リーガルハイ あらすじ・レビュー(最終回)フジテレビ系列12月18日放送


【最終回】
ネタバレ注意

最終回 あらすじ 12月18日 午後10時~放送(フジテレビ系)

古美門(堺雅人)と黛(新垣結衣)は、最高裁判所で貴和(小雪)の差し戻し判決を得ることに成功した。その裁判直後、貴和と面会した吉永慶子という人物が羽生(岡田将生)であったことに気づく。

古美門たちは、貴和から代理人を解雇されてしまった。それを知った黛が『NEXUS』に行くと、磯貝(古舘寛治)しかいなかった。

三木(生瀬勝久)が弁護をすることになり、古美門たちは裁判を傍聴しに行く。検察側には羽生たちがいた。三木が弁護人になるよう仕向けたのも羽生だった。

差し戻し審で、羽生は、貴和に死刑ではなく、無期懲役を求刑し、三木は情状酌量を訴えた。全て、丸く治めようとする死刑廃止論者の羽生の策略だった。

その日の夜、古美門と黛は蘭丸(田口淳之介)と一緒に『NEXUS』に羽生と本田(黒木華)を呼び出した。

そこで古美門は、自分が利用されたことについて怒りを露にした。黛も羽生のやり方に不満をぶつけた。しかし、羽生は愚かな民衆は危険を冒してでも誰かが導かなくてはいけないなどと言い、平然としていた。

古美門と黛は、なぜ貴和が羽生の言いなりになるのかを探ることにした。

貴和に面会に行った古美門たちは、何も話そうとしない貴和に、自分の無実が証明されたら真犯人探しが始まるからではないかと問い詰め、真犯人を見つけてみせると宣言した。

怒りや憎しみからは何も生まれないなどと言う羽生はメディアでも世間でも大人気になり、世間も無期懲役が妥当という流れになっていた。

古美門たちは、貴和と関係があった金崎組の組長の下を訪ねてあることを聞き出した。
その話しを下に、貴和とさつきのDNA鑑定を行った。

古美門たちの動きに気づいた羽生に呼び出され、あくまで貴和が犯人であると言い、それが全ての人が幸せになる方法だと話す。黛は、誰かが傷ついても不幸になっても、真実が大事だと訴える。

古美門たちは民事訴訟を起こした。服部(里見浩太朗)が着服した加賀の報酬の全額返済を求める裁判だった。加賀の代理人は古美門、服部の代理人は黛だった。

着服したお金を付き合っていた女性に奪われたと主張する服部。なんとその相手は貴和だという。この裁判は証人として貴和を法廷に引きずり出すためのものだった。

貴和への証人尋問が始まった。服部のことを知らないと言う貴和に、交際してきた男性が多すぎて覚えていないのかもしれないと古美門は言い、金崎の名前を出した。その瞬間、貴和の顔色が変わった。

金崎と交際していた貴和は、子供を身ごもった。金崎には妻が居たが子供が出来なかったため、組の跡取りにしようと思い、貴和に産むように伝えた。

だが貴和はその後姿を消した。ようやく探し出した時、貴和は子供をおろしたと話したが、実は出産していた。出産記録によると確かに女の子を出産していた。

子供を産んでいたと知った金崎に、自分たちとは関係ないところで幸せに暮らさせる。邪魔をすれば殺すと、金崎に包丁を突きつけた。

そして、次の獲物として徳永光一郎の家に行った時、娘のさつきと会った。自分が産んだ子供と同じ生年月日の女の子を。

戸籍上は、徳永と亡くなった妻の実子となっていたが、それでも貴和は自分の子供だと確信したのではないかと貴和に詰問する。

自分には子供なんていないと言い張る貴和の前にDNA鑑定の結果を見せましょうかと書類を取り出すと、貴和が取り乱してそれを取り戻そうと暴れだした。

あくまでも想像だと前置きし話しを進める古美門。さつきが貴和を嫌ったため、徳永が子供を預かってくれる親戚を探し出した。

それを知ったさつきが殺したのではないかと話すと、「あの子は犯人じゃない。あの子はお父さんが大好きだから」と涙を流しながら力なく答えた。

すると古美門はもう一つの仮説を話し出した。それは犯人は徳永自身というものだった。さつきが結婚に反対したため、貴和に生命保険を残して無理心中を図ったのではないかという。

自分を殺そうとしたのが大好きなお父さんだと知ったら、さつきが傷つくからかばっているのではないかと古美門は聞いた。貴和は何も答えず泣き崩れた。

その後、貴和に面会した古美門は、かばうものがなくなったのだから、子供か徳永に罪を着せて自分だけでも無罪になれと言い、自分を雇うしか方法がないと話す。

「あの子だけは巻き込まないで。あの子は何も関係ない。どうにかしなさいよ!!!」と責める貴和。「どうせ捨てたガキだろうが!」という古美門の物言いに反発する黛に対し、「真実が大事なんだろ?依頼人が不幸になろうと真実を明らかにすべきなんだろ?全て君が片棒を担いでやったことじゃないか。」と詰め寄る。

新しい真実を作り上げ、貴和を無罪にし、さつきも救うと言う黛に「正解だ」と古美門は答えた。

裁判が始まった。
貴和は、二人を殺そうと思い、毒物をインターネットで購入し徳永家へ行ったことを認めた。だが、ふと我に返り、慌ててその場を立ち去ったが、翌日、持ち帰ったと思っていた毒物のビンがないことに気づいた。

するとテレビで徳永が亡くなったというニュースを見た。調味料に思えるそのビンを見つけた徳永が料理に使ってしまい、亡くなった。事故死だったと古美門たちは主張した。

殺そうとしたのは事実だから法で裁いてほしいという貴和に対し、実行はしていないから殺人犯としては裁けないと黛は言いながらも、毒物の所持で厳重に裁いてほしいと裁判官に訴えた。

それを聞いていた羽生は、貴和や黛たちを責め立てた。幸せになるための持論を展開する羽生に、間違ってないと思っているから人を幸せにするのはムリだと言い切った。
人間は誰しも醜さやずるさを持っている。

自分の理想を実現するために裁判を利用し、人を操りたらしこむ羽生もまた醜いと古美門は言った。古美門に酷いことを言われコテンパンにやられた羽生は「そんなひどいこと言わなくてもいいじゃないか。僕だって一生懸命やってるのに…」と泣き出した。

そんな羽生に対し、本気でみんなを幸せにしたいと思っているなら方法は一つだと言い、「醜さを愛せ」と助言した。

貴和には無罪が言い渡された。
その後さつきに、DNAの鑑定結果を渡した。それには「親子関係 不一致」と書かれていた。それを見て笑顔になったさつきを陰から見ていた貴和もまた笑顔でその場を去った。

「これが本当の鑑定結果です」と渡した書類を、貴和は見もせず燃やした。「いいんですか?」と慌てる黛に、「どうせDNA鑑定なんてやってないんでしょ?横分け小僧」というと、古美門が高笑いをしだした。

それを何が真実かわからなくなる黛。

その後羽生は世界に旅に出た。本田は検察に残り、磯貝は事務所に残り頑張っている。
黛も古美門事務所へ戻ることになった。

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レビュー(感想)

ドラマ終わりましたね~。
しかしあんな裁判あるわけないですよね。法廷で全く関係ない話をしているのをみんなが聞いてるなんて…。そして検察側が泣き出すという。
古美門先生、早口すぎてよく聞き取れません。
結果、面白かったからいいんですけどね。

ずっと羽生は黛を好きだと思っていましたが、古美門だったってことですかね?!写真をなでなでしてましたけども。

いろんな意味で、なんだか頭が混乱しています。

貴和も無罪になりましたね。
まさかあんな供述で無罪を勝ち取れるなんて驚きですが…。

またいつか続きがあるかもしれませんね。

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