ショムニ2013-あらすじ・レビュー(第1話)フジテレビ系列7月10日放送


ネタバレ注意

第1話 あらすじ 7月10日 午後10時~放送(フジテレビ系)

今から10年前、ゴミ同然だと烙印を押された社員たちが送り込まれた部署、庶務二課。通称ショムニ。
坪井千夏(江角マキコ)を中心とした女子社員たちは、いろんな問題を解決し会社を救った。そして退職していった。千夏は消息不明になっていた。

それから10年。

オリンピックを期待されていた棒高跳びの選手、円山詩織(本田翼)は広告塔として満帆商事に入社した。しかし、いい成績を残せずにいた。経費削減のため、陸上部は廃部になり、社内で邪魔者扱いされていた。川に身を投げようとしていたところ、千夏が現れる。そんなところに立っていても男は寄ってこないよと言う千夏。そして千夏は詩織の財布から借りるよと言ってお金を抜き取った。それをとめようとする詩織に「いいじゃん。どうせ死ぬつもりだったんだろ」と言い残して去っていく。千夏を追いかけていた元庶務二課の女性たちから「今、千夏に逃亡費用渡したね?」と責められる詩織。「まだ水は冷たいわよ」と言い残し、その女性たちも去っていった。

周りの社員が仕事をする中、詩織だけが何も仕事を与えられず、ただ机に座っているだけだった。「給料泥棒」とだけ書かれたメールが届きショックを受ける詩織。

誰も詩織に近づこうとしない中、彼女にストレートな行動を取ってくるOLたちが現れる。三波まどか(ベッキー)、安部麗子(安藤サクラ)、小島美鈴(森カンナ)、福田益代(堀内敬子)だった。

廊下で詩織が転び、荷物を拾っているところに大勢の部下を引き連れた千夏が現れた。

詩織が上司に退職届を出そうとしたら、庶務二課への異動を言い渡された。社内は庶務二課の復活の話題で持ちきりだった。

庶務二課への異動を言い渡された社員たちからはどんどん退職願が出された。

警備員(森本レオ)に案内され、詩織は庶務二課に連れてこられた。

薄暗い廊下をおそるおそる歩く詩織。部屋に入ると、そこは荒れ放題、埃まみれだった。

詩織はそこで埃かぶった写真を見つける。そこに、昔ショムニにいた女子社員たちが突然現れる。
千夏も現れた。彼女たちが千夏を探していた理由・・それは借金の取立てのためだった。

アメリカで投資話(カジノ)で大もうけしたという千夏。だが、結果負けたのだ。その後、イタリアの起業家にスカウトされ(愛人契約)優雅な暮らしをしていた。ところがそれが本妻にバレて追い出されてしまった。その際、まとまったお金をもらった千夏は、商売でも始めようと思い、あらゆるところで市場調査という名の飲み歩きをしていた。そしてインドでカレーうどんを売ったところ、それがバカ売れし、日本のスミス&マハール社にヘッドハンティングされた。M&Aで満帆商事に戻ってきて、経営企画室の室長を任されることになったという。

千夏がそんな話をしていると、庶務二課に配属された、女性社員たちが入ってくる。

庶務二課に配属された社員たちはみんな、5時きっかりで退社していった。

千夏の経営企画室室長、任命式当日。

坪井千夏の名前を見て驚く社長の前川進(升毅)は、任命式を中止しろと慌てて戻ってきた。

経営企画室の室長になるはずだった千夏は、庶務二課へ飛ばされる。

千夏は、ショムニの席順は女の価値、女の価値は男の数で決まるというが、今時男の数を競うなんてださいといわれてしまう。

女性の価値は知識の量だというまどか、愛情の深さだという美鈴、血糖値の低さで決めようという益代、忍耐力に勝るものはないという麗子。あんたは?と聞かれた詩織は、棒高跳びと言い、何言ってんの?と千夏に呆れられる。

5人の女性社員を引き連れて歩く千夏の前に、壇上みきが現れる。千夏をライバル視している彼女は、千夏相手に嫌味をいうが、千夏は全く負けていない。

海外事業部にいる左門大介(三浦翔平)は、女子社員の中で恋人にしたいランキング4年連続1位だという。
ショムニのみんなは、早い者勝ちだと彼のまわりにまとわりつくが、仕事の邪魔をするなと言われる。

詩織は、前いた部署の前を通り過ぎようとしていたが、千夏に「お前の仕事だ」と言われ、郵便物を届ける。「元の仲間に挨拶もなしか?」という千夏。それでも誰も詩織を見ようともしない。そんな連中を見て「おもしろくないね」という千夏。

廊下で、「棒高跳びの円山」と千夏に呼ばれた詩織は「坪井さんは最低です!」とキレる。

詩織が道具を持ってショムニに戻ると、昔ショムニにいた二人につかまる。千夏をつかまえておいてくれという二人に、「あの人とかかわりたくない」という詩織。

二人相手に千夏のことを愚痴る。「あなたたちだって迷惑かけられてるでしょう?お金借りて返さないなんて最低。」と詩織は言うが、二人は「最低?!最低だったらお金は貸さない」と言う。そして部屋を出るとき、詩織に「あんた、ちょっと元気になったじゃん。」と声をかけて出て行く。

ロビーで警備員に会った詩織。警備員は詩織の大ファンだという。そんな警備員相手にショムニで振り回されていると愚痴る。
ほうっておいてほしいという詩織に、うらやましいという警備員。
振り回されてもらえる日々なんて夢だといわれる。

人事課に呼ばれたショムニの女子社員は、今週中に辞めれば、ショムニにいたことはなしにしてやるといわれる。ショムニにいたことがわかれば再就職は難しいというのだ。
ショムニの5人はみんな、こんな会社には何の思い入れもないからやめていいとあっさりと承諾した。
人事課はうまくいったと大喜びだった。

ショムニに戻った女子社員は、千夏が部屋に入れていた配送担当の男性を見て、退職を思いとどまる。
そんな中、詩織だけは退職願を置いて帰る。

会社の外に出ると、昔ショムニにいた女性たちに捕まっている千夏に会う。「金を貸してくれ」といわれた詩織は、会社をやめるからこれ以上かかわらないでという。
そこに通りかかった、詩織の前の部署の連中に、「会社やめるらしいから送別会でもしてやれ」という千夏。「ろくに仕事もしなかったからそんな資格はない」という詩織。
「仲間になるのに資格がいるとは、初めて聞いた」と千夏は言った。
「役に立たない無能な社員を置いておくほど会社は甘くない」という元上司に対し、「無能なのはお前だよ。上司のくせにこいつを育てようともしなかった。こいつは、4m21飛んだ女だよ」と千夏。それを聞いた元ショムニの女性たちは、そんなこと出来る人はそういないと褒めた。
「こいつを飛ばせるどころか、スタートラインにも立たせなかった。都合のいい時だけ利用して、使えなくなったら捨てたんだ。上司の給料には部下を育てる分も入っているんだ。あんたみたいな使えない上司、本当の給料泥棒っていうんだよ。この中に、4m21飛べるヤツいる?こいつを無能と言うなら、4m21、飛んでから言うんだね」と言い放った。

詩織に、自分から声をかけたことがあるかと聞く元ショムニ。大事なのはスタートラインに立つことだと千夏に言われる。


そのあと、身を投げようとしていた橋で千夏に会った詩織が「私もまだお金返してもらってません」と言うと、「5倍にして返してやる。」と、詩織を飲みに誘った。喜んでついていく詩織。

ショムニで退職届を見つけた警備員は、自分の帽子に入れてそれを持ち帰る。

次の日、詩織は退職願がなくなっているので慌てて探していると、人事課の連中が退職願をとりに来る。みんな口々に「やめるのやめた」と言い出す。もちろん詩織も。全員にやめないと言われ、ふざけるなと言い残して人事課の連中は帰っていった。

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プレビュー

坪井千夏は口は悪いけど、言葉が温かいですね。部下を育てられないお前こそ、給料泥棒。スカッとしました、このセリフには。
確かにそうです。仕事放棄ですもんね。会社のことを考えたら、こんなもったいない話はありません。ものすごい戦力になるかもしれないのに・・。しかし、こんな嫌がらせする男は最低ですね。でもそれを受け入れているほかの社員も同様。
ショムニに飛ばされて本当によかったですね。

いやでもまさか、元ショムニにいた人たちまで出演するとは思っていなかったのですごく嬉しかったです。出来れば宝生舞さんも見たかったんですけどね・・。
今回のメンバーも、個性的ですが、役割的には前のショムニの人たちと同じようなキャラかな?
坪井千夏みたいな人、斉藤さんもそうですが、スカッとするし気持ちがいい。千夏はお金にはちょっとだらしないけれど・・。

「最低な人にはお金は貸さない」っていう言葉にもちょっとなんだかジーンとしました。
だって口は悪いけど千夏はいい人ですもんね。素敵☆

あ、あとひとつ良いセリフがありました。「仲間になるのに資格が要るなんて初めて知った」ってヤツです!仲間になるのに資格なんていらないですよね。そのまんまの自分を受け入れてくれる仲間ってありがたいです。

このドラマは安心して観られます。だって毎回スカッとするようなセリフを千夏が言ってくれるから!
来週はどんなセリフが出てくるかなあ?楽しみです。

2013年 夏ドラマ リスト

タイトル系列放送局
9時SUMMER NUDEフジ系列
9時救命病棟24時フジ系列
10時スターマン~この星の恋~フジ系列
9時警視庁捜査一課9係テレ朝系列
10時Woman日テレ系列
10時ショムニ2013フジ系列
9時ぴんとこなTBS系列
9時DOCTORS2 テレ朝系列
10時Oh, My Dad!!フジ系列
10時なるようになるさ。TBS系列
9時斉藤さん2日テレ系列
9時半沢直樹TBS系列

2013年 夏ドラマ

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