DOCTORS(ドクターズ)2 最強の名医-あらすじ・レビュー(第1話)テレビ朝日系列7月11日放送


ネタバレ注意

第1話 あらすじ 7月11日 午後9時~放送(テレビ朝日系)

森山卓(高嶋政伸)は腹腔鏡手術ではトップクラスの技術を持っており、腕のいい医者ではあるが、看護師からは調子に乗りすぎとすこぶる評判が悪い。
森山を取り巻く医師たちも同様だった。

森山とともに堂上総合病院を支えている相良浩介(沢村一樹)もまた、凄腕外科医だ。大きく新聞でも取り上げられることになった生体肝移植の執刀医が森山と相良だった。

相良は森山とは違い、患者のことを第一に考えている。看護師や医師には厳しいところがあるが、患者には笑顔で接し、手術に関する説明もとても丁寧で、患者からの信頼も厚かった。

調子に乗っている森山は、仕事人間で完ぺき主義な相良のことを煙たく思っており、「仕事をしているだけで幸せっていえるなんて、単純でいいな」などとことあるごとにいやみを言う。
森山の取り巻き連中も、きれいごとだなどと馬鹿にしていた。

どんなことを言われても相良は笑顔でかわす。

相良と同じく、仕事熱心な医師がもう一人いた。内科医の皆川和枝(伊藤蘭)だ。

森山の叔母である、この病院の院長、堂上たまき(野際陽子)は、銀行に2億円の融資を申し出ていた。その融資がおりたあとは、自分は引退し、森山を院長にするつもりでいた。森山に院長をやってほしいと頭を下げる。高級車に乗っても、タワーマンションに住んでも満たされなかった森山は、この打診を受け、自分が欲しかったものは肩書きだったのだと気づく。
このことがきっかけでますます調子に乗る森山。

森山が腹腔鏡手術をした患者、榊原さんの術後の経過が芳しくなかった。手足の震えがあり、たくさんの汗、そしてたまに意識が朦朧とすることがあると榊原さんの娘は必死に森山に訴えるが、自分の腕に自信がある森山は「手術をしたばかりだから」と、真剣には捉えていなかった。患者本人やその旦那は、森山を信じているが、娘は不安な思いが拭えず、森山にいろいろと質問をする。しかし「自律神経の乱れだ」と簡単に片付けられてしまい、ますます不信感を募らせる。


ナースステーションでは、この病院が少し有名になったことで、医師たちがみんな慢心していると愚痴っていた。

それを聞いていた相良。相良がナースに指摘したミスについて、新人に頼んでいたとナースたちは言うが、新人のミスはプリセプターのミスだと相良に責められる。

院長室に呼ばれる相良。そこには看護師長、皆川医師もいた。そこで森山が院長になると告げられるが、「森山先生が院長になれば、やめるナースが出てくる」と師長に言われ慌てる堂上院長。師長自身も、そして皆川医師も、森山が院長になるなら辞めると言い出す。

堂上院長は、森山がまだ院長の器じゃないこともわかっているが、ちゃんと言い聞かせるから、病院をやめるなんて言わないでくれと泣きつく。

相良だけは、この病院にもっともっとよくなって欲しいから森山が院長になっても病院はやめないと言った。
皆川医師も師長もその言葉に賛同し、堂上院長は胸をなでおろす。

エスアイ製薬のMR 渋谷翔子(滝沢沙織)が相良に新商品を売り込みに来た。それを試す代わりに調べてほしいことがあると言う相良。
銀行が病院に融資する際に、何を基準に審査しているのかを調べて欲しいのだという。

森山が執刀した患者、榊原さんの容態は全く回復しない。それどころか悪化しているように見えた。森山より相良の方が執刀の回数が多いことを知った娘が、同じ病院の医師でも腕が違うと両親に訴えるが、主治医は森山先生だと父親から言われてしまう。

ナースにも、森山が次期院長になることが知れ渡った。みんな辞めると言い出すが、師長からは、院長になったら人格が変わるかもしれないといわれる。勿論ナースたちはそんなことは信じない。

渋谷が相良に報告に来た。銀行の融資係が、病院の雰囲気がどうか、職員の対応がどうか、数字に表れないところを調査するために患者に紛れて潜入捜査しているのだという。

融資を受けるためには、その人に好印象を持ってもらわないといけないんだな・・と相良は呟き、もうひとつ、渋谷に頼み事をする。

人工肛門をつけたくない、死んだほうがましだと泣きじゃくる若い女性の患者に、人工肛門はずっとつけるわけじゃないこと、必ずあとで元に戻すからと丁寧に説明する相良。
その説明を聞いて若い女性の患者はようやく安心した。

そのやり取りを見ていた、榊原さんの娘が、相良に主治医になってほしいと頼み込む。

同じ病院内で、主治医を変更することはルール違反だと思われる行為だが、必死に頭を下げる娘を見た相良はそれを了承する。

森山が納得するわけがないと心配する看護師の宮部倖佐知(比嘉愛未)に、俺たちの仕事はなんだ?患者さんを助けるほかに何がある?と言い切る相良。
それを潜入捜査をしている銀行の融資係が聞いていた。

融資係の隣に腰掛ける渋谷。渋谷が持っている書類に書かれている会社名を見た融資係は、自分の父親が調子が悪くてどこかで検査をさせたいが、この病院はどうですか?と質問をする。いい病院だと答えるが、もしあなたが手術をするようなことになったらこの病院に来るかと聞かれ戸惑う渋谷。そして「来ますね。相良先生にお願いします」と答えた。何でも診られるし、身内には厳しいが患者には優しいと伝える。

相良は森山に、主治医の変更を言われたことを伝える。患者にも主治医を選ぶ権利があると主張した。プライドよりも大事な責任があるという相良。腹腔鏡のオペを選択したのは間違いだったのではないかと言う。相良は、腫瘍が取りきれていないと思っているのだ。
激高する森山。
多数決で決めるなどとバカなことを言い出した。
相良は呆れて医務室を出て行く。そのあとをついて出て行った皆川は、森山が院長になるならこの病院をやめると言い出した。患者はどうするんですか?と相良に聞かれ、それならナースたちと反対運動を起こして森山が院長になれないようにすると息巻いていた。

患者のレントゲンを厳しい顔で見る相良。そこに呼ばれてやってきたナースの宮部倖佐知に、誰にも内緒で会いたいと告げた。

指定された店へ行くと、看護師長と皆川も来ていた。

そこで、榊原さんのオペをすると伝える。しかも、森山にバレないように、診療開始時間前にこっそりやるという。そのために協力してほしいと頼み込む。
先生一人ではオペは出来ないでしょう?と皆川に言われ「皆川先生に助手をやってもらいます」と言い出した。皆川は無理だと慌てるが、今は内科医でも、昔は救命救急にいたのだから大丈夫ですよと笑顔で言う相良。

患者を助けたいという相良の熱い思いにみんな賛同してくれた。

その密会中に、渋谷から電話が入る。融資係とのやり取りを報告するためだ。「あのことも伝えてくれましたか?」という相良に「ちゃんと伝えましたよ。朝一の受付の様子も見に来てくださいって。でもあれってどういう意味なんですか?」と聞かれた相良は、「病院のいろんなところを見て欲しいだけですよ」とごまかした。

オペの日の早朝。誰にも気づかれないように榊原さんをオペ室へ連れて行く師長と宮部。そこに、今日は非番のはずの森山が現れる。ゴルフのパターを忘れて取りに来たのだという。
榊原さんの顔に毛布をかけ、なんとか誤魔化す二人。
一旦は駐車場まで行く森山だったが、相良の車があることを不審に思い、慌ててオペ室に乗り込んだ。
そこでは今まさに榊原さんのオペが行われているところだった。オペ室に押し入ろうとする森山を、師長と宮部が、そんな格好ではいるつもりですか?!と必死に押さえつけた。

相良はそんな中、オペを続けた。オペ中もマイクを通して文句を言い続ける森山に、自分の腕に自信があるから、自分のミスを認めたくない気持ちはわかるが、病院の主役は患者さんなんだと訴える。腫瘍が残っていたことを自分の目で確かめた森山は驚く。

無事にオペは終わった。

相良は受付で融資係がいるのを確認し、森山が来るのを待っていた。森山は相良の予想通り、そこへやってきて、大声で「お前のやったことは許されない。」と怒鳴り続け「僕は患者さんを助けただけですよ?」という相良の言葉に「きれいごとはたくさんだ。俺が院長になったら人事権は俺にある。まずお前を切ってやる。お前はクビだ」と高笑いをし去っていく。
そのやり取りを驚きながら聞いていた融資係。

その後、2億円の融資はおりたが、条件があると銀行側から言われる。堂上が院長を続けること。それが条件だった。森山が院長をするなら融資は出来ないと言われる。「森山先生には人格的に問題があります。もし森山先生が院長になったら、外科の相良先生を解雇すると公言されました。相良先生がお辞めになったらこの病院の経営は悪化すると思われます。」とはっきり言われてしまう。

これで、森山が院長になる話はなくなった。

全て相良が仕組んだことだったのだ。患者のことを第一に考える相良は、信念のためなら目的や手段を選ばないのだ。

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プレビュー

このドラマめっちゃおもしろーい!!!何でパート1観なかったんだろうと、かなり後悔しています。
森山先生、バカすぎてびっくりです。あんなおバカな医者いるの?!完全なコメディですね。あんなに大声で、患者さんがたくさんいる中、叫びますかね?!バカみたいな高笑いをして帰っていきましたが、いろんなことがおかしいです。でもそのバカさ加減が面白い!スカッとするんですもん。森山のリアクションでちょっと冬彦さんを思い出させるところもあったりしますね。

でも結果、森山がバカでよかったです。だって相良先生の思い通りにことが運んでいくんですから。あれがもし、森山がキレ者だったら、改革はもっと大変だったでしょうね。
あの人が相手なら簡単そう。院長先生が世界一周旅行へ行けなかったのはかわいそうですけど、あの病院の院長が森山になったら、すぐに潰れたでしょう。

このあと、森山はちゃんとした大人になれるのでしょうか?医者というより、人間的に問題がたくさんありますから、本当に更生していくのかちょっと不安ですね。
でも相良先生が何とかしてくれるでしょう!

2013年 夏ドラマ リスト

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9時SUMMER NUDEフジ系列
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10時スターマン~この星の恋~フジ系列
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10時Woman日テレ系列
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9時DOCTORS2 テレ朝系列
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10時なるようになるさ。TBS系列
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