第3話
第3話 あらすじ
心(黒木華)が初めて担当する作品が、週刊バイブスの看板漫画・高畑一寸(滝藤賢一)の「ツノひめさま」に決定した。心は、次週のアオリを百本も考えて五百旗頭(オダギリジョー)に見せるが全部ボツになり、壬生(荒川良々)から編集道を学ぶことになる。壬生は、漫画家と2人で力を合わせいいものを作っていけばいいと助言する。
そんな中、読者アンケートの結果、壬生が担当している成田メロンヌ(要潤)の連載打ち切りが決定する。壬生は成田に新しい企画を提案するものの、逆に成田の怒りを買う。そして成田から笑顔が消え、漫画家をやめるとまで言いだした。
心は担当として、初めて現行催促をすることになり気合が入っていた。だが、締め切りの直前になっても原稿は届かない。実は、高畑の彼女・梨音(最上もが)が家出をし、探し回っていたのだ。
締め切りを少し過ぎた頃、ようやく原稿が届くが、それを読んだ心は、何かがひっかかった…。
ドラマっ子のつぶやき
次回はいよいよ、心ちゃんが担当する作品が決まります。はりきる心ちゃんですが、担当を持つというのも大変なようです。まあ、心ちゃんなら、あの明るさ、やる気で何があっても乗り越えていくでしょうけど☆
心配なのは、壬生さんが担当している成田メロンヌですね。すごい名前ですけど、漫画界一のイケメンらしい。この人の漫画が打ち切りになって、漫画家をやめるとまで言いだしてしまいます…。
読者に媚びる必要はないという壬生さんですが、その結果が、読者アンケートにも結び付いているんでしょうね。メロンヌさん、立ち直れるのでしょうか?
レビュー(感想)
今回も心ちゃんに元気とやる気をもらいました。
「ツノひめさま」の高畑一寸の担当になった心ちゃん。高畑さんは、恋人に逃げられたと思って落ち込みます。何とか原稿は送ってきたものの、次のネームが時間を過ぎても届かない。ようやく届いたそれを見た心ちゃんは納得いかず高畑さんに電話をしますが、長期連載する際、そういうシーンも必要だって言われちゃうんですよね。それで納得しようとした心ちゃんを、五百旗頭さんが優しく諭すシーン。あそこ良かったです。
「読者から給料をもらってる。読者の喜びのために作品を最も高いクオリティに引き上げる。お前がそれをしないんだったら何のためにいるんだよ」っていう五百旗頭さんの言葉、ジーンときました。優しい言葉で諭すっていうところがカッコいいんですよね。
心ちゃんが書き換えた、作家へのメッセージというアオリ。「ああ弱い…弱い弱い…どこかに強い男はおらぬかえ…」には笑ってしまいました。それで発奮してネームを書き換えてくれるんですけどね。
新人編集者が人気漫画家に意見をするって、すごく大変な仕事だな~私だったら言えないだろうな~って思いながら観てました。憎まれても意見するっていう心ちゃんの凛とした姿、まぶしかった。
壬生さんも、小さい頃の自分を思いだせてよかった!読者に媚びる必要なんてないと言っていた壬生さんですが、自分が小さい頃、送りはしなかったものの、毎週感想を書いてたんですよね。その作品を愛しているからこその意見。大事ですね。このドラマに出てくる人のキャラクター、みんな好き!みんな素敵な人たちです。来週も楽しみ~☆
ちなみに、「ツノひめさま」は、河合克敏さんという漫画家さんがドラマのために書いた作品。「黄昏ボンベイ」は、のりつけ雅春さんが書かれています。どちらも、番組の公式ホームページで試し読みが出来ますよ~。
2016年 春ドラマ(4月スタート)リスト
曜日(時間枠) | タイトル | 放送局 | |
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月曜日 (21:00枠) | ラヴソング | フジテレビ系(CX) | |
火曜日 (22:00枠) | 僕のヤバイ妻 | フジテレビ系(CX) | |
火曜日 (22:00枠) | 重版出来! | 東京放送系(TBS) | |
水曜日 (21:00枠) | 警視庁捜査一課9係 | テレビ朝日系(EX) | |
水曜日 (22:00枠) | 世界一難しい恋 | 日本テレビ系(NTV) | |
木曜日 (21:00枠) | グッドパートナ 無敵の弁護士 | テレビ朝日系(EX) | |
木曜日 (22:00枠) | 早子先生、 結婚するって本当ですか? | フジテレビ系(CX) | |
金曜日 (22:00枠) | 私 結婚できないんじゃなくて、 しないんです | 東京放送系(TBS) | |
土曜日 (21:00枠) | お迎えデス。 | 日本テレビ系(NTV) | |
日曜日 (21:00枠) | 99.9-刑事専門弁護士- | 東京放送系(TBS) | |
日曜日 (21:00枠) | OUR HOUSE | フジテレビ系(CX) | |
日曜日 (22:30枠) | ゆとりですがなにか | 日本テレビ系(NTV) |