リーガルＶ｜主題歌・挿入歌

主題歌・挿入歌

リーガルＶ 主題歌・挿入歌

【出典：音楽ナタリー】

木曜9時から放送される「リーガルＶ～元弁護士・小鳥遊翔子～」の主題歌が、SEKAI NO OWARIの「イルミネーション」に決定しました。

映画の主題歌やCMソングなどは多く手掛けているSEKAI NO OWARIですが、ドラマ主題歌を手掛けた回数は意外と少なくて驚きました。

このドラマのために書き下ろされた曲で、放送初日に配信シングルとしてリリースされています。

冒頭部分を聞いた時、クリスマスが頭に浮かびました。冬の夜、積もった雪、キラキラしたイルミネーション。後半には“純白の街へ連れてくよ”という歌詞が出てくるんですが、それがなくても雪の降り積もる冬の夜の映像が頭に浮かびます。

1曲まるまる聞いて絵が浮かぶということはよくありますが、たった数秒である風景をイメージさせる音楽って改めてすごいなと思いました。イントロ部分に使われている楽器の効果も出てますね。

この歌を聞いてイメージしたクリスマス。子供の頃は誕生日の次に大好きな日でしたが、大人になるにつれ、少しずつ苦手になってきたんです。ワクワクしないどころか、クリスマスが近づいてくると寂しい気持ちが増してきて…。一応家でもクリスマスっぽいことはやりますが、それでも気分があがらない。なぜだろうと何年も考察して、もしかしたらクリスマスを楽しみに思えないことで年を取ってきたことを実感し、センチメンタルな気分になるのかな…という考えに至りました。

そういうこじらせた気持ちも優しく包んでくれるような優しい曲です。

深瀬さんの歌声って本当に独特で、もっと言えばSEKAI NO OWARIの音楽って唯一無二の世界観があります。グループ名やその独特な世界観で敬遠する大人もいるかもしれませんが、若い子たちだけじゃなく、大人も楽しめる曲も揃っています。

最初にこの曲を聞いた時は、米倉涼子さん演じるドラマの主人公・小鳥遊翔子の勝気なキャラクターと今回の曲がマッチしてないような気がしたんですが、どうやら、“炎で燃やされても残ることが出来る強さ”を表現しているそうで…。それを聞いてなるほどと少し納得した部分もありました。

ドラマが進むにつれ、この曲がどんな風にドラマを彩っていくのか、果たしてそれが効果的に働くのか、そういう視点からもドラマを楽しみたいと思います。

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