99.9 -刑事専門弁護士- SEASON2｜感想

感想 -Impressions-

最終話 感想

終わっちゃった～！佐田先生と深山のコンビを見られなくなると思うとなんだか寂しい。

舞子もすっかりあの事務所に馴染んできて最終回ではついにギャグまで…！

川上、結局出世したかっただけだったのかなあ？昔の自分を思い出したっていう展開なのかと思ったのに。最後の最後でちょっと期待してしまったんだけど…。

このドラマを観ると、法に関わる仕事をしている人たちは自分の出世やメンツのために事実を捻じ曲げないで欲しいって強く思う。無実だとわかっているのに犯人にするなんてこと絶対しないで欲しい。裁判官も弁護士も検察官の中にもそういう人達がいるんだと思うとぞっとするし、怖くてたまらない。

扱っているテーマは重いけど、ただ重たいドラマなのではなく、深山がそういう人達をギャフンと言わせてくれるからスカッとするんだよね。小ネタ満載で面白いし、意外なゲストが出てきたり、そのゲストに過去の作品に関係するセリフを言わせたり…そういうのもまたすごく面白い。そのバランスが絶妙というか。

ほんのちょっとだったけど、最終回に榮倉奈々ちゃんが出てきた時も「やっと出た～！」って嬉しくなった。ああいうのは大歓迎です。

出演者それぞれのキャラクターが魅力的っていうのももちろんですが、このドラマを作っている人たちがこのドラマのファンのことを大切に思ってくれている、ちゃんと考えてくれているってことがとても伝わってくるドラマなんですよね。サービス精神が旺盛というか、楽しませたい！っていう思いが強いんだろうなというのがよくわかる。

だからたくさんのファンがいるんだなと思います。

終わったばかりだけど、また観たいもん。

次のシーズンも楽しみにしています！

第8話 感想

冤罪で無期懲役になるところでしたよ。川上、ホントにバカなのかな。裁判官の思うように進んでいくなんて絶対嫌だ。

深山みたいな弁護士がいなかったら冤罪だらけになるじゃん。ホント恐ろしいよ…。

でもさすが深山！爪楊枝に毒が塗ってあったことに気付きました。そしてその爪楊枝を無事回収。あれが捨てられてたら今回はホントにヤバかった。

毎回のことではありますが、警察は一体何をやってるんでしょうね。深山たちが頑張ったら見つけられる証拠を警察は毎回見逃しているってことでしょ？ちゃんと見つけてくださいよ～！

今回の犯人役、佐野史郎さんが昔やったドラマ「ずっとあなたが好きだった」とか、その時の役・冬彦さんに関係するネタも多かったですね。

いとこんちのポスターには変わらず、東北や九州、台湾を応援するメッセージが隠れていました。ひょっこりはんも登場し、相変わらず楽しいいとこんちのシーン。

あの居酒屋行ってみたい。そして深山が作る料理を食べてみたい。

来週はいよいよ最終回。深山と佐田先生の掛け合いが観られなくなるのは寂しい～。

次回は、死刑判決を受けた人の再審請求。最高裁で出た判決を覆すことができるのか？これは相当難しいことらしいけど、深山たちに頑張ってもらって悔しそうな顔をする川上が観たい！！

第7話 感想

今回も小ネタ満載でした。殺害された緒方社長の写真に「ネクストイノベーション」って書いてありましたね。フジテレビで放送されたドラマ「リッチマン、プアウーマン」の会社！“今ここにない未来は自分で創る”も同じ。「リッチマン、プアウーマン」が大好きな私はテンション上がりました。

「イエス高須クリーニング」と書かれていたり、ほかにもいろいろありましたね。楽しかった～。

一番びっくりしたのは松本零士さんが出ていたこと。松本さんにまつわる小ネタも満載だったようですが、アニメにめちゃくちゃ疎い私には何のこっちゃわかりませんでした。残念！

岸部一徳さん相手に「私、計算ミスしないので」と言っていた佐田先生、すぐに拘留されちゃった。

深山が絶対やってくれるのはわかっていても川上に対してのイライラが…。川上は一体何をどうしたいんだ？！全然わからない。鶴瓶さんのことキライになりそうなくらいイライラしちゃう。

このドラマ観てると裁判官の印象がどんどん悪くなる…。

佐田先生の奥さんと娘さん可愛い～。佐田先生に抱きついて喜ぶシーンはほっこりしました。あの家族いいなあ☆

深山の腹話術に喜ぶ舞子さんも可愛かったですね。

次回は深山が負けちゃうみたいです…。無期懲役って判決出てたけど、もしこれが冤罪だったら怖すぎる…。

判決出た後、深山はどうするんでしょうか？気になります。

第6話 感想

今回も小ネタ満載でしたね。

竜雷太さん演じる新井の「なんじゃこりゃ」。ダンカンさんが出てきた時の商店街（？）の店がたけし軍団に所属するタレントの名前だったり…。ほかにもいろいろありました。録画で観てたのでその都度止めて小ネタを確認するというのも楽しい。

今回、ようやく舞子が弟の無実を証明することが出来ました。裁判官時代の舞子はやっぱりひどいね。弟に事実を確認することもなく、示談を持ち掛けるなんて…。あんなことされたら二度と会いたくないって思われても仕方ない。

舞子があの弁護士事務所に勤めなかったら、過去の冤罪もそのままだったんだよね。そう考えると怖すぎる。

今回は佐田先生、めちゃくちゃ良かったな。でもそれもまた所長の思惑通りなんだろうけど…。まさに北風と太陽のよう。

最初の頃は、佐田先生ってすごく嫌な奴だったのに深山と仕事をするようになってどんどんいい面が引き出されている。今は佐田先生のキャラクターが一番好きかも。

そんな佐田先生が次回、業務上横領幇助という容疑で逮捕されてしまいます。深山がいるから心配はしていませんが、裁判官の川上が裏で何やら動くようなので簡単にはいかないかもしれません。何しろ、冤罪をなんとも思ってないような奴ですからね。

佐田先生のことを良く思ってない検察官も多いだろうからちょっと心配です。でもまあ、佐田先生には深山がついてるからね。

ドクターXの大門未知子がいたら安心っていうのと同じで、深山がいたら必ず0.1％の真実を見つけ出してくれるから。

次回はどんな小ネタが見つかるのか、そちらも楽しみです。

第5話 感想

このドラマ、大丈夫なんでしょうか？観れば観るほど、検察官や裁判官に対するイメージが悪くなっていく…。

ここまでじゃなくても、明らかに犯人じゃないってわかっていても「今更後戻りできないし犯人にしちゃおうぜ」みたいなことってあるのでしょうか？

実際には深山みたいな弁護士がいるわけじゃないから不安になりますよ…。

刑事怖い。検察官怖い。裁判官酷い…！

刑事からの脅しをなくすためにも逮捕前の取り調べでもカメラを必ず回さなきゃいけないって決めればいいのに。何か不都合なことでもあるんだろうか。

今回なんて、訴因変更までして彼らを犯人にしようとするなんてあまりにもひどすぎる。犯行日、勘違いしてましたなんてこと、あるわけないじゃない。傷ついた日を間違えてましたっていうのが通るの？！

裁判官もむかつく～！あんなことされたら弁護士にはもうどうしようもできないじゃん。

腹立つ！でも深山がちゃんと追い詰めてくれたしね。もう、深山最高！

「もう一回やります？！訴因変更」っていう最後の一言が最高に気持ちよかった！

99.9は小ネタが散りばめられていると話題になっていますが、今回もいろいろありましたね。新聞や焼き肉屋のメニューやら。

そういう意味でもこのドラマは1回見るくらいじゃ足りない。小ネタ探しをするのも一つの楽しみになっているようです。

次はどんな小ネタが見つかるかな～？

第4話 感想

舞子があのチームにいい感じに馴染んできましたね。腹話術部だったと公表したものだから、堂々と腹話術の人形を購入したり、それを使って話したり…。楽しくなってきた～。可愛いキャラになってきましたよ～！

今回は佐田さんVS森本弁護士の対決でした。森本弁護士から散々バカにされた佐田さんは超イライラしてました。私もずっとイライラしてました。一番腹が立ったのは「真実はどうでもいい」って言ったところ。どうでもよくないでしょ！そんなこというから、やってもない罪をきせられる人が出てくるんだよ！

でもまた深山が追い詰めてくれたからスカッとした～！！あの時の森本の悔しそうな顔！！さすが！！

本当に気持ち良かった！

まさか真犯人が裁判中に逃げ出すとは思わなかったけれど、そこもちゃんとお見通しってところがイイね！

最初依頼された時は無下に断ったのにものすごい特許を持ってると分かった途端の手のひら返し！佐田さんらしい！

その後顧問弁護士になることも想定してたんだな。

佐田さん、深山にどんどん貸しが出来ちゃってる。

二人の関係、いいね～。佐田さん、どんだけ深山の親父ギャグが好きなんだよ。裁判中に口にした寒いギャグまで笑っちゃって高得点あげちゃうんだもん。

深山のことを間近で見てたら、パラリーガルの藤野さんのように、何かあったらこの人に頼みたいって思うだろうなあ。

変わった人だけど、諦めずにちゃんと真実を追求してくれる。あんな頼りになる人はいないよね。特に、やってもない罪をきせられそうになってる人はなおさら。

弁護士も検察官も裁判官もみんな深山みたいだったらいいのに…。

第3話 感想

今回は佐田さんがやらかしちゃいましたね。

テレビに出て大喜びして自慢してたのに急展開！

違法賭博で揺すられていたことを内緒にするよう茅ヶ崎さんに指示したのは佐田先生。ですがそれが警察にバレてしまい、殺害する動機があって隠したって思われちゃったわけです。

自分の落ち度ってことは隠してましたけど、深山はお見通し。結局全てバレて責められまくる佐田さん。

このコンビ、やっぱり最高！アドリブもあるんだろうな～って思うくらい面白いやり取り。

佐田さん、敏腕弁護士なのに面白すぎるんだよな～。変装して裁判所へ行くんだけど、ロッカーファッションって…。笑わそうとしてるじゃん。いや、笑わそうとしてるんだよね。

茅ヶ崎役の宇崎竜童さんに「あんたあの子の何なのさ」って言わせたり、石川さん役の安達祐実さんに寝言で「同情するなら…」って言わせたり…。

そういうおふざけは大歓迎です。

このドラマって、深山がいたら冤罪なんて起きないって安心して観てられるし、弁護士のドラマなのに随所に笑えるポイント、面白ポイントが散りばめられてるところも堅苦しくなくていいんだよねえ。

川上以外はね…。怖いんだよ、あの人。「お前が正しいと思う道を進んだらええ。」って言ってくれたけど、山内さん飛ばしちゃったし…。何が栄転だよ。

山内さん、とっても良い人だったのに…。法曹界ではああいう良識ある人は煙たがられるのかもしれないなあ。おかしな話だけど…。

川上、嫌だな～。

第2話 感想

まさか2話で深山のお父さんの事件が片付くとは思っていませんでした。真犯人もわかったし、大友検事正も辞職したけどそれでもすっきりしない。深山が言うように、お父さんが帰ってくるわけではないし…。それに真犯人はすでに亡くなっているし…。

せめてお父さんが無実だとわかったこと、真犯人がすでに亡くなっていることくらいは公にしてほしかったけど、真犯人が死んじゃってるんだからそれも無理なんだろうな。

深山が声を荒げたりしないところに悲しみの深さが感じられた。深山に真っすぐ見つめられた大友も顔をそむけたけど、あの目を真っすぐ見ることなんて大友にはできないだろうな。あの目を見て辞職を決意したのかもしれない。

新しい証言や証拠が出てきてもそれを明らかにせず、何もやってないとわかりながら罪人に仕立て上げるってどういう気持ちなんだろう。無実の人間の一生より自分たちのメンツが大事なのか？

こんなことが法曹界の「あるある」なら検事も裁判官もそして弁護士もとても怖い。いつ自分たちが冤罪事件に巻き込まれるかわからない。

やってないことを証明するのも相当大変ですよね。だってやってないんだもの。何も出てこなくて当たり前。でも犯人だから証拠を隠滅したとか、指紋がつかないように手袋でもしてたんだろうとか言われたらどうしようもない。犯行時刻に一緒にいたことを証言してくれるような人が大勢いるなら別でしょうが、もし家に一人でいたら証明しようがない。一人暮らしの人はそういうときのために家にカメラでも仕掛けておかなきゃいけないのかな。ホントに怖い。

深山みたいな弁護士や検事、裁判官ばかりならいいのに…。実際はあそこまで検証して最後の最後まで真実を追ってくれる人なんていないでしょうし…。

今回真相がわかったのは、丸川さんが協力してくれたおかげでもあります。あの人カッコいい。これから先もずーっと誠実に向き合う検察官でいてほしい。

モヤモヤは残りましたが、ずっと気になっていた深山のお父さんの真実がわかって良かった。

第1話 感想

やっぱりこのドラマ面白い。変人深山の人を振り回す感じとか、それでも真実を追求するために妥協しない姿勢とか、わずか0.1％の真実が明らかになった時の爽快感とか、見ててスカッとするから面白い。安心して観てられる。

そして相変わらず個性の強いメンバーたち。ダジャレ大好きな佐山さんも！

そして今回から加わったのが木村文乃さん演じる舞子。元裁判官で訳あって司法の世界から身を引いてる状態ということですが、友人のお父さんが殺人犯で逮捕されたことがきっかけで深山たちと出会います。

友達も、容疑者である父親も、やってないと何度も言ってるのに、裁判官としての経験から犯人で間違いない。情状酌量を求めるべきと主張し続ける舞子にちょっとイラっとしましたが、深山が真実を明らかにしてくれたおかげで真犯人も無事捕まりました。

舞子も深山と出会ったことで変わっていくんだろうな。

そして何より気になるのは、前シリーズからずっと引っ張っている深山の父親の事件。殺人犯と疑われたまま亡くなってしまった父親の事件の真相を究明できるのかってところが非常に気になります。

後半でやるのかと思ったら、第一話の最後で現場に第三者の誰かがいたのではないかと思わせる品が出てきました。そして次回はそのまま、金沢でその事件について調べるようです。

シーズン1にも出ていた大友検事正、丸川さんも出てきます。丸川さん、協力してくれるかなあ？！

早めにこの事件の真相がわかるといいけど、やっぱりこの件は最後まで引っ張るのかなあ？

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