家族ノカタチ｜あらすじ・レビュー（第9話）TBS系列2016年3月13日放送予定

家族ノカタチ
第9話
ネタバレ注意

第9話　あらすじ

恵の看護学校合格祝い、そして陽三（西田敏行）と浩太（髙田彪我）の送別会が行われた。大介（香取慎吾）が焼津に帰る日程を訪ねると、陽三は突然自分の余命が短いことを告白する。

陽三の友人で医師のシゲ（森本レオ）の話によると、進行性の肺がんであちこちに転移がみられるという。夏までもつかわからないというその言葉に、葉菜子（上野樹里）や律子（風吹ジュン）たちは驚きを隠せない。大介は平静を装ってはいたが…。

ある日、大介たちが開発にかかわった商品がベストデザイン賞に選出された。社内報で取り上げたいということで、企画開発部のみんなは広報部の取材を受けていた。

すると、そのうちの一人の女性・加絵（我妻三輪子）が佐々木（荒川良々）に声をかけてきた。「私のこと覚えていますか？」―――佐々木は全く覚えていなかったが、加絵もお見合いパーティーに参加していたという…。

肺がんか…。恵さんも浩太もショックだろうな…。せっかくこれからって時に…。
嘘であってほしいけど、嘘じゃないんだろうな。

大介、不安だろうし怖いだろうしツライだろうな。

そういう時に大介が傍にいてほしいと思うのは誰だろう？葉菜子かな？きっと葉菜子だろうな。

最近はあまり言い合いすることもなくなってるし、何だかんだ言って、お互い大事な話を相手にしてるし…。

佐々木さんもようやくお相手が見つかりそうな予感です。

今回の大介と葉菜子の関係、良かったな。好きな人が本音を話せないことで悩んで仕事にも集中できない葉菜子。大介への気持ちに自覚はなく、周りがどんどん気づいていく。

今回は和弥カッコ良かったですね。葉菜子のことを好きなのに、二人がうまくいくように仕掛ける。そして葉菜子にも、自分の気持ちに気づかせる。本当に愛してるんだろうなというのがよくわかりました。相手のことを思ってなかったらあんなこときっとできないでしょう。

莉奈はやっぱり可愛い！めちゃくちゃ可愛い！仕事ができる女に成長していってるし、ケーキを買って持って行ったのも、葉菜子が何か悩んでいることを察してのことだろうし、その後、葉菜子の大介ヘの気持ちに気づいた時も、優しい言葉をかけてあげてたし…。本当に可愛い良い子です。

葉菜子も大介の殻を破ってあげたいという一心で頑張ってて、まるで自分のことのように辛そうなあの表情にも泣けてきた。

陽三さんが大介と一緒に過ごしたい理由や、寂しいという浩太を何とか元気づけようと言葉を選んで話すシーンとか、陽三さんのことを考えて、いろんな治療法を見つけてくる恵さんとか…。もうみんなが温かい。みんなが温かくて泣けてきた！

陽三さんが大介に残していくものって、相当大きいですね。陽三さんが来なかったら、大介はずっと一人だったかもしれない。今は葉菜子や周りの人たちがいてくれることへの感謝もあるし、何が何でも一人で生きていくっていう頑なな思いも少しずつ変わりつつあるし。

最後大介が本音を吐露するシーンもすごく良かった。なんかすごく素敵なシーンでした。辛い時に傍にいて背中をさすってくれる人がいる、抱きしめてくれる人がいるって、本当に本当にすごく幸せだし、心強いですね。