされているのはただの雑用じゃない。フライトに繋がる重要な手順だ。」と忠告した。

みんなが帰る中、国木田は千里を呼び止め、「力みすぎだ。もっと力を抜いて周りを見ろ」とアドバイスした。

引退セレモニーが行われた飛行機が、廃棄されるために飛ぶことになった。最後のフライトだから万全な状態で飛ばせてやりたいという吉岡。
訓練生は帰っていいといわれるが、小鳥と晴だけは残って作業を見たいと言い出す。

その飛行機のことをまるで自分の子供のように話す吉岡に「ほどほどにしないと体を壊しますよ」という晴に「ほどほどじゃダメなんだ。高をくくっていると事故に繋がる」という吉岡。
整備の途中だったが帰っていいと言われる小鳥と晴。明日の見送りに付き合ってくれと言われ喜ぶ二人。

寮に戻った小鳥は、ロビーにいた岸田、山田、諸星の3人に、昨日のことを詫びた。
そして自分の本当の思いを語りだした。小鳥は本当は整備士希望だったのだ。

祖父が航空整備士だったため、自分も夢見ていたが、整備士試験には受からず、パイロット試験に受かった。そんな自分を受け入れられていなかったが、今日ようやく決心がついたという。誰よりも整備士の気持ちを汲み取れるパイロットになると宣言した。

晴はみんなに、「自分には関係ないからいいやなどと思っていたら取り返しのつかない大きな事故に繋がる。それが怖くて自分の気持ちのネジを緩められない」と言った吉岡の言葉を伝えた。
そしていろんなスタッフや仲間、部品に感謝を出来るパイロットになりたいと言った。

千里はそんな晴の言葉を影から聞いていた。
明日の見送りに行って来るという晴に、みんなは、せっかくの休みだぞと声をかける。

だが翌朝、みんなロビーで小鳥や晴を待っていた。千里も寮の外で待っていて、結局全員で見送りに行くことになった。
最後の清掃を手伝わせてもらった。みんなが機体にメッセージを残し、訓練生たちもそれぞれの言葉を書かせてもらった。
無事に飛行機は飛び立っていった。

訓練生たちはみんな、今回の研修でまたいろんなことを学ぶことが出来た。

そして国木田から、アメリカ研修の日程が決まったと聞かされる。

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レビュー(感想)

晴はいっつも元気ですね。元気でまっすぐで無邪気で・・。印象的だったのが、先輩整備士たちから工具を取るように言われた時。工具の名称を覚えていた千里はすぐにそれに反応できたけど、工具の名前を覚えていなかった晴は、工具箱ごと持っていくという。

あれは絶対私には出来ない。「私もちゃんと覚えておけばよかった~」って後悔するだけで絶対あんなことは出来ません。あの人すごい心臓の持ち主。しかもあのキャラだと、そんなことをしても叱られないという。千里も言ってたけど、ああいう性格って本当にうらやましい。みんなが愚痴をこぼしていても、一人だけ前向きな発言をして気持ちがいいですね。

確かに、こんなことをすることに何の意味があるんだろうって思うことはたくさんあるけど、きっと後々役に立つってこともあるんですよね。そのときはなかなかそう思えなかったりするけど・・。

いよいよ待ちに待ったアメリカ研修です!どうなるか楽しみ!

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