【第2話】
第2話 あらすじ 10月17日 午後10時～放送（フジテレビ系）
守（草なぎ剛）は、ゆき（北川景子）が書いた脚本を、ダイヤモンドの原石で、手直ししていけば絶対よくなると、日本映画の水島（梶原善）に伝えるように進（伊藤英明）に指示したが、進は勝手に表紙を差し替え、大物脚本家である高倉雄二（津川雅彦）の作品として渡してしまう。
守は玲子（平岩紙）とゴルフデートに出かけていた。苦痛を紛らわすため、相変わらず頭の中で山手線の駅名を繰り返す守。玲子の話の内容など全く聞いておらずただ適当に相槌をうっていた。そこに進から、ゆきの脚本を渡したと電話が入る。独身貴族でいられるよという進の言葉を聞いて喜びを噛み締める守。
一人自宅で食事を楽しんでいる守に、叔母の亜希子（デヴィ・スカルノ）から電話が入る。玲子を自宅に招待したことを褒められたが守は何のことだかわからなかった。どうやらゴルフの最中に約束をしたらしい。頭の中で山手線の駅名をただただ繰り返していた守は話の内容をきちんと聞いておらず、適当に相槌をうっているうちに約束したことになってしまっていたのだ。契約も出来そうだから、今から玲子に電話をして断ると守が言うと、制作費が振り込まれるまではダメだと電話を切られてしまう。
その頃進は弁護士に会っていた。高額な慰謝料を請求されて驚愕する。
映画現場で働くことになったゆきは一生懸命仕事をこなそうとしていたが、現場を仕切っている裕太（藤ヶ谷太輔）から嫌がらせのようなことをされ厳しく扱われていた。
約束の時間が迫り、守は落ち着かなかった。これからのことを考えると吐き気を催すほど憂鬱だった。気持ちを紛らわすために靴を磨くが、それでも気持ちは全然はれない。
約束の時間が過ぎ、大量の食材を手にした玲子がやってきた。彼女のすることひとつひとつが全て守とは合わない。途中で耐えられなくなり、仕事をするから食事が出来たら呼んで下さいと言い、自室に逃げ込んだ。
ゆきは、裕太から急いで女優を呼んでくるように言われ、楽屋へ呼びに行くが、それは裕太の嫌がらせで、女優の出番までまだあと２シーンあり、裕太に叱られる。
本番中に、バイブにしていたゆきの携帯が静かなスタジオに響き渡り、監督からも叱られる。
会社に戻ってからも嫌味を言われ続けているゆきを助けたのは進だった。優しい言葉をかけているところを見た須美花（蓮佛美沙子）は嫉妬して、ゆきに意地悪な言葉をかける。
ゆきが会社から帰っている時、守が玲子を送り出し車に乗せるところを目撃し、ゆきは思わず隠れる。嫌なことから開放された守が、大声で叫びだすのを見て驚くゆき。守もゆきに気づく。流れで一緒に食事へ行くことになった二人。玲子と一緒にいるときは一方的に玲子が話すだけだが、ゆきと一緒にいる守はほとんど自分がしゃべり続ける。結婚観を話している最中、守の失礼な一言に怒ってゆきが帰ってしまう。それでも守は気にすることもなく食事を続けた。
ゆきは次の日も撮影現場で一生懸命頑張っていたが、差し出したお茶を女優がわざと受け取り損ねて衣装にこぼしてしまった。裕太からも女優からも激怒され帰される。
製作費用に関しての契約の日、守には内緒で勝手に進一人で出向き、サインをしてしまう。
ゆきはその後たまたま、日本映画の水島たちが話しているのを聞いてしまい、自分の作品である「８月のボレロ」が高倉雄二の名前で提出されていることを知る。
怒ったゆきは社長室をたずね、守に文句を言うが、守は何のことを言っているのか意味がわからず、大物脚本家である高倉先生の脚本として君の脚本を出せるわけがないだろう？と言う。
そして、「周りから変人だと思われているが、映画製作に関して不誠実な態度を取ったことは一度もない」と言い切った。それを聞いてもゆきの守に対する不信感は拭えなかった。
友人の沙織（西原亜希）の家に戻ったゆきは、守の愚痴を言っていたが、沙織から「たまには人を信用してみたら？あんたの脚本を認めてくれたただ一人の人だから。」と言われる。
制作費として４億円が振り込まれたと聞いた守は慌てて電話をし、その後スタジオにいる進のところにやってくる。勝手に高倉雄二の名前で提出したことを責め立てる。高倉からの新しい脚本がもらえるまでの時間稼ぎだという進に「そういう問題じゃない！人の尊厳の問題だ！」と守は怒った。
親父の作った会社を手放したくないと言う進に構わず守は行ってしまう。
守はゆきを探した。社長室へ押しかけ文句を言ったことを謝罪するゆきに、守も深々と頭を下げて謝罪した。ゆきは、脚本に対する気持ちや、守の父が作った映画への思いなどを話し、自分の脚本が高倉雄二の名前で提出されたとしても、「キネマ・エトワール」の役に立てるのなら本望だと言った。それを聞いた守は、日本映画の水島を訪ね、何度も何度も頭を下げ謝罪した。
裁判沙汰になるかもしれないから覚悟しておくようにと言われた守は、ゆきの脚本だけは返して欲しいと懇願する。日本映画と今後仕事が出来なくなることを覚悟の上だった。その覚悟をしった水島は、こんなゴミみたいな本のためにうちとの付き合いをなくすなんてバカな男だと言い、脚本を投げつける。
それを拾いながら、「この本の良さはあなたには一生わからないでしょう。この本の価値がわからないあなたに渡さなくて正解でした」と言い帰っていく。
スタジオでは女優が、ライトが肌に悪いからこれ以上浴びたくないというわがままを言い、楽屋に閉じこもっていた。
進は代役としてゆきを使うことにし、メイクをさせ衣装も変えさせる。
そこに台本を返すために守もやってくる。
メイクをし、きれいな衣装を着て出てきたゆきに、みんな見とれる。そこに女優が、顔がうつるようにしてくれるなら出てもいいわよと言いながら戻ってきたが進は、ライトは肌に悪いんでしょう、今日は帰ってもらっていいですよと言い、その女優を帰した。
ゆきが無事代役を果たす。守もそれを見守っていた。
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レビュー（感想）
このドラマも好きです。
なんだか進は残念だなあ。すごく優しいんだけどやることがいちいち誠実じゃない。女性に対しても仕事に対しても・・。
守がゆきに結婚観を話しているところで、ものすごくマジメだから結婚したくなくなるんだよなあって思ってしまいました。自分も幸せでいたいし、相手を不幸にもしたくない。この言葉にマジメさが表れているなと思いました。イヤなら離婚すればいいやって簡単に思える人なら結婚をあそこまで拒絶しないです。マジメだからこそ、あれこれ考えてしまうんだなあと・・。確かに変な人でもあるんですけどね。
ゆきに仕事を教えなければならない立場にいる裕太は本当に意地悪ですね。嫌味だし・・。でも進も守も頑張っていることをわかってくれているならそれでいいのかもしれないけど・・。
ゆきは、進にかなり好意持ってるカンジが今週あちこちに出てましたね。守の方が女性にだらしないと勘違いしているので、仕方ないか・・。
今後三角関係になっていくんだろうなあ。兄弟仲はどうなるんでしょうか。
守！頑張れ！
2013年 秋ドラマ（10月スタート）リスト
| 枠 | タイトル | 系列放送局 | |
|---|---|---|---|
| 月 | 9時 | 海の上の診療所 | フジ系列 |
| 火 | 9時 | ミス・パイロット | フジ系列 |
| 10時 | 陰陽屋へようこそ | フジ系列 | |
| 水 | 9時 | 相棒12 | テレ朝系列 |
| 10時 | ダンダリン | 日テレ系列 | |
| 10時 | リーガルハイ | フジ系列 | |
| 木 | 9時 | 夫のカノジョ | TBS系列 |
| 9時 | Docter-X | テレ朝系列 | |
| 10時 | 独身貴族 | フジ系列 | |
| 金 | 10時 | クロコーチ | TBS系列 |
| 土 | 9時 | 東京バンドワゴン | 日テレ系列 |
| 日 | 9時 | 安堂ロイド | TBS系列 |
