DOCTORS(ドクターズ)2 最強の名医-あらすじ・レビュー(第3話)テレビ朝日系列7月25日放送


ネタバレ注意

【第三話】

第3話 あらすじ 7月25日 午後9時~放送(テレビ朝日系)

皆川(伊藤蘭)を高校生の息子、雅也(中川大志)が訪ねてきた。合宿費を受け取った雅也は帰っていった。それを見ていた相良が皆川と話していると、外から大きな音と叫び声が聞こえ、相良たちは慌てて飛び出した。そこにはバイクにはねられた雅也が血を流して倒れていた。

緊急オペが行われた。オペの様子を見守る皆川。そこに院長と事務長もやってきた。肝臓の損傷が激しく、60%も切除することになった。

予断を許さない状態だったが、相良は皆川に「悪いほうに考えるのはやめましょう」と言った。

雅也の隣のベッドには、森山(高嶋政伸)が食道静脈瘤の内視鏡手術をした患者がいた。

エスアイ製薬の渋谷(滝沢)と森山が話しているところに通りかかった相良。
雅也の容態を気にする森山に、経過を見守るしかない状態だと伝えた。
飛び出してきたネコをさけようとして転んだバイクにひかれたという話をしている時、森山とMRの顔色が変わったことに相良は気づいた。
森山が立ち去ったあと、渋谷も慌ててその場を去ろうとしたが、相良は渋谷を問い詰めた。
森山が黒いネコにエサを与えているところを見たらしい。

雅也が目を覚ました。
バイクにぶつかったことは覚えているらしい。相良は、肝臓を半分以上切り取ったことを伝え、みんなも雅也を励ました。森山も雅也のことが気になって仕方がない様子。

ナースの間で、「礼儀正しい」と、雅也の評判はすこぶる良かった。

相良は、皆川に、雅也が持っていた臓器提供カードを見せた。驚く皆川。

その頃、森山は、院長室で「眠れない」とため息をついていた。
理由を聞かれ、雅也をはねたバイクがよけようとした猫にエサを与えていたと告白した。
それを聞いた院長や事務長は慌てた。直接の原因じゃなくても、大事な息子が大怪我したんだから、恨まれるかもしれないと院長は言うが、ネコにえさをやってただけだから俺は悪くないと森山は言い張った。すると「後ろめたいから眠れなかったんでしょ」と院長に言われる。
このことは3人だけの秘密となった。

そこに、緊急カンファレンスを開いて欲しいと相良から電話が入る。

カンファレンスが開かれ、雅也の経過が良くなっていないことを相良は伝えた。
選択肢は二つ。一つは、内科的治療で炎症を回復。そのためには回復力がかぎとなる。
二つ目は内科的治療を諦め移植手術を行うという。だが、過去に肝炎を患ったことがある皆川はドナーにはなれない。雅也の父親である、皆川の元夫もC型ウィルスに感染したという。
脳死のドナーが現れるのを待つしかなかった。
皆川は、雅也が臓器提供カードを持っており、脳死となった場合、全ての臓器を提供すると明示していたことを話した。
息子が死んでしまうことは考えたくないが、母親だが医師でもある。臓器移植でたくさんの人の命が救われることはよくわかっているから、万が一のときは息子の意思を尊重したいといった。
明日になったら元気になるかも知れないと言う森山に、最悪の場合も考えておかなければいけないと皆川は言った。
すると森山が、自分の肝臓を半分やると言い出した。その場にいた全員が驚いた。でも、血液型が合わないし、毎日お酒を呑んでいるから移植には適さないと相良に言われる。

雅也の隣の患者、磯部が突然吐血し、緊急オペが行われることになった。執刀医は勿論森山だ。

雅也も心配そうだった。

出血が予想以上に多く、オペの途中に血液が足りなくなってしまった。血液センターからもまだ届かない。血液が届かなかった場合のことを考えて、森山に献血しといてもらったほうがいいという相良。森山は、この患者と同じRH-ABなのだ。
相良にそういわれた森山はいやだと拒否した。同僚の息子は助けても、ほかの患者は助けないなどというのは患者が納得しないと言うが、血液が届かなかったら運が悪かったということだと森山は言い放った。
「残念だニャー」と言った相良の言葉で、自分がネコにエサを与えていたことを相良が知っていると気づいた森山は、急に、自分の血を提供すると言い出した。
森山の代わりに、相良が執刀することになった。

無事にオペが終わったと聞いて、雅也も安心した。
経過がよければ2,3日で戻ってこれるという。森山が自分の血を提供してくれようとしたというと、雅也は驚いた。

非常識だと、院長から相良は怒られることになった。強要したわけではない、いい罪滅ぼしの機会になったのではと言い残し、相良は院長室を出て行った。

雅也が臓器提供のサインしたのは、高校に入学した日の4月2日だった。「滑り止めでうけた学校だから嬉しくないと不機嫌だったのにどうしてあの日にこれを・・」という皆川に、相良は、医者にはなれなくても、人の役に立つ人間になると決意したのかもしれないと言った。

黄疸も随分消え、雅也の体調は随分よくなった。肝臓も正常に機能し始めた。

雅也が回復したことを、森山も院長も事務長もとても喜んだ。

雅也は皆川に、医者になりたいと言い出した。勉強しなければなれないし、医者になれたとしても大変な仕事だと皆川は話した。そして、お母さんに接するみたいな態度でいたらダメだということも伝えると、雅也は日頃の態度について皆川に謝った。

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プレビュー

先週観ていて、森山先生って、心の底から嫌なやつってわけじゃなく、ただ単に、常識をわきまえてないだけの大人かなって思いましたが、今週観ても、やっぱり心底悪いやつとは思えませんでした。心底悪ければ、自分がエサをあげてたネコが原因でバイク事故が起きたと知っても、俺関係ねえしって言いますよね。まあ、森山先生もそう口にはしてましたが、本音は違いましたからね。
森山先生は、何とか雅也くんを助けたくて、自分の臓器を提供するとまで言ったんですから。
私がもしも、雅也くんの親の立場だったとしても、森山先生を責める気にはならないような気がしますが・・。だって、ネコにエサをあげてただけだし、それは良心からしたことだし・・ってなるとね。
でも森山先生の性格の悪さは、森山先生を育てた親が原因なんだろうなって思います。
いいことや悪いことの区別がついていない大人って感じですから。
そういうことは、小さい頃からきちんと大人が教えてあげないといけないところだと思うので・・。
と、話はそれてしまいましたが、今回の森山先生も憎めなかった。なんか、週を追うごとに森山先生が好きになっていってます。

雅也くん、元気になって本当によかった。お母さんへの反抗心もなくなったみたいだし。男の子、マザコンの人多いですからね。それが見えてるか見えてないかの違いだけじゃないかなあ。お母さんのことは大好きなんだけど、思春期になるとつい「うぜえな」とか言っちゃうんでしょうね。可愛いね、男の子って☆
でも雅也くんは、乗り越えたみたいだから、お母さん大好き!なんて言わないまでも、大事にしていくんじゃないでしょうか。お母さんを大事にするっていうのは素敵なことだし、自分が目指すところにお母さんがいるっていうのは、双方にとっても素敵なことですよね。母親としても嬉しいだろうし、子供としてはより頑張る力になるだろうし。
息子に尊敬されるって、親としてはとっても嬉しいだろうなあって思いました。

2013年 夏ドラマ リスト

タイトル系列放送局
9時SUMMER NUDEフジ系列
9時救命病棟24時フジ系列
10時スターマン~この星の恋~フジ系列
9時警視庁捜査一課9係テレ朝系列
10時Woman日テレ系列
10時ショムニ2013フジ系列
9時ぴんとこなTBS系列
9時DOCTORS2 テレ朝系列
10時Oh, My Dad!!フジ系列
10時なるようになるさ。TBS系列
9時斉藤さん2日テレ系列
9時半沢直樹TBS系列

2013年 夏ドラマ

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