フラジャイル｜あらすじ・レビュー（第5話）フジテレビ系列2016年2月10日放送予定

フラジャイル
第5話
ネタバレ注意

第5話　あらすじ

岸（長瀬智也）は、宮崎（武井咲）が下した診断結果を女性外科のカンファレンスで発表するように指示した。自分の診断を発表するのは初めてのことで、気合が入る宮崎だが、その場にいた細木（小雪）から、楽しみにしているとからかわれ、緊張が増してしまう。

宮崎は、小さな頃からあがり症で、ピアノの発表会でも緊張していたという。すると、宮崎がピアノを習っていたことを知った佐田（津田寛治）は、院内コンサートの出演を依頼する。

その夜、帰ろうとしていた森井（野村周平）は、小早川洋行（安田章大）という患者に会う。腫瘍内科に入院するというのに、笑顔でいる小早川に森井は違和感を覚える。主治医に緩和ケア科への転科を承諾した小早川は、余命宣告された患者だった。

翌日、岸に頼んで小早川のカルテを見せてもらった森井は、小早川が治癒を期待できる病気ではないことを知る。そのカルテを見ていた岸が、ある抗がん剤を試していないことに気づくと森井は興味を示すが、ある特定のガンにしか効かないと宮崎は言う。しかも、保険がきかないため、治療費がかかることを岸が言い添えた。

買い物に出かけた際に、偶然小早川と再会した森井は、やり残したことはないが、唯一あるとすれば、音大に入って作曲してみたかったと聞かされ…。

次回は相当つらそうなストーリーです。若くして余命宣告を受ける。怖いだろうな…。自分だったらと考えると、絶望しかないような気がする。人を思いやったり、笑顔でいたりなんてこと、できるだろうか？

同年代の人や自分より若い人が余命宣告を受けるドラマって、観ていてつらいんですよね。自分だったら…ってどうしても考えてしまう。

理想としては、そういう時でも笑顔で、人に優しい人間でいられたらいいなっていうのがありますが、現実そうはいかないだろうというのもわかるし…。

森井さんは、余命宣告を患者さんに何をするんだろう？

お金のあるなしによって人生が左右される。これはよくあることですよね。同じ病気でもお金のあるなしで助かる確率が変わってくるのは当たり前だし、森井さんみたいに、お金がないために夢を諦めなくちゃいけないこともあります。

今回は、余命宣告された28歳の男性の話ということで、観ていて辛い部分がいっぱいありました。最初の頃の、自分の人生を諦め笑顔でいるところや、死にたくないと自覚した時の涙や、森井さんとの友情や…。

最後、教え子を救ってなくなりました。まさかあんな最後になるとは思ってなかったけど、人の命を救えたということで、優しい彼は満足しているんじゃないかなとも思えます。

余命宣告された時、自分がどうなるのかっていうのは想像するだけでも怖いです。自分が宣告されるのも、家族が宣告されるのもつらくてたまらない。

今回はいろんなことを考えさせられました。

彼のおかげで、森井さんもモヤモヤが晴れたような顔しているので良かったですね。