独身貴族 あらすじ・レビュー(最終回)フジテレビ系列12月19日放送


【最終回】
ネタバレ注意

最終回 あらすじ 12月19日 午後10時~放送(フジテレビ系)

完成した『8月のボレロ』の脚本を残して守(草なぎ剛)や進(伊藤英明)の前から姿を消し、連絡が取れなくなっていたゆき(北川景子)から「キネマ・エトワール」に退職願が届いた。心配する須美花(蓮佛美沙子)に、ゆきの意志だから仕方がないと守は言う。

弁護士の小林(篠井英介)から呼び出された進は、USBを渡される。帰り道電話が入り、玲子(平岩紙)からホテルに呼び出された。玲子を待つ間、渡されたUSBを確認していると、それには小林が隠し撮りした進が映っていた。

そこへやってきた玲子に、星野家の長男の嫁に受け継がれるネックレスのありかを聞かれ、ゆきが持っていると話した。その時、USBの中の動画には、守とゆきが映っていた。二人でベンチに座り、楽しそうに話す二人を見た玲子は何か吹っ切れたような顔をした。

青森の実家に帰っているゆきを玲子が訪ねてきた。玲子は、人は正直な気持ちを隠して生きていくことは出来ないと言うと、以前、守が話してくれたゆきに対しての気持ちを伝えた。その上で、守と一緒にいるのはムリだと言い、ゆきの方が守を深く知っていると話した。

そう聞かされたゆきは、運命は決まっていると思うと言った。守と出会ってから劇的なことなど何も起こらなかった。だからそういう運命じゃないとゆきは言うが、玲子は、運命なんてないと反論した。

幸せはあなた自身がつかみとるしかないと言われたゆきは、水槽に入っている魚を見せ、この魚は干物になる運命だと言うと、玲子が突然1尾捕まえ、海へ放り投げ、運命なんてないと再度伝えた。

どうしても自分の気持ちに正直にならないゆきに、本当は守が好きだが、守の心の中にはゆきしかいないことが分かったからこうして話をしているんだと怒りを露にした。

『8月のボレロ』に出演することになっている山下(山下智久)が、脚本家であるゆきと話をしたいと言っていると進から聞かされた守は、少し時間がほしいと話した。

ゆきに沙織(西原亜希)から電話が入る。出てみるとそれは守だった。事情を話し、退職届は受取ったが、一人の脚本家として山下と話すべきだと伝えた。

沙織に電話を返すと、守からの誕生日プレゼントに、ゆきがとても感激していたと伝えられるが、守はそっけない返事をして家を出て行く。

守は玲子に呼び出され、部屋の鍵を返される。守との相性も思っていたほどよくなかったし、一緒に暮らしていくのはムリだと思うと、玲子の方から断った。ネックレスももう必要ないと告げ、今それを持っている人と幸せになってと伝えた。

守から、約束を守れなくて申し訳ないと謝罪された亜希子(デヴィ・スカルノ)は、あちらから断られたのだから仕方がないと言い、何よりも大切なのは星野家の存続だから、子供を産んでくれる人であれば誰であっても賛成すると守の背中を押した。

東京に戻ってきたゆきに、ゆき以外の人とも付き合いたいから正式に別れたいと伝えた進。

そのことを知った弁護士の小林から「人生最大のものを失ったのですね」と言われた進は、ゆきは守との方がお似合いだとわかっていたのに、それを認めたくなくて、守のこともゆきのことも傷つけてしまったと反省していた。

小林は、自分が思っていたような人間ではなく、もっとまっすぐないい人だったと進のことを評した。

進は守にも、ゆきからフラれたと告げ、守も玲子からフラれたことを告げた。「お前はただ一人だと思っていた人にフラれ、俺はあんなに献身的だった人にフラれ…。俺たち、何やってんだろうな」と、二人は静かに酒を飲んだ。

日本映画にやってきたゆきは、楽屋で守に会った。須美花が気を利かせて二人きりにしようとするが、ゆきは散歩に出ると言って楽屋を出て行ってしまった。

ウロウロしているゆきに裕太(藤ヶ谷太輔)から電話が入る。監督と山下がもめているからすぐに控え室に来るようにとのことだった。

ゆきが守と一緒に現場へ行くと、山下と進が殴り合っていた。慌てて止めに入った守は進から殴られる。みんなが必死に止め、別室へ連れて行った。守と二人きりになったゆきは、守の傷を見て慌てる。

二人が見詰め合っていると、日本映画の水島(梶原善)が、なぜここにワイヤーがあるのかと騒ぎ出した。それを見ていた守が、今回の騒動は進が仕組んだことだと気づいた。

山下に謝罪し、全員を外に出した。ゆきも出て行くように言われ、外へ出るが、ドアの傍で二人の話を聞いていた。

ゆきと守が話せる時間を作りたかったという進に、守は怒りを露にした。進はそれでも引かず、足かせがなくなったのだから、ゆきへの思いを素直に伝えろという。

だが守は、自分は一人が好きだから、パートナーなんていらないと言い切った。そんな守を見ていて「今後、どんなにいい映画を作ったとしても、兄貴は最低な人間だよ!」と進は叫んだ。

クリスマスツリーのセットをゆきが見つめていると、そこに守がいた。ゆきは自分の守への思いを正直に伝えた。なかなか自分の気持ちに気づかず、気づいた時にはもう守が結婚する時だった。でも今ならわかるというと、自分にとってとても大切な人だと伝えた。

だが守は、素直にそれを受け入れられず、ゆきといると冷静な判断が出来なくなる。これ以上こんな気持ちになりたくないから、全て忘れて一人で静かに生きていきたいと答えた。
それを聞いたゆきは、預かっていたネックレスを守に返し、お礼を言って去っていった。

ゆきを待っていた沙織に抱きつき、ゆきは思い切り泣いた。

クリスマスツリーの前から動けずに座っていた守のところに玲子がやってきた。山下を巻き込んだ茶番は、玲子と進で考えたことだと明かした。

なぜゆきのところへ行かないのかと責め、守がゆきと結ばれないと、自分はもっと惨めになると話した。「大きなお世話です。」と言った守の頬を思い切りひっぱたき、「子供のように駄々をこねて一体何事ですか!しっかりなさい!」と叱りつけた。

自宅へ戻ると、「俺はもう何も言わないよ。兄貴の人生だし。兄貴が一人がいいっていうなら独身でもいいと思うよ。」と進は言った。

「進。俺はどうしたらいい?」と聞く守に、「兄貴はもうとっくにわかってるんじゃないの?」と進は言った。

青森に戻ったゆきのところへ守がやってきた。

ゆきにまだ会ったことがない頃、8月のボレロの脚本を見ただけで、どういう人が書いたのかすぐにわかったと話し、自分と似ている人だと思ったという。「あなたは僕にとってとってもとっても大切な人なんだ。」と伝えた。

ゆきを抱きしめ、星野家の長男の嫁に受け継がれるネックレスを「君が持っててほしい」と渡した。

進と玲子は、二人が楽しそうに話している隠し撮りの映像を見た時、今回の計画を立てたのだ。山下にも頭を下げ、スタッフにも協力してもらい、山下と進がケンカをするシーンもワイヤーを使って練習までしていた。

みんなのそんな温かい気持ちで、守とゆきは結ばれたのだった。

守やゆきたちだけじゃなく、亜希子や玲子が見守る中、8月のボレロがクランクインした。進はすっかりプロデューサーの顔になっていた。
ゆきは、守から受取ったネックレスをしていた。

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レビュー(感想)

やっぱり玲子さんが身を引いた~~~!!!やっぱりそうだよなあ。そうなっちゃいますよねえ。とっても残念!あの人、とってもいい奥さんになると思うのになあ。

守を引っぱたいて、「いい年した大人が一体何事ですか!しっかりなさい!」と言った玲子さん、めっちゃカッコよかった!普段おしとやかでおとなしそうにしている人が、あんな風に好きな男性を叱れるって、相当カッコいいです。
いい女過ぎて「もったいない!!!」って思ってしまいました。

実はもう、ほとんど玲子さんしか頭に残っていない。守とゆきが結ばれて幸せになれたのも嬉しいですけど、玲子さんがぁ~~~…。

進も相当カッコよかったですね!すごく素敵な弟です。途中は、「守に譲ってやれよ~」って思ってイライラしたこともあったけど…。

とにかくハッピーエンドだったのはよかった。ただ、玲子さんがね~…。

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