夫のカノジョ-あらすじ・レビュー(第1話)TBS系列10月24日放送


【第1話】
ネタバレ注意

第1話 あらすじ 10月24日 午後9時~放送(TBS系)

小松原菱子(鈴木砂羽)は専業主婦で、大東製粉営業部課長である夫、小松原麦太郎(田辺誠一)と、2人の子供、実花(大友花恋)と真人(鈴木福)と4人で幸せに暮らしていた。

真人が通っている小学校のPTAの付き合いにもあまり馴染めてはいなかったが、子供のためにと思い、波風が立たないよう、気を遣いながら付き合っていた。菱子はすごく心配性で妄想癖があり、残業が続き、休日出勤も増えた麦太郎が浮気をしているのではないかと思い込んでしまう。

ある日、仕事帰りの麦太郎を尾行していた菱子は、見慣れない駅で降り立ち、苦手なアイスクリームを買う麦太郎を見てますます疑いを深めていく。不安に駆られながら後をつけると、麦太郎があるアパートのチャイムを鳴らす。その部屋から出てきたのは若い女の子だった。浮気だと完全に誤解した菱子はショックを受ける。

麦太郎が訪ねたアパートから出てきた女の子は、麦太郎と同じ営業部に勤務する派遣社員の山岸星見(川口春奈)だった。部下の石黒靖(古川雄輝)と一緒に、星見が受ける正社員試験の勉強を見てあげていただけだった。

自由奔放な星見は、二人にとても可愛がってもらっていた。上司ではあるが、麦太郎のことを「麦」と呼び、石黒のことを「石ちゃん」と呼んで慕っていた。

勉強を見てあげていることを、麦太郎が菱子に言わなかったのは、決してやましい気持ちがあったわけじゃなく、菱子が心配性で妄想癖があることをわかっているので、心配かけないように内緒にしていただけだった。

自宅に戻った菱子は麦太郎から離婚を言い出されたらどうしようと怯え涙する。だが、なんとしても家族を守ると決意し、星見に会うことにした。

手切れ金を渡し、別れて欲しいと言うつもりで星見を呼び出した。そんなことで呼び出されたとは知らない星見と、星見を浮気相手だと思い込んでいる菱子の会話は全く噛み合わない。

そんな中、二人の前に魔法使いのような格好をしたおばあさんが現れた。そして二人の顔を見ると、「何もわかってない。自分の大切なものに気づいていない」と言い、二人にステッキを向ける。その瞬間、二人は気を失う。次に目を覚ました時には、中身が入れ替わっていた。

二人は慌てて、そのおばあさんに元に戻すように言うが、取り合ってくれず、「試練を乗り越えられたら元に戻れる」と言われる。入れ替わったことを他言したら元に戻れなくなるとも言われ困惑する二人。

結局二人は、相手になりすまし生活するしかないと思い、菱子の姿をした星見は麦太郎たちのいる家へ、そして星見の格好をした菱子は星見のアパートへそれぞれ帰っていく。

いきなり二人の子供の世話をしなくてはいけなくなった星見。家に帰ると麦太郎も帰ってきていた。言葉遣いがいつもと違うことなどから、どうかしたのかと怪しまれるが、まさか入れ替わっているなどとは思わない家族は全く気づかない。

星見のアパートへ行った菱子は、妄想と闘いながらも部屋を片付け洗濯をし、風呂掃除をする。アパートの外に一台の車が止まり、一人の女性(片平なぎさ)が星見のアパートを見上げていた。

小松原家で暮らすことになった星見に、菱子は注意事項を書いて渡していたが、朝も寝坊し、ご飯も作れなかった。

菱子は、星見が勤める会社に出勤する。いつもは遅刻ギリギリに駆け込んでくる星見が早く着ていたこと、いつもは派手な格好をしているのにスーツを着ていたことに同僚たちはみんな驚く。
麦太郎が出勤してきて、菱子に声をかけるが、「朝からデレデレして!」とイラつく菱子はそっけない態度を取ってしまう。

昼はPTAの人たちと一緒にランチに行くことになっていると菱子から聞かされていた星見だが、それも忘れており、遅刻する。いつもは、PTA会長である相川千代乃(山村紅葉)と同じものをみんな頼むのだが、そんなことを知らない星見は、もっと安いものがいいと別のものを頼む。

そして、その場にいない人のことを悪く言う相川たちに「ここにいないやつのことを言うのはどうなの?本人がいるところで言えばいい」と意見する。
そんな中、相川と星見に学校から連絡が入る。
真人が相川の息子をケガさせたらしい。

菱子は、麦太郎と石黒と一緒に営業回りしていた。スーパーで何度も頭を下げる麦太郎を見て、感謝の気持ちが出てくる。

そのスーパーに商品を置いていいといわれるが、代わりに掃除をするよう指示される。文句を言いながらやる石黒に、商品を置いてくれるなら毎日だってするよと麦太郎は言う。

「お前も奥さんが出来たらわかるよ。子供が出来たらもっとわかる。守るものがあると、何でも出来るようになる」と笑顔で話す麦太郎の言葉に感動する菱子だが、「違う!カノジョを嫉妬させたくて言ってるんだ!」とまた悪いほうへ考えてしまう。

3人で川原で昼食を取ることになった。星見の給料で生活しなければならない菱子は、お金を無駄にはできないと、卵焼きとおにぎりを作って持ってきていた。麦太郎が弁当の蓋を開けたとき、3人は驚く。プチトマトとうずらの卵だけしか入っていなかったからだ。石黒からも「珍しいですね。いつもはあんなにおいしそうなお弁当なのに・・」と言われる。

弁当を作らなかった星見にイライラしながらも、菱子は自分の作ってきたおにぎりと卵焼きを麦太郎に渡す。そこに星見から、真人が友達にケガをさせたとメールが入る。
菱子は慌てて、麦太郎たちには病院へ行くと言い、学校へ向かう。

菱子が校内に入ろうとするが、部外者は入れられないといわれる。そこで菱子は、はしごを使い、教室を覗く。

相川は、教頭や担任に文句を言っていた。子供の教育が出来ていないと星見も文句を言われる。謝ろうとせず黙っている真人に、星見は自分の昔の話を聞かせる。そして、言いたくないことは言わなくてもいいけど、言いたいことがあるならはっきり言うようにとアドバイスする。

すると真人は謝り、相手にも謝るように強く言った。その子がハムスターに消しゴムのカスを食べさせようとしたのだ。注意してもやめてくれなかったため突き飛ばしてしまったらしい。

冗談でやったというその子に対し星見は、「消しゴムのカスを食べられるか?」と聞き、自分が嫌なことは人にも動物にもやっちゃいけないと注意した。相川は「人の子供に説教する前に自分の口の利き方を直してからにして」と文句を言う。

そのまま帰ろうとするその子供に、真人も謝ったんだから謝りなと言った。その子が真人に謝ると、「こっちじゃなくて、ハムスターだろ」と言い、ハムスターに向けて謝罪させた。

真人が「ママ、ありがとう。僕、勇気出して頑張ってハムちゃん、守ったよ」と言うと、星見は「えらかったな!」と頭をなでた。

その様子を見ていた菱子は、嫉妬していた。自分もあれくらい出来る。でもみんな言いたいことがあっても我慢しているんだと、モヤモヤした気持ちのまま会社へ戻った。

様子がおかしい菱子を心配した麦太郎が「大丈夫か?」と声をかけた時、菱子は「大丈夫じゃないわよ!全部パパのせいじゃない!」と麦太郎をビンタしてしまった・・。

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レビュー(感想)

なかなか面白かったです。ネガティブで心配性な菱子とは対照的に、星見は口は悪いけどはっきり自分の気持ちを言える女の子。こんな二人が入れ替わったら、家族は間違いなく気づくと思うんですけどね。

でも、まあ、中身が入れ替わっているなんて想像しないか・・。
人と入れ替わるのって絶対嫌ですね。私なら他人の家で生活できないから無理だな・・。しかも誰かに話したら元に戻れないなんて・・。

麦太郎、あんなに良い旦那さん、良いお父さんなのに、浮気を疑われてかわいそう・・。その誤解も解けていくんでしょうけど、麦太郎は菱子が好きなわけだから、中身が菱子の星見に惹かれていくなんてことないんですかね?それ心配。ややこしくなりますよ。

菱子が突っぱねればいいだけか・・。
いろんな事件が起こっていくんだろうなあ。どう展開していくのか楽しみです。

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