IQ246~華麗なる事件簿~ 第6話 あらすじ・レビュー

第6話 11月20日放送

第6話 あらすじ【予告】

暇を持て余していた沙羅駆(織田裕二)は、奏子(土屋太鳳)が手にしていた新聞の記事に目を留める。

それは3週間ほど前に都内で起こった事件だった。

鈴木守(今野浩喜)という男が橋の下で他殺体で発見されたのだが、周囲の人たちは、殺される理由がわからないと言う。

沙羅駆はその事件に興味を持ち、奏子や賢正(ディーン・フジオカ)と一緒に被害者のアパートを訪れた。

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鈴木は工場に勤務している、まじめで地味な男性だった。誠実で生活は質素。

人に恨まれるような人物でもないため、通り魔の犯行として捜査は進められていた。

だが沙羅駆は、被害者の部屋にあった高価なフィギュアや株購入の資料と思われる書類を見つけ連続殺人事件ではないかと推理。

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数日後、鈴木が株の購入について相談していた証券会社の担当者・笠原亮次(和田聰宏)が自宅の階段から落下し死亡していたことが判明。

亮次には借金があり、返済も滞っており、それが原因で妻の葵(MEGUMI)とも離婚調停中だった。

だが、お金がないはずの亮次が、死ぬ直前にワインとキャビアを食べていたことがわかる。

警察は事故死と判断する中、沙羅駆が現場に乱入。そこで亮次の兄・壮一(平岳大)と会う。

壮一に興味を持った沙羅駆は自宅を訪ねる。

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壮一は画家だったが、コンクールにも入選せず画廊からも声がかからない、いらゆる自称画家で経済的にも恵まれていなかった。

だが、亮次が亡くなった頃から高級マンションに引っ越すなど、羽振りが良くなったようだ。

ドラマっ子のつぶやき

次回のゲストは平岳大さんです。売れない画家で金銭的にも裕福ではなかった彼が、弟が亡くなったあたりからはぶりが良くなるというもの。

その弟には借金もあったというのに、なぜ弟の死後、金銭的に裕福になったのか?予告で奏子が「6億円?!」と驚くシーンがあったので、もしかしたら弟が宝くじに当たって、そのお金欲しさに殺害したとかなのかな。

それともそれは見せかけで、離婚調停中だったという弟の奥さんが関係しているのでしょうか?ちなみに弟の奥さん・葵を演じるのはMEGUMIさんです。

いや、その前に今野浩喜さん演じる鈴木守という男性が亡くなってるんでした…。その人は誰になぜ殺されたのでしょうか。

次回、13の正体がもっとわかるといいなあ。

第6話 あらすじ【本編】

いつものように暇を持て余していた沙羅駆(織田裕二)は、奏子(土屋太鳳)が持っていた新聞のある記事を目にして現場を見に行くと言い出した。

それは3週間ほど前に、橋の下で他殺体で見つかった鈴木守(今野浩喜)という男の記事だった。

工場勤務の真面目な人間という話通り、部屋も綺麗に片づけられていた。

賢正(ディーンフジオカ)の話によると、撲殺されたらしく、現場の近くにあったブロックから血痕が検出されたため、それが凶器と断定されたということだった。

死亡推定時刻は、事件当日の20時から22時。警察は通り魔の犯行だろうということで捜査を続けているという。

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貯金額は少ないが、部屋には一つ50万もするフィギアが何体も置かれていた。

部屋の引き出しには、証券会社に勤務する笠原という男の名刺があった。

大金を手に入れたか、もしくは近々手に入る予定だったのではないかと沙羅駆は推測し、この事件は連続するとも言った。

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笠原亮次(和田聰宏)の兄・壮一(平岳大)が金の無心の電話をしてきたが、亮次はにべもなく拒否した。亮次に電話がかかってきた。

「金の入るあてはあるから必ず払う」と答える亮次。そして鈴木とのやり取りを思い出していた。

亮次は、投資をしたいとやってきた鈴木に、株は生活費でやってはダメだと諭すように話した。

すると鈴木はお金ならあると言い、6億円宝くじで当たったのだと伝えた。

お金に困っていた亮次は、橋の下で鈴木を襲い、宝くじを奪って逃走したのだ。

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亮次が自宅で宝くじを見ながらにやついていると、離婚調停中である妻の葵(MEGUMI)がやってきた。

亮次は慌てて宝くじを隠し、葵を部屋から追い出した。

追い出されるとき、葵は宝くじを見ていた。

亮次の様子を13がモニター越しに観察している。

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壮一は、家賃を払わないなら家を出て行ってくれと大家から言われていた。

画家は向いていないんじゃないかと言われた壮一が、自分の描いた絵をたたきつけているところに、13から一通のメールが届く。

壮一は亮次の家を訪ね、金を貸してほしいと土下座をするがきっぱり断られる。

弟からも画家には向いていないと言われた壮一は、ハンカチにある液体をふりかけ、亮次の背後から口を塞いだ。

壮一は意識を失った亮次を引きずり階段から落とし、宝くじを奪った。

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そこに葵がやってくる。倒れた亮次を見て顔面蒼白になる葵を壮一は抱きしめた。

「私が宝くじのことを言わなければ…」と震える葵に壮一は言った。「大丈夫。うまくいくさ。」

亮次を襲った時に倒れたワインのシミがシャツについていることに気付いた壮一は、葵に替えの洋服を用意するよう指示。

その様子を13はモニターで見ていた。

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山田(宮尾俊太郎)たちが現場検証をしていると沙羅駆がやってくる。

勝手に捜査をする沙羅駆や賢正を咎めようとする今市(真飛聖)に、鈴木のことを聞きに亮次の会社を訪れた際に亡くなったことを聞き、鈴木とのつながりを確認しに来たと奏子が説明する。

ただの落下事故だという今市に、警察は無能だと言い放つ沙羅駆。

怒る今市と山田に奏子は、もし落下事故ではなく殺人事件だった場合、見落としたという事実は出世に響くと言い、捜査を許可してもらう。

別居中の葵の荷物の傍に1枚の絵があった。それは葵を描いたものだった。

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弁護士から弟が死んだと聞いて駆け付けたと壮一がやってくる。するとそこに新しい情報が入った。

亮次の通話履歴から最後に電話をしていたのが弁護士だということが判明。

弁護士に確認すると、亡くなる1時間前に電話をし、離婚について話し合いたいから妻と一緒に来てほしいと言われたのだと言う。

弁護士はすぐに妻に連絡をし、渋谷で待ち合わせて一緒にこの家にやってきた。

たった1時間で往復することは出来ないため、妻の犯行ではないということだった。

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司法解剖後に、遺体が戻ってくると聞いた壮一は連絡先を教えるためにペンを取り出した。その際、ポケットの中身を落としてしまう。その中には資産運用のガイドブックもあった。

それを見ていた沙羅駆は、壮一が最近大金を手にしたと推測する。

ジャケットは着古したものなのに、靴は新品のイタリア製で時計も新しいブランドのものであること、それら小物を用意するのは簡単だが、ジャケットを仕立てるには時間がかかると指摘し、その上、資産運用のガイドブックを持っていたことから、庶民が大金を手にする理由の一つは相続であると話した。だが亮次の場合はまだ離婚前であるため、遺産があっても妻へ行くのでその線はない。沙羅駆が残りの可能性を口にしようとした瞬間、事件とは関係ないことだと山田が止めに入った。

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森本(中谷美紀)が亮次の遺体をみようとしていたところに沙羅駆がやってくる。

嬉しそうに残業をする森本に、助手の足利(矢野聖人)がなぜそんなに死体が好きなのかと尋ねる。

すると沙羅駆も賛同し、死を扱う法医学を選んだ理由を尋ねた。

「死だけがもたらす究極の孤高。それがたまらなく好きなんです」と森本は嬉しそうに答える。

アメリカの画家、マーク・ロスコのを例にとり説明した。足利は終わらない二人の会話を遮った。

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亮次の死亡推定時刻は、当日の10時から13時。

沙羅駆が、階段から落ちた時に出来たと思われる腕の傷を見つける。

発見当時着ていた衣服を確認するが血痕はついていない。

そのことから、死亡後、誰かによって着替えさせられていること、殺人であることが明らかになった。

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引っ越したばかりの壮一の家を沙羅駆たちが訪ねてきた。

家にはたくさんの絵が置かれていた。

コンクールに落ちまくっていると壮一は正直に話し、銀座の画廊に置いてもらえることになったと話した。

奏子は素直に称賛するが、沙羅駆は金で買っただけだと言い、自分の絵に自信が持てなくなって金に転んだのだろうと指摘した上で、宝くじに当たるには隕石と同じくらいの確立だと言い出した。そして殺人と考えていることも正直に伝えた。

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壮一は宝くじに当たったこと、事件当日は換金へ行っていたことを話した。

いつどこで購入したのかという沙羅駆の質問にも壮一はよどみなく答えた。

壮一の証言と事実が一致したから銀行も宝くじを購入した本人だと認めてもらえたのだと付け加えた。

鈴木守のことを知っているかと尋ねると、壮一は知らないと答えた。

壮一は沙羅駆たちが帰ったあと、亮次が残していた鈴木に関するメモ書きを燃やした。

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賢正は葵に事情を聞くために、葵の勤務先である歯科医院を患者として訪ねた。

壮一が描いた葵の絵の感想を述べ、過去に付き合っていたのかと尋ねる賢正に、葵は10年以上前に付き合っていたが結婚してからは会っていないと答えた。

「大切に保管されていたから離婚の原因は壮一さんなのではないかと思いまして…」と賢正が言うと、葵はそれを驚くほど強く否定した。

賢正は事件当日の靴を貸してほしいと申し出た。

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葵はすぐに壮一に連絡を取った。

壮一は言う通りにするように伝え、連絡を取っていることを知られる方が致命的だというと電話を切った。

葵の靴を見せてもらうために家を訪れた沙羅駆は、たくさんある靴の中から一発で当てて見せた。

亮次の壊れたスマホを見せ、葵が踏んで傷つけたと指摘し自分の推理を話し始めた。

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事件当日、亮次を殺した壮一は、銀行の前から亮次のふりをして弁護士に電話をし、そのスマホを一緒にいた葵に渡し、銀行へ換金しに行った。

葵はその後弁護士と合流して家へ行って一緒に遺体を発見した。

だが、葵は帰り道、亮次のスマホを見てしまい、女性と映ってる写真を発見した。

頭に血が上った葵は、思わずスマホを踏みつけてしまった。

まずいと思った葵は、階段から落ちた時にスマホが壊れたように見せかけるため、遺体の傍にスマホを置いたのだろうと自分の推理を披露した。

葵は否定する。かばうのも罪になると言われるが、現場で謝って踏んでしまったのだと説明。

「あなたは本当は殺人なんて望んでいなかった。ただ壮一さんの傍にいたかっただけなのでは?」という沙羅駆の質問には葵は何も答えなかった。

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沙羅駆は宝くじを当てた鈴木が亮次に殺され、壮一がその当たった宝くじを奪うために亮次を殺したと確信していた。だが証拠がない。

それについて考えていた時、沙羅駆の前に一瞬だけ一人の女性が現れた。

うっすらと浮かぶその女性はボブカットで森本に似ている女性だった。

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沙羅駆は壮一の画廊を訪れ、壮一が当てたという宝くじを見せた。

鈴木は、チェックしたものにマークを書く癖があったと話し、それと同じマークがこの宝くじにも書かれていたと沙羅駆が言う。

すると壮一は、それは鈴木が書いたものではなく自分で書いたものだと反論。

なんと書いたのかと聞かれた壮一は「答える義務はない」と沙羅駆を追い返そうとした。

帰り際に沙羅駆は、葵にも話を聞くつもりだと言い残して帰って行った。

そこに葵からの着信があった。「危険な要素は取り除かないと…」と壮一はつぶやいた。

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沙羅駆は葵に呼び出された場所へ向かった。

一人で来たことを確認した葵が突然抱きついてきて「罪の意識に潰されそうで…」と言う。

すると背後からが現れた壮一に沙羅駆は頭を殴られてしまう。

壮一は、自分を疑っている沙羅駆さえいなくなれば、ただの事故として処理されると考えたのだ。

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倒れた沙羅駆を移動させ、バッグに仕込んだ何かをセットし二人が逃げようとした時、賢正と奏子が現れた。

賢正が壮一を取り押さえると奏子は沙羅駆に駆け寄った。

大声で奏子が名前を呼ぶと、沙羅駆が起き上がった。

帽子の中に鉄板を入れていたため無事だったのだ。

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沙羅駆は壮一の証言を録音していた。壮一は自分のやったことをすべて認めた。

沙羅駆が壮一に知らせたいことがあると言うと、賢正があるニュースを見せた。

それにはベネチアのコンクールで壮一の作品が絶賛され入選したと書かれていた。

その記事が出たのは亮次を殺害する前日だった。

壮一が自分のメールを確認してみると、その報せはちゃんと届いていた。

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沙羅駆は奏子にあとは任せると言うとその場を離れようとした。その時奏子が、バッグの中から不思議な装置を取り出した。

沙羅駆がそっと置くように指示していると、示された時間があっという間に0に近づいていく。

それを見た沙羅駆は慌てて近づき奏子からそれを取りあげた。

投げ捨てようとした瞬間、その装置から噴射したものが沙羅駆の顔にかかった。

苦しむ沙羅駆に賢正が近づこうとすると、沙羅駆はみんなにすぐに避難するよう指示し、賢正にも「私がいなくなったらお前しかいない!わかるな!」と言い放った。

その言葉で、賢正も奏子を連れて外へ避難した。沙羅駆の指示通り、賢正は警察に連絡をし、すぐにその建物を封鎖した。

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苦しむ沙羅駆の前に現れたのはマリア・Tだった。

マスクを取った彼女は、森本の姿をしていた。

レビュー(感想)

今回の犯罪は、沙羅駆がいなくても捕まってましたね。あまりにも雑な犯行でした。ワインがついたシャツのまま床を引きずったり、傷があるはずなのに着替えさせたり、挙句、スマホを踏みつけたり…。どれを取っても「そりゃ捕まるでしょ」って思うわ。

しかもあの兄、弟がなくなってすぐに時計とか靴を買いに行ったってことでしょ?頭おかしいですよね。4か月も家賃を滞納していた人間が急に金持ちになったら疑われるってわかりきっているのに…。あまりにも稚拙で面白くなかった。

でも最後はちょっと面白かったな。毒(?)を吸い込んだ沙羅駆が賢正たちを外に出しましたよね。あれは何かしらの考えがあってのことでしょ。賢正もそれをわかっていて、従うふりをしたんですよね。あれ、マリア・Tが用意したものとすり替えてるのか、実は毒でもなんでもなかったのか…。

最後、森本先生が現れました。でもどうやら違うようですね。沙羅駆の頭脳があっても、マリア・Tが誰なのか突き止められないんですね。ちょっと残念…。

早く捕まえてほしいよ。

次回放送予定日11月27日

2016年 秋ドラマ(10月スタート)リスト

タイトル系列放送局
9時カインとアベルフジ系
9時レディ・ダ・ヴィンチの診断フジ系
10時逃げるは恥だが役に立つTBS系
9時相棒シーズン15テレ朝系
10時地味にスゴイ!日テレ系
9時ドクターXテレ朝系
10時シェフ~三ツ星の給食~フジ系
10時砂の塔TBS系
9時ラストコップ日テレ系
9時IQ246~華麗なる事件簿~TBS系
9時キャリアフジ系
10時半レンタル救世主日テレ系
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