この世界の片隅に|感想

感想 -Impressions-

最終話 感想

放送日時2018年 9月16日 日曜 夜9時~

多くの人が誰かを探していました。あのシーン、辛かったなあ。生きてるかもしれないと思ってみんな必死に探してるんだよね。生きてるかもしれないっていう希望、捨てられないですよね。

辛いシーンもたくさんあったけれど、最後は幸せな気持ちになれたので本当に良かった。ほっとしました。

最初は怖かった径子さんも優しい人だったし、お父さんもお母さんもすずのことを本当の娘のように思ってくれてる。

原爆で両親を亡くしたのはとてもかわいそうだったけど…。その分きっと、周作のご両親が可愛がってくれるでしょう。

ただすみちゃんのことは心配。おばあちゃんと二人だから、おばあちゃんのことも心配。すみちゃんの世話をして仕事もして…もしおばあちゃんが倒れちゃったら…。

すみちゃん、まだ結婚もしてなかったのに…。あんなに優しくて可愛い子が辛い目にあって…。すずも、すみちゃんの傍にいてあげられないこと、辛いだろうな。そのことを気にした周作がすみちゃんの近くで暮らそうかと言ってくれたのはすずにとってどんな言葉より嬉しかっただろうなあって思います。理解してくれてる、気持ちをわかってくれる人がいるってだけで救われることってあるから。

節子ちゃん、よく頑張って生きてたね。そしてすずと周作に出会えて本当によかった。

すみちゃんは爆弾が落とされたときにその場にいたわけじゃなく、母親を探しているうちに体調を崩したんですよね。お父さんはそれで亡くなった。その場にいた節子ちゃんには後遺症的なものは何もなかったんだろうか?

見た限り元気そうだったし、大人になった節子さんも元気そうだった。全員に後遺症が残ったわけじゃなく、元気な人もいたのかな。

すずちゃんもまだお元気でしたね。すごい!

帰ってきた周作がすずがいないことにすねるところや、さっちゃんが旦那さんとじゃれあっているところなんかはすごく可愛かった~。志野ちゃんの旦那さんも帰ってきたし!死んじゃったんだろうなって思ってたから感動したし嬉しかった~!本当に良かった!

ただただ悲しいドラマではなく、戦争で大切な人をなくしても、元気に生き抜いた人の話で、感動するシーンもたくさんあった。

戦争を扱ったドラマや映画は苦手で今まであまり見たことなかったけど、これは観て良かったなあって思いました。

第8話 感想

放送日時2018年 9月9日 日曜 夜9時~

戦争が終わりました。これで日々怯えることもなくなったわけだけど、みんなとても複雑な心境のようです。戦争のために多くの犠牲を払ってきたのに複雑ですよね。何のための戦争だったのか…。みんなそれぞれ大切な人をたくさんなくしてまでやらなきゃいけないことだったのかって…。負けたあとの暮らしがどんなものになるのか、誰にも想像できない。きっと大きな不安と恐怖に襲われたでしょうね。

もっと早く終わっていれば…と号泣する径子、そして自分の息子に気付いてやれなかったと言ってタキさんが泣くシーン。どちらもたまらなく苦しくなった。目の前にいたのにね。でもあれを気づけという方が無理かもしれない。まさかそんなところまできてたなんて思わないし、そもそも全身が判別不可能な状態だったんだから…。それでも親は自分を責めるんですね…。

身内を戦争で亡くした…という人は珍しくなく、多くの家庭でみんなが同じように苦しんでいたんだなあ、戦争で大事な人をなくした人たちはこんな風に打ちひしがれてたんだなあって思うと、気の毒とかそういう感情より恐怖の方が大きかった。みんなどうやって乗り越えたんだろう。

いまだすずの実家がどうなっているのかもわかっていません。妹のすみちゃんがおばあちゃんのところに身を寄せているということはかろうじてわかりましたが、ハガキは雨ににじんで全く読めない状態。大丈夫なのかな。お父さんやお母さん、大丈夫かな。

原爆が落ちる前、お母さんがどこかへ出かけようとしていたので心配です。

すみちゃんが無事だとしてもきっと体は原爆の影響を受けて辛い状態にあるんじゃないかと思うと心配です。すずがケガをした時、すみちゃんはすぐに来てくれた。できることならすずちゃんもすぐに飛んでいきたい気持ちだろうけど…。

すみちゃん、気になる人がいるようだったけど、もうそれどころじゃなくなってしまいましたね。一瞬にして幸せも何もかも吹っ飛ぶんだ。

もう二度と、あんなこと起きてほしくない。世界のどこでも…。

さっちゃんのご主人になる人がとても優しい人で良かった。自分は次男だから婿に来るって言ってくれてましたね。さっちゃん、良い子だから幸せになってほしい。

いよいよ次回は最終回です。現代の佳代が会いに行く人は誰なのかな。すずかな?と思ったけど、年齢を考えると違うんだろうか。

すずの江波の家族がどう過ごしているのかもわかると思います。みんな無事でいてほしい。

第7話 感想

放送日時2018年 9月2日 日曜 夜9時~

先週に引き続き、今回は途中で観るのをやめたくなるくらい辛かった。やっぱり径子からひどい言葉を浴びせられました。でも径子もすずのせいじゃないことくらいわかっているし、ただの八つ当たりだということも理解してる。その後、謝罪して、すずの世話をすることも家事をすることもなんともないと言い、北條家がすずの居場所だと言ってくれました。

広島へ帰るつもりでいたすずも、径子の言葉で北條家に残る決意をします。

その時、閃光がさし、間もなくして爆撃による揺れが起こりました。

すずの実家、大丈夫だろうか?すずは広島へ様子を見に行きたいって言ってたけど、今行ってしまったら原爆による被害に遭ってしまう…。でも当時はそんなことわからなかったんですよね。心配で様子を見に行ってしまった人もたくさんいたでしょう。

すずの心配でたまらないっていう気持ちはすごくわかるけど、行ってほしくない。行ってしまったら体調が悪化しちゃう…。

だからってどういう状況かもわからない中じっとしてるっていうのもつらいね…。

ようやく次回、戦争が終わるけど、それはそれで複雑な気持ちになる人もたくさんいて、終わってよかったねっていうひと言じゃ片付けられない気持ちもそこにはあるわけで…。

このドラマ、辛すぎる。最初は戦争中とは言ってもほのぼのした描写が多くて楽しみながら見られる部分もあったけど、今は辛い、怖いっていう気持ちの方がはるかに大きい。

正直、見るのが怖いです。誰の気持ちになっても辛いもの。

周作の訓練が中止になって家に戻ってきてくれたこと、そして幸子と志野がすずを励ます

シーンは良かった。幸子、いい子だね…。

次回はすずの実家がどうなっているのかもきっとわかる。ということはその時原爆を落とされた街中がどんな状況だったのか、その様子なども描かれたりするのかな…。怖いな…。正直見たくない。でも今後すずたちがどうなっていくのかは気になるし…。

あ~でも本当に辛い…。

第6話 感想

放送日時2018年 8月19日 日曜 夜9時~

径子と一緒に列に並んでいれば、お父さんの病院にお見舞いに行かなければ、海に寄ろうと思わなければ…と、どうしてもそんなことばかり考えてしまう。

最後腕の先が光るシーンが怖すぎました。すずちゃんが目を覚ましたあと、地獄に突き落とされるんだろうなと考えるとかわいそうで仕方ない。自分が一緒にいた時の出来事だから特に。

径子も大丈夫かな?

晴美ちゃんあんなに小さいのに可哀想すぎる。

女性だけで家を守るって不安だろうなと思った。しかもあんな時代に…。当時は北條家だけではなく、あちこちでそうだったのだろうけど。

今の日本は平和で、戦争なんて遠い遠い過去の話のように思っていたけれど、今からたった73年前の話なんだと考えると恐ろしい。

今まで戦争映画や小説は避けてきたけど、戦争を知らない人たちはこういうものを見て、戦争の悲惨さをもっともっと知った方がいいのかもしれない。被害者がもし自分の大切な人だったら…。

とはいっても、戦争やテロが起きた方が儲かる人たちにとっては、そんなことどうでもいいことなのだろうけど。その人たちには大切な人が命を落とすことがないよう、いくらでも打つ手はあるのだから。

戦争だけじゃなく、テロも同様に怖い。オリンピックに向けて日本でもテロが起きるかもしれない…と考えると落ち着かない気分になったりもする。テロなんていつどこで起きるか誰にもわからないですからね。防ぎようがないもの。

今回も観るのが怖かったけど、次回からはもっと不安。もうあの可愛い笑顔を見ることも出来ないし、小さいアイドルが家庭からいなくなって北條家はどうなるんだろう。

第5話 感想

放送日時2018年 8月12日 日曜 夜9時~

すずの幼なじみの哲が訪ねてきました。周作は納屋に泊まるように言ってすずのこともそこに行くように仕向けました。

周作は何を考えてそんなことをしたんだろう。すずが本当に結婚したかったのは哲だったのかもしれないと思ったから?もう生きては帰れないかもしれない哲に同情したから?

何にしたって、周作がやったことはすずを傷つける結果に。そりゃそうだ。何考えてんの?!って話です。

でもすずはそのイライラを周作にぶつけることが出来ずにいましたが、列車の中でようやく本音を言えて、初夫婦喧嘩?となりました。これで周作への変な遠慮みたいなものもなくなるのかと思ったけれど、リンちゃんのことは聞き出せないみたいで…。

戦時中の話だから仕方ないんだけど、すずのお兄ちゃんが亡くなってしまいました。箱に入っていたのは石ころだったけど…。

あんな状況だったら家族は「もしかしたら生きてるのかもしれない」って思ってしまいますね。だって遺体を見たわけでもないんだし、骨が入っていたわけでもないんだし。実際、死んだと聞かされていた人が帰ってきたって話もありますし。

現場では一人一人の骨を詰めて…なんてこと出来ないだろうなというのもわかるし、それどころじゃないのもわかるけど、帰りを待っていた家族からしてみたらやるせないだろうな。

これからどんどん大事な人がああいうことになっていくのかな…。哲も…。

仕方ない状況だったとは言え、もう二度と帰れないかも…と思うと怖かっただろうなあ。辛かっただろうなあ…。

第4話 感想

放送日時2018年 8月5日 日曜 夜9時~

戦時中のドラマなのにほのぼのするからこのドラマ好きです。

最初はただ意地悪だと思ってた義姉の径子も優しさが見えるようになってきたし、さっちゃんも志野ちゃんも優しくて大好き~☆

そしてお互い恋をしているすずと周作が可愛らしい。ただ、すずが気づいてしまいました。周作とリンちゃんのこと。あれだけで気付くというのはすごいけど…。

自分は代用品なんじゃないかと悩んでいます。

あの時代だから、誰とでも結婚できるわけじゃないし、諦めてほかの人と結婚した人なんていっぱいいるでしょう。いや、この時代でもそうかもしれない。相手の職業だけが理由じゃなく、本当に大好きで結婚まで考えていたけどうまくいかず別の人と結婚したなんて話はあるだろうし。でもだからって“代用品”ってわけじゃないですよね。

もしそう思って不安なら、周作に自分の気持ちを聞いてもらえばいい。きっと代用品なんかじゃないよって言ってくれると思う。それですずが安心できるかどうかはわからないけれど…。

次回は周作がヤキモチ妬くようです。哲に…。それもちょっと楽しみ☆

哲はどうして会いに来るんだろう。もう二度と会えなくなるかもしれないからでしょうか。

これから先、誰かの大事な人が戦争で亡くなったりするのかな。直接的な戦争のシーンはなくてもそういうところは描かれるだろうなあ。

例えばすずのお兄ちゃんとか哲とか…。あ~ヤダな…。このままほんわかしたドラマで終わってほしい。

第3話 感想

放送日時2018年 7月29日 日曜 夜9時~

周作に恋してニヤニヤしているすずが可愛かった~。顔も知らない人との結婚なんて怖すぎる!って思ってたけど、夫婦になって恋することが出来る人たちはそれでもいいいんだよね。ただ全員がお互いに恋できるとは限らないけど…。

周作もすずのこと好きになっていってるみたいだし、いつも苦労しているすずを思いやってデートに連れ出してくれたりするところも良かった☆

でもリンちゃん見てると切なくなる。やっぱり周作の結婚しようとした人ってリンちゃんなんだろうな。

あの子は小さい頃から苦労してきて、大人になっても好きな人と結婚も出来なくて…。切なすぎる。

すずは好きだけど、リンちゃんがすずと接することで辛くなったりしないかなって、それが心配です。すずが描いたスイカの絵を見てニコニコしてたからきっとリンちゃん、良い子なんだろうな。

すずはリンちゃんが相手だったと知って自分のことを“代用品”だと思ってしまうようで…。周作はそんなこと考えてるすずになんと説明するのだろう。

次回は小姑・径子の長男がやってくるようです。何しに来るのかな?黒村家で暮らすって言いに来るのかな…。たった一人あっちに残されるのはかわいそうだなあ。お母さんと妹と暮らしたほうがいいだろうに…。でもあの当時なら、跡取りだからっていう理由で取り上げられてしまうこともあったんだろうなあ。母親も子供も辛い…。

一緒に暮らせるようにならないかな…。

第2話 感想

放送日時2018年 7月22日 日曜 夜9時~

昔の人は本当に大変だったんだなあ…。主婦は朝から晩まで働かなきゃいけないし、ほとんどの人はお姑さんたちと一緒に暮らすわけだから、ホッとする間もないんだろうな。主婦って立派な職業ですね。

今なら洗濯機に入れれば、勝手に水が出てきて洗ってくれて乾燥までしてくれるから畳むだけでいいけれど、昔の人は水をくむところからスタート。真冬でも全て手洗い。

ご飯も今はタイマーかけておけば起きた時には炊きあがっている。掃除だって掃除機が勝手にやってくれる。何なら水拭きまでやってくれる。

どれをとっても「今は恵まれてるなあ。ありがたいなあ。」って感謝しかない。

もし輪廻転生というものがあるとしたら、私もあの時代に生きてたりしたんだろうか?会ったこともない人と結婚させられ、朝から晩まで働いていたんだろうか?会ったこともない人との結婚はやっぱり怖い。

小姑からだけじゃなく、周作のことを好きだった幼なじみからもいじめられるんだろうなと思っていたけれど、幸子ちゃんは良い子でしたね。すずちゃんのいい友達になってくれそう。

お姑さんは優しい人だけど、やっぱりあの小姑は嫌だ。晴美ちゃんに巾着を作ってあげたらちゃんとお礼も言ってくれたし、根から悪い人ではないと思うけど、一緒に暮らすとなるとすずちゃんのストレスが心配です。

本人はのんびりした性格だからストレスがたまっていたことにも気づいていないようだけど…。嫌味を言われたことにも気づかないから、あの性格で良かったかもしれません。

すずちゃんが周作と出会った時のことを思い出しました。自分のことを本当に好きで結婚したのかもと思えて嬉しかっただろうな。今からあの二人は恋愛していくんだなあ…。

ただ、リンのことが気になります。「北條」という名前を聞いて飛び出したのが…。北條家と何か関係がある人なんだろうか。周作がらみかな。

戦時中のドラマってことで全然期待してなかったけど結構面白い。ただ、あまり悲惨なシーンは見たくないなあ。戦争に関するシーンも見たくないなあ。

第1話 感想

放送日時2018年 7月15日 日曜 夜9時~

顔も見たことがない人のところへお嫁に行くって、昔は普通にあったんだよね。改めて考えるとすごいことだ。絶対にイヤ…。どんな人かもわからないのに怖すぎる。

北條家は小姑が面倒くさ~~~い。今のところ両親は優しそうだけど、あんな小姑がいる人と結婚したくない…。何をしても口出されて文句言われそう。周作が小姑からすずをかばってくれるのかと期待していたのに何も言ってくれないし。

一番気になったのが、結婚式(?)の時の周作です。ご飯を食べずに難しい顔をして膝の上で拳を握り締めていたシーン。あれは何だったのだろう?

最初は、すずに失礼なことを言う小姑に怒っているのかなと思っていたけれど、帰ろうとする小姑にも何も言わなかったし、怒っている風でもなかった。

だったらあれは何だったのだろう?周作からすずを嫁に欲しいと言ったはずなのに、すずと夫婦になれたことを喜んでいるようにも思えなかった。

すずは本当に幸せになれるのかな。ちゃんと守ってもらえるのかな。

榮倉奈々さん演じる佳代とすずの関係も、すずが暮らしていた家にやってきた目的も気になります。

二階堂ふみさん演じるリンは、幼い頃のすずがすいかをあげようとした子ですよね?男たちに連れていかれたあとどうなったのか気になってたんだ…。やっぱり売られたんですね。リンちゃんも幸せになってほしいなあ。

私は戦争時代を描いたものは好きじゃないし怖いのでめったに見ないけれど、これはその時代に生活をしている人を描いたものだから、戦争のシーンはあまり出てこないかなあと思ってるんだけど…。

もちろん全くないはずはないからちょっと怖いな。観続けられるか不安ですが、すずが幸せになれるのかどうか気になるのでこれからも観ようと思います。

2018年 夏ドラマ(7月スタート)リスト

タイトル系列放送局
9時絶対零度フジ系
9時健康で文化的な最低限度の生活フジ系
10時義母と娘のブルースTBS系
9時刑事7人テレ朝系
10時高嶺の花日テレ系
9時ハゲタカテレ朝系
10時グッド・ドクターフジ系
10時チア☆ダンTBS系
10時サバイバル・ウェディング日テレ系
9時この世界の片隅にTBS系
10時半ゼロ 一獲千金ゲーム日テレ系
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