アンナチュラル|感想

感想 -Impressions-

最終話 感想

放送日時2018年 3月16日 金曜 夜10時~

とうとう終わってしまった…。このドラマ、すごく面白かった。内容はもちろん、登場人物の個性的なキャラクターも。ミコトは最後までカッコ良かったし!

自供の引き出し方も素晴らしかった!

このドラマでミコトに憧れて法医学者を目指す若者も出てくるんじゃないかな。

中堂さんの戦いもようやく終わりました。土葬されていたとは…!あれがなかったら本当に何も証明できないところでした。

それにしても宍戸最悪…。面白がって…。

中堂さんが復讐したいと思うのも仕方ない。

でもやっぱりミコトが説得してくれた。そして六郎のおかげでもある。自分で舐めて何の毒か突き止めたんだから。

二人のおかげで中堂さんが寸前で復讐をやめてくれました。良かった…。本当に良かった。

宍戸から「彼女が死んだのはお前のせいだ」なんて酷いことを言われたけれど、ちゃんとお父さんが真実を語ってくれました。家を出ようとしたのは甘えてしまうからだったってこと。そしてまた彼の元へ戻るつもりだったってことを…。

あのお父さんの言葉がなかったら、これから先も中堂さんは苦しんだかもしれない。

宍戸に「人間界には刑法ってもんがあんだよ」って言った毛利さんもカッコ良かったな☆

ちょっとでも毛利さんを疑ったことを謝罪します。本当にごめんなさい。

最後に坂本さんと六郎が戻ってきました。坂本さん、あんだけ大騒ぎしたのに何で戻ってきたの?!スナフキンと思えば愛せるかも…って…。

六郎は戻ってくるだろうと思ってたけど☆

これはパート2あるかも?!もしあるのなら、また同じメンバーにしてほしい。UDIラボのメンバーはもちろん、刑事さんも葬儀屋さんも。

そして毎回毎回、いいところで米津玄師さんの「lemon」が流れて泣かされました。あの歌、本当に素晴らしい。ネット配信されてから、毎日聴いています。

やっぱり主題歌も大事だね~。

とにかくこのドラマはとても素晴らしかった!

ありがとうございました。

第9話 感想

放送日時2018年 3月09日 金曜 夜10時~

中堂さんの恋人、そしてたくさんの女性たちを殺害したと思われる男性が判明しました。8話の火災事件でただ一人生き残った男…。中堂さんに殺されるのを恐れてか出頭。

宍戸が持っていたピンクのカバの絵も、高瀬にもらったと言ってました。

高瀬の自宅か会社の部屋にあったアルファベットが並んだもの全てに殺人方法が英語で書き込まれていました。ということは26人も殺害したってことですよね?

しかもそのことを宍戸は知ってた。

宍戸は高瀬が犯人だと知っていたのにスクープのために放置してたの?もしあの人がもっと早くに通報していればいくつかの命は救えたってことでしょ?直接手を下していなくても宍戸も立派な犯罪者。

高瀬は出頭するのに殺害については否認するらしいが、これで殺人を立証できなかったら警察はおバカです。

次回予告で中堂さんが思い切り誰かを殴っているシーンがありましたが、あれは宍戸だったんだ…。あんな奴のために中堂さんが加害者になるのは嫌。

六郎くんが週刊ジャーナルの回し者だったってこともバレてしまうようです。せめてバレる前に話しておけばよかったのに…。六郎くんを信じていた人たちみんなを傷つけることになるのに…。

UDI、どうなるんだろう。

ミコトたちが証拠を見つけてくれるって信じてるけど、中堂さんのことが心配です。せっかく大切な仲間が出来たんだし、ここは法医学者として犯人を追い詰めてほしいんだけどな…。

第8話 感想

放送日時2018年 3月02日 金曜 夜10時~

最後みんなの「おかえり」が泣けた。父親に全否定されたあとだから特に…。

UDIは六郎だけじゃなく、ミコトにとっても中堂さんにとってももう一つの家みたいな場所になっているのかもしれない。

みんなが集まってワイワイやっているのを見ると、ただの職場の同僚っていう枠を超えている気がする。

そして中堂さんがどんどん素直な表現をしてくれるようになっているところも嬉しい。以前は見られなかった笑顔も見られるようになってきたし、人との距離の取り方も変わってきたような気がする。

やっと心の内を話せる人、手伝ってほしいと素直に言える人が出来たんだなって…。今までたった一人で頑張ってきた中堂さんの気持ちを理解してくれる人がいるということは、彼にとって大きなことだと思うし、ミコトたちだったら、中堂さんの復讐を止められるかもしれないと期待してしまう。

最後の最後でピンクのカバが出てきました。最初の絵本を出版した“文詠館”は、週刊ジャーナルを出している会社だったんですね。だから宍戸が持ってた?

宍戸はもともと怪しいし、この人が犯人?!って思ったけど、それだと六郎に事件の資料を渡す理由がわからない…。

六郎にそれを渡したってことは、宍戸も犯人を捜してるってことだろうか?

遺体が発見された建物の向かい側の部屋に潜んでいた宍戸が急にシャッターを切り出したのは毛利さんたちがやってきた時でした。まさか、毛利さんが犯人?!それだったらかなり衝撃的…。

怪しいのは、宍戸、毛利、末次の3人くらいかな。

末次が出そうとしている記事も気になります。UDIラボに関する不正献金疑惑…。これは何かの事件とつながってくるのか?それともただのデマなのか…。

中堂さんの恋人を殺害した犯人にいよいよたどり着きそうです。中堂さんはどうするだろう。やはり復讐することしか考えてないんだろうな。

長い間それだけを考えて生きてきたんだからそう簡単に考えを変えられるとは思わないけど…でもやっぱり復讐はやめてほしいと思ってしまう。

第7話 感想

放送日時2018年 2月23日 金曜 夜10時~

今回もツライ内容でした。

自分だけが残された罪悪感。サバイバーズギルトというらしい。災害などで大切な人を亡くした方たちの中にもそうした罪悪感を持つ方がいるらしい。

もしかしたら、自分がその人たちを救えたのではないか、なぜ救えなかったのかと自分自身を責めてしまうらしい。

以前、戦争で生き残ったご老人も同じようなことをおっしゃっていました。自分だけが生き残ってしまったことで長い間苦しんだと…。

これはきっと同じ体験をした人にしかわからない。どんなに想像したところで、その人の本当の辛さや苦しさまではわからない。

いじめもそう。いじめられたことがない人が「いじめられるのは辛いだろうな。」と想像することはできるけれど、その想像の何倍も何百倍も本人はツライ。

イジメていた奴らにいじめられた経験がなければ、絶対にわからない。

ミコトが言うように、転校して名前を変えて生きて行くだけ。そこに罪悪感があるかもわからない。「いじめをしている奴なんてたくさんいるのに、自分は運が悪かった」くらいにしか思わないかもしれない。

そしてそういう奴が人の親になる。

今回、友達を自殺で亡くしてしまった彼の抱える罪悪感の1%の罪の意識さえないかもしれない。

そう考えると、何だか世の中や人生が空しく思えるけれど、もしその苦しさの中にいるなら、卒業するまでのあと数年、逃げてほしいと言いたい。もし、もう自分ではどうにもできないと思うなら、死を選ばずにただひたすら逃げてほしい。

危険な学校に無理に行く必要なんてない。友達はいくつになってもできるから、安全な場所で勉強するなり、自分がなりたいものを見つけるなりすればいい。そうやって自分で自分を守ってほしい。

学生の頃は、学校という場所が自分の人生の全てであるかのように思えるけれど、そうじゃない。たった一つの選択肢に過ぎない。でもそこにいる時はそれに気付けない。全てなんだと思いがち。真面目な人ほど「逃げたら負けだ」と思いがちで、無理をしてでも行こうとする。学校に行かなくなったら終わりだと思ってしまいがちなのだ。

でも違う。そうじゃない。学校に行くのが死ぬほど辛ければ逃げればいい。いじめていた奴らをあとで見返す方法なんていくらでもある。

自分がしたことは自分に返ってくるというのはあながち嘘じゃないと思う。

いじめられている子がいじめている奴らより、幸せな人生を過ごすことが最大の復讐なのだ。そのためにも、そこ数年だけを見て結論を出さないで欲しい。

いろんな悩みがあって学校へ行けなくなった子も、大学に入って友達もできて、それまでとは全然違う楽しい学校生活を送っている人がいる。そういう子を実際に見ているからこそ、『今いるそこがすべてではないんだよ』って言いたい。

本当は親が気付いて『味方だよ、大丈夫だよ』って言ってくれれば一番いいんだけど、本人は一生懸命隠そうとするから、親が気付くのはなかなか難しいんですよね。

直接的な死因は自殺だけど、いじめによる殺人だとミコトが言ってくれてあの生徒も救われましたね。そう言ってほしくてあんなことしたんだもの。いじめで死んだんだってことを伝えたくてあんな大変なことまでしたんだもんね。

そして中堂さんが残された子を必死で助けようとしてたところも良かったです。「許されるように生きるんだ」それは中堂さん自身への言葉でもあるんだけどな。

第6話 感想

放送日時2018年 2月16日 金曜 夜10時~

朝目が覚めたら、隣で男が死んでいる…なんて100%疑われるだろうし、想像しただけでもかなり恐ろしいんだけれど、容疑者として追われている割には呑気な回でしたね。観ている側も、ミコトが真実を見つけてくれるだろうと思っているので大してハラハラすることもありませんでした。

東海林さんとミコトが「ただの同僚で友達ではない」と言い張っているのが可愛くて…☆どう見ても友達に見えるのに意地っ張りだなあ。

同僚と友達の違いって何だろう?プライベートでの付き合いがあるかどうか?!個人的な話を打ち明けるかどうか?!

毛利さんも今回は素敵でした。東海林さん、合コン行くくらいなら毛利さんがいいのでは?!独身かわからないけど…。

ミコトさんと呼ぶようになった六郎くん。このままではヤバイのでは?末次だけじゃなく宍戸からも利用されそう…。ミコトや東海林さんとは違って宍戸は「僕たちもう友達でしょ」って簡単に言うやつ。信用できないね。

こうなったら、UDIのみんなに本当のことを話した方がいいと思うけど…。

もしミコトのことを好き勝手書かれて、情報提供者が六郎だった…っていう言い方されちゃったらそれこそ信用失うし、ミコトのことを傷つけることになるんじゃないかと心配です。

第5話 感想

放送日時2018年 2月9日 金曜 夜10時~

今回のは嫌な終わり方だったな~…。

中堂さんは恋人を殺した犯人に自分の手で復讐したいと思っているから鈴木さんにもそうさせてやろうと考えたのかもしれないけれど、鈴木さんが余計にかわいそうで…。

中堂さんも苦しそうだな~…。

大切な人を殺されたっていう共通点はあるものの、中堂さんのケースとミコトのケースではまるで違う。

中堂さんの恋人を殺害した犯人はまだ捕まっていない。一方、ミコトの場合は、無理心中。いや、無理心中を装った母親の犯行と言った方がいいのかな。大事な人を奪われたという点では同じだけど、中堂さんの場合、犯人が捕まってないから現在進行形。

ミコトの事件も“過去”として処理するには無理があるほど悲痛な事件だし、犯人が母親っていうことで今でも苦しい想いはもちろんあるんだろうけど、恨む相手がこの世に存在しないんだよね。

中堂さんとミコトではもともとの性格の違い、倫理観の違いなんかもあるだろうけど、中堂さんの場合「真犯人が見つかったらこの人どうなるんだろう」っていう心配がかなり大きくて見るのが辛くなる。

ミコトと関わっていくことで中堂さんの気持ちに良い意味での変化があればいいなあと思う。救われて欲しい。

このドラマの主題歌、米津玄師さんの「Lemon」がまた、めちゃくちゃいいんだよなあ。出てくる人たちの切ない想いを代弁してるというか、観てる側もこの曲が流れてくると、更にぐっと引き込まれる。

様々な人の人生が関わってくるこのドラマにピッタリの曲。

次回は、同僚でミコトと仲がいい東海林さんが殺人事件の犯人ではないかと疑われます。

ミコトがいるから視聴者としては安心して観ていられるけど、二つの事件がどう関わってくるのか…。

次回も楽しみです。

第4話 感想

放送日時2018年 2月2日 金曜 夜10時~

良かった。過労による居眠り運転が原因で亡くなったってことが証明されました。

工場長も長時間労働させられてたんですね。最後に機械を止めた時、泣きそうになりました。一緒にマンホールを探してくれた時も…。

お父さんの話をたくさん聞けたと喜んでいた息子さん。みんながお父さんのために証言してくれてよかったね。

ミコトはいつもカッコいいなあ。法医学者としてだけじゃなく人としてカッコいい。夢がないという久部くんへのアドバイスも変な力が入ってなくて自然体で素敵でした。

石原さとみさんのファンがますます増えそうだ。

記事を書いてる久部くんを見つめる末次の目が怖かった…。今度は何を企んでいるんだろうか。

中堂さん、恋人を殺されてたんですね。そして自分が犯人と疑われた?それは恋人だと言わずに解剖したからでしょうか?証拠隠滅できるから?

中堂さんは真犯人を探してるんでしょうね。同じように殺された人を探して犯人を見つけようとしているのでは…。

たださすがに家族に内緒で勝手に検死するのはまずいですね。大問題になりかねない。次回予告で「UDIラボを辞めてください」ってミコトが言ってたけど…。どういう意味だろう。自分勝手なことばかりするなら…って意味かな。

中堂さんは今、真犯人を見つけるためだけに生きてるんだろうな。それ以外はきっと何もない。趣味もないかもしれないし、友達と飲みに行ったりすることもないだろうし、人に心を開くこともない。

なんかすごくかわいそう…。

次回はミコトが遺体損害罪という罪を犯すとかで…。知っててやったとかじゃないし、本当に罰せられることはないでしょうが…。

その遺体を盗んで持ち込んだ人の目的は何なんだろう。奥さんが自殺ではなかったことを証明したいはずなのにほかの遺体…。

別人の遺体を調べることに何の意味があるのかな。

次回も面白そうです。

第3話 感想

放送日時2018年 1月26日 金曜 夜10時~

ミコトは検事から、凶器と傷が一致していると証言してほしいと頼まれ出廷したのですが、画像を見たミコトがその包丁は凶器じゃないと気づいてしまいました。当然検事は怒りますが、画像を見せてなかった検事が悪いし、凶器じゃないから凶器じゃないって本当のことを言って何が悪いんだ。医者に嘘をつけというのだろうか。検事って怖い。「白いものをも黒くする」って絶対ダメじゃん。「この人は犯人じゃない」っていう証拠があるのに捻じ曲げようとするなんて…。検事ってなんだよ…。

ミコトが矛盾を指摘したことで被告が供述をひっくり返し無実を訴え、ミコトは弁護側の証人として出廷することに。検事の敵になってしまったわけです。

最初から女ってことだけでバカにした態度取ってたのも気に入らなかったからこの展開は「ヨシ!」と思ったんだけど、検事だけじゃなく、法医学の教授も女だからってバカにする発言して…。女性だから未熟だ、すぐ感情的になるみたいな物言いする予定だったから、裁判員も年配の男性ばかりにしたんだな。女性がいたら反感買うもんね。やり方が汚い。

自分が何も見せずに「この通りに答えるだけでいい」なんて言ったくせに“証人としての証拠確認を怠った”だなんてどの口が言う?!ミコトは最初からちゃんと協力しようとしてたじゃない!嫌なやつだな、ホントに。

でもそれがかえってミコトに火をつけました。自腹であんな大きな肉まで購入するとはびっくりですが…。烏田め!金返せ!

そこまでして被告人を助けようとしているのに、被告人が罪を認めると言い出してしまいました。あの人が女性に苦手意識を持ったり、期待が持てないのは仕方ないかも。奥さんにあんだけ虐げられてたわけだし…。

今回はミコトが深山に見えたよ。諦めない姿勢、とても素敵だったな。

証拠も見つけて、悪作戦を思いつきました。坂本さんに訴えられている中堂さんと協力するというもの。

坂本さんは中堂さんとは話したくないと言っている。被告人はミコトが女性だからという理由で頼ってくれない。そこでミコトが坂本さんと話し、中堂さんが出廷するということに。

烏田には、態度が悪い中堂さんがちょうどいい!!口の悪い中堂さんが適任です!

「カビのはえた経験に何の意味がある」って…カッコいい~。

感情的になった烏田に「まあまあそう感情的になるな」って言ってくれた中堂さんもカッコ良かった!スカッとしたよ~~~!男だって感情的になる人はなるんだよ。女だけじゃないよ。

頭を下げて礼を言う被告人に対しても「ふざけるな。女は信用できないなんてクソ小せえこと言ってるから俺が駆り出されたんだ。人なんて切り開いて皮を剥げば肉の塊だ。死ねばわかる」って…。あの人には「女性だから」ってバカにする気持ちは全くないんだね。

それにしても烏田と中堂さんが知り合いだったことにはびっくりしました。

「いつまでも逃げられると思うなよ」ってどういう意味なんだろう。中堂さん、何か疑われてるの?もしかして真犯人を探そうとしてるのかな。葬儀屋の人はその協力者?

次回は中堂さんの秘密も明らかになりそうです。

今回は中堂さんのちょっと可愛いところもみられて、印象が随分変わりました。口は悪いけど、あの人はとても男らしい人なのだとわかったし…。ファンになりました。次回からますます楽しめそうです。

第2話 感想

放送日時2018年 1月19日 金曜 夜10時~

このドラマ面白い。よく考えられてるなあ。ハラハラドキドキの展開にも満足。しっかしどうして冷凍車に二人とも乗っちゃうかな~?!あんなところでいつまでもグダグダやってないですぐに車から降りればよかったのに!

中堂さんがいなかったら二人とも死んでたよ~。

観ている人はきっとみんな知っていたんだろうけど、私は今回初めて知ってびっくり!久部くんは末次に送り込まれたんだね?!知らなかった~。

ミコトのことが好きだから練炭自殺のことも気になって調べてたんだと思ったら違ったんだ…。ショック…。

「無理心中で生き残った少女の今」みたいな記事でも書くつもりか?!

何やってんだよ、久部くん…。

でもまあ、ミコトのことが好きになっているようにも思えるから、何かネタを掴んだとしても末次には渡さないんだろうけど…。そう信じたい。

さらにゲスいの出てきちゃったから、そいつがしつこく嗅ぎまわるのかな?フリー記者の宍戸。この俳優さん、こういう役多いなあ。

中堂さん、ミコトが死にかけている時は真剣になってくれるんだね。相変わらず口は悪いですが…。

中堂さんは過去に一体何があったんだろう。練炭自殺で生き残った少女のことを「クソ親に殺されかけた。絶望するには十分だ」って言ってたけど、確かに絶望するには十分。グレてたっておかしくない。でもミコトだけじゃなく彼自身も何か絶望することがあったんだろうなあ。

絶望してもおかしくないミコトを救ったのは父親の妹である夏代さんですね。彼女が出てくると観ている私もホッとする。

たくさんの愛を与えてくれたから今の彼女がある。大事な弟?兄?まで親に殺されてるから、生の権利が脅かされることに反発するのは当たり前。

犯人捜しは警察の仕事だってミコトは言ってたけど、その警察が動いてくれないから今回は自分で探しに行っちゃったんだよね。

このドラマ、ホント面白い。脚本家の野木亜紀子さん、すごいなあ。今回はオリジナルでしょ?小説家にもなれるね。

第1話 感想

放送日時2018年 1月12日 金曜 夜10時~

1話完結イイ!石原さとみさんや窪田さん、ほかの方のキャラクターも魅力的だし、内容も面白い。

第一話は、息子の突然死の原因は心不全だといわれたが納得いかず、真実を知りたいという両親からの依頼でした。

亡くなる前に海外へ行っていたことがわかり、MERS感染症でなくなっていたことが判明。そこで終わりかと思っていたらそれにはまだ続きがあって…。検査に訪れた病院で感染し亡くなっていたとミコトたちが突き止めました。

まさか病院が隠蔽していたとは…。「ウイルス漏れを隠すことは名前のない毒をばらまくのと同じこと」ミコトの言う通り!この病院で亡くなった人が大勢いて、その原因が感染だとわかっているのに隠してたなんて、院長が辞任したくらいじゃ済まないんじゃないだろうか。

そしてミコトには婚約者がいましたが、どうやらダメになっちゃったっぽいです。ご両親との顔合わせに行けなかったから…。事情を話せばわかってもらえるはずだと思うんだけど、その時だけが原因じゃないんですよね。それまでの積み重ねがあって、彼の方が我慢の限界を超えたというだけの話。

六郎がパソコンで一家心中について検索していましたが、ミコトは生き残った子なのかな。そしてそれが実は一家心中じゃなく殺人とか…?

どっちにしてもミコトは大きな何かを抱えているってことです。「どんな過去があるんだろう」って思ってるところに流れてくる米津玄師さんの「Lemon」が切なさを倍増させる!

この曲、めちゃくちゃ好きです。切ないけどカッコいい。このドラマともすっごく合ってる。何度でも聴きたい。

次回も楽しみにしています。

2018年 冬ドラマ(1月スタート)リスト

タイトル系列放送局
9時海月姫フジ系
9時ファイナルカットフジ系
10時きみが心に棲みついたTBS系
9時相棒16テレ朝系
10時anone日テレ系
9時BG 身辺警護人テレ朝系
10時隣の家族は青く見えるフジ系
10時アンナチュラルTBS系
10時もみ消して冬日テレ系
9時99.9 -刑事専門弁護士- SEASON2TBS系
10時半トドメの接吻日テレ系
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