ファイナルカット｜感想

感想 -Impressions-

最終話 感想

慶介が逮捕されたというニュースまで作るなんて面白い。信用させて帰国させる作戦、大成功でした。

慶介と小河原祥太の対決も面白かった。最初は余裕を見せていた祥太が半落ちした瞬間はガッツポーズしてしまった。

やっと慶介の長い戦いが終わった…。と同時に高田さんの戦いも…。12年は長いよな…。途中で諦めてしまいそう。小河原祥太が真犯人じゃないかと疑ったところで何から手を付けたらいいのかわからないもんね。

最後、小河原祥太が流した涙は一体何だったんだろう。

百々瀬さんの奥さんも最後笑顔を見せてくれました。あれ、百々瀬さん、嬉しかっただろうなあ。あちらはまだまだ今後も闘いは続いていく。大変です…。

賛否両論あるだろうけど、最後の慶介と雪子のあのシーンはなくても良かったんじゃないかなって思ってる。

自分の母親を犯人にして自殺に追いやった男の妹とうまくいくとは思えないし…。少なくとも、雪子は慶介と一緒にいるの辛いだろうなあって思うとなんか苦しくなる…。

でもそれは私個人の考えで、あのシーンがあって良かったと思う人もいるだろうから、受け取り方もそれぞれだろうけど…。

途中何度も「面白くないな～」って思うところがあったけど、最終回を2時間にしたところも視聴者としては嬉しかったし、慶介が祥太の挑発に乗らず最後まで冷静に追い詰めていったところも面白かった。

今後、慶介と大地が幸せな人生を送れますように。

第8話 感想

慶介はホント詰めが甘いな。甘すぎる。呼び出されてほいほい家に上がるなんて…。

雪子にファイナルカットを渡さなかったのにも呆れた。大地の言う通り。「惚れてんなよ」だよ。それで計画変えちゃうくらいだったら最初から復讐なんてしなきゃいいのに。やるんだったら、雪子が自分を恨むくらい徹底的にやればいい。それが雪子のためなのに。あんな中途半端なことしたら雪子の気持ちもぐらつくでしょ。二人は恋人としても夫婦としても生きていけないんだから。事件が解決したら会えなくなるんだから。

両親もよくあんなにあっさり自供したな。拍子抜けだよ。

自分の過去の証言にも心を痛める雪子とは違って、若葉は自分のことしか考えてないね。お姉ちゃんに男を取られたとか、そこはどうでもいいでしょ。自分の兄貴が犯人かもしれないっていう時に、男のことなんて…。

目を向けるべきなのは、兄貴が本当に犯人なのかどうかってこと。兄貴を信じたいのなら、慶介とは違う方法で事件について調べなおすとかしなよ。何で嫉妬に狂って自分刺しちゃってんの。子供過ぎて嫌になる。若葉には全く同情できない。

さて殺人未遂の容疑者として逮捕されたあと、慶介はどうするつもりでしょうか。来週は真犯人が日本へ帰ってくるらしい。相関図にも載ってないけど、役者さん誰かな？

来週最終回。今変な容疑で逮捕されてて、キレイに片付くのかね？

第7話 感想

絶体絶命だと思われたところで高田が慶介の味方だったということが判明しました。高田さんごめんなさい！完全に“悪い人”だと思ってました。今までずっと顔を見ながらイライラしてました。高田さんが助けてくれるなんて…。本当に良かった。あのままじゃ12年前の真相を暴くどころか、何も明らかにできないまま犯罪者になるだけでした。

12年前、事件の捜査から外された高田さんは一人でそれについて調べようとしていたようで…。警察に味方がいてくれるのは本当に心強い。

今の慶介のやり方じゃ、真相にたどり着く前に逮捕される可能性があるもんね。下っ端の警察官なんて、上にいる人間にはどうとでもできるだろうし。

そしてもう一人、慶介の相棒・大地もごめんなさい。もしかしたら大地も慶介を裏切るんじゃないかとハラハラしてました。「この人だけは慶介を裏切らないで欲しい」っていう思いが強すぎて、いつ裏切られるんだろうと疑心暗鬼になってた。でもこちらも大丈夫そう。

慶介が百々瀬にファイナルカットを突きつけたことで、12年前のこと、そして慶介が最も疑っている小河原祥太の行方を「ザ・プレミアワイド」の連中が追ってくれています。だからって12年前に慶介の母親を犯人かのように報道した事実はかわらないんだけど、慶介が突き止められない祥太の行方もわかるかもしれない。

次回は百々瀬から、自分たちを利用してほしいと申し出があるようですが…。それに関しては不安ですよね。また自分たちの都合のいいように報道されるかもしれないし…。

今までは追い詰められていた慶介に高田さんという味方が出来たことで逆転できるかもしれない。次からは面白くなるかも？

第6話 感想

今のところ百々瀬が一番腹が立つ。もう顔を見るのも嫌なくらい。

嘘はダメだとか言いながら、無実の人をさも犯罪者であるかのように報道するのは嘘じゃないの？面白ければいいわけ？まだ何の容疑もかけられていなかった時から恋人であるあの男性を追いかけまわし、日常生活が送れない状況に追い込んだ。それは許されるとでも思ってるんだろうか。

思い出しても腹が立つ。あの人たちは何も変わらない。もし、12年前の事件の犯人が慶介の母じゃないと証明されたとしても、あの人たちは何も変わらない。自分を責めることも反省することもないと思うんだけど…。

高田は味方なのか敵なのか？味方かなと期待して裏切られるのは嫌だから、味方とも敵とも思わず見てるんだけど…。

12年前の事件を調べている。慶介が関係者だということも早くから知っていた。でも誰にも漏らしてない。百々瀬から捜査の状況を聞かされても答えなかった。

そういうことを考えると、悪い人ではないのかも…？と思うけど、12年前捜査の現場にいた人だからな…。不審な男の目撃情報だって耳にしてたはずなのに…。

ここのところ、ずーっと慶介はやられっぱなしでやり返すシーンが見られないからストレスが溜まっています。もうそろそろ優勢にならないかな。

最後は百々瀬たちのファイナルカット公にしてくれるのかな。まさか何もしないで終わるなんてことはないよね。

次回は、真犯人と思われる男の父。つまり、雪子の父親に接触するようです。兄貴は絶対生きてる。どこにいるんだろう。

第5話 感想

面白くない展開になってきた…。やっぱり百々瀬が慶介の脅迫に屈するわけないか…。まさか嫁役を雇っていたっていうのにはびっくりしたけど…。奥さん、病気なのかな？それを公にしたくないから奥さんを雇ってるんだろうか。

それにしても百々瀬、腹が立つ。フェイクニュースと報じれば今後何か出てきてもまた言い訳できるもんね。世間は百々瀬を信じるんだろうな。

ほかの局の人たちを味方につけて戦った方がいいのではないだろうか。それとも同業者だと協力してくれないかな？

百々瀬がどうして嫁を雇っているのか、警察官の慶介になら簡単に調べられるでしょう。そのネタをほかのワイドショー番組に持っていけばいいのに。

雪子たちにもバレちゃったし…。雪子はもしかしたら協力してくれるようになるんじゃないかと期待したけど甘かった…。

慶介、めっちゃピンチです。追い詰めるはずが追い詰められた。何がファイナルカットだよ。全然ダメじゃん。

次回、慶介に脅迫されていたメンバーに本当のことを百々瀬が告げるようだし、その上で慶介について調べるよう指示するみたいだからね。

さらに追い詰められるかも。慶介が警察官だということもすぐにバレるでしょう。

なんだか一気にテンション下がった～…。どうやって巻き返すんだろう？次回はあんまりおもしろくないだろうなあ。

第4話 感想

ザ・プレミアワイドの連中は揃いも揃って酷いな。皆川も酷すぎた。あんな小さな子供を追いかけまわしてけがをさせるなんて…。あの動画を警察に突き出したら逮捕される案件でしょ。でも慶介はまだファイナルカットはばらまきません。

次回ようやく百々瀬の登場です。やはり百々瀬は「嘘」は嫌いなのでしょうね。やらせみたいなものに異常に反応する。番組を盛り上げるようなネタは欲しい。ほかの番組を出し抜きたい。視聴者の興味をそそるようなネタを報道したい。でも嘘やヤラセは嫌ってことなのかな。もしそうだとするなら、12年前百々瀬は、恭子が犯人だと心底信じていたのかも。犯人に間違いないと確信して放送したとするなら、それが間違った情報だと知った時どういう反応するんだろう。

嘘の戦争の時も藤木さん出てましたけど、あの時のように心底悪い奴じゃないという設定なのでしょうか。だからって許せるわけじゃないけど…。あの人はほかの連中と違って、慶介の言いなりにはならないような気がする。自分に非があるならその非を認めそう。

でも5話で百々瀬と接触するとは思わなかったなあ。全10話だとするならあとは誰が出てくる？

やはり雪子の兄が関係しているのは間違いないですね。あの電話での様子…。息子が真犯人だとするなら、何で揉み消すことができたんだろうってところは謎です。ただの弁護士の息子ですからね…。その弁護士が警察関係者の誰かの弱みを握ってるとか？それで恭子に目が行くように、現場の証拠を消したり足したりした…？とするなら高田か…。

慶介は雪子と一緒にいるところを若葉に見られてしまいました。どんなふうに言い逃れするんだろう。それとも認めるんだろうか？

第3話 感想

小池が番組で知り得た情報、顔や名前をネットに載せていることがわかったら間違いなくクビになるでしょうね。それだけじゃなく、きっとあの番組自体が終わってしまう。

でも小池も使えるコマだから、慶介は潰したりせず、なぜ番組側が犯人を追わなかったのか、その理由を探らせることにしました。

いつまで経っても仕事で認められず、一方ネットでは神扱いされるようになり、正常な判断が出来なくなったんでしょうね。

そしてその“神”を追い詰めるのも簡単。あのVTRをそのままネットで拡散すればいいだけのことだもん。

慶介はもともと、彼に対してはあまり怒りを感じていなかったようだけど、その理由が手を合わせてくれたから、土下座して謝ったからっていうのは甘いような気がする。「こんなことしたくなかった」って泣かれても、あれが演技だとは思わないのかな。

トラブルを避けたいと考えていたら、見つかった時に相手の怒りをやわらげられるよう、カメラを持って近づいた時に既に涙をためておくことだってできるし、見つかったら土下座するくらいなんてことないと思うんだけど…。全て計算されていたとは考えないんだろうか。

百々瀬もわからない。事実じゃないことは報道したくない。裏が取れてないことは報道したくない。それは一貫しているような気がするんだけど、それならなぜ慶介の母を犯人扱いしたんだろうか。百々瀬がどういう人なのかわからない。1話では「この人、ちょっとおかしいんじゃないの？」って思ったけど、前回と今回でわからなくなった。

そしてもう一人怖いのが慶介の上司の高田。被害者の家族と接してたからなんだっていうんだろう。慶介の母親が本当に犯人ならあの言い分はわかるけど、彼女は犯人扱いされただけで犯人ではないんだから、あの言い分は腹が立つ。

雪子の兄が行方不明になり死んだことにされるというのもわからない。7年も前から行方不明？殺されたんじゃなくて？

もし兄貴が犯人だとして、なぜ警察がかばうのか全くわからないし。法曹界トップの家族というならまだわかるけど、そうじゃなさそうなのに何で？

まだまだわからないことだらけ。早く真犯人見つけてくれ～。

第2話 感想

今回のターゲットは真崎でした。ファイナルカットを突きつけたものの、またなんだか中途半端…。井出も真崎も、今後利用するため抹殺したりはしないんだろうけど、世間からのバッシングもなく普通に生活できるってところにモヤモヤが残ってしまう。慶介の母親は散々な目に遭ったのに…。

慶介が真犯人を見つけたら井出や真崎のファイナルカットを世間に公表するんだろうか？それならいいけど、利用するだけで何のペナルティも受けないなら大したファイナルカットじゃないよね。

警察やテレビ関係者は真犯人を知ってる可能性もある？！例えば大物政治家の息子だったり、警察関係者のお偉いさんの息子や孫が犯人だから事実を報じることができないのだとしたら、井出や真崎を使って報じさせるのかな。会社には内緒で勝手に報じたら、それだけで彼らは何らかのペナルティを科せられることにはなりそうだし…。

真崎は今後も出てくるけどあんまり見たくない。「例え嘘でも世間が信じればそれはもう真実」って…。腹が立つ。

それが真実であるかのような印象を持たれてしまうからこそ報道する側はもっと慎重にならなきゃいけないんでしょうよ。

でもそれは今実際に放送されている報道やワイドショーもそうだよね。偏った意見ばかりを取り上げたり、論点すりかえたり、印象操作だってするし…。

ていうかこれをドラマとして放送するというのはどういう意味なの？

2話の段階ではまだ復讐にもなってない。自分があの時の少年だということ、母親の件で関係者を憎んでいるっていうこと、何かに利用しようとしているということしか伝えてないよね。

もっとスカッとする展開がいいなあ…。このままターゲット全員が大した復讐もされないまま、ただ慶介の言うことを聞くというだけのペナルティで終わっていくのか…？

それのどこがおもしろいのだろうか…。

第1話 感想

メディアやインターネットによる被害者は多いでしょうね。ついこの前も、殺人犯の親だと決めつけられた人が経営する会社が多くの人の嫌がらせに悩まされているというニュースを見ました。

テレビで情報操作するのも簡単ですしね。怒ったような顔のところだけをあえて使うとか、違うことに対して言った言葉を別のところで使われたことがあるというのは、スキャンダルを起こした芸能人の方たちも言ってましたし、亀梨さん演じる慶介が言うように、簡単に人を殺すことも出来る。だからこそ、作る側の人も見る側の人も、気を付けなければ…。

慶介のお母さんが犯人であるかのような報道をしたのは、真犯人に目がいかないようにするためだったのだろうか？

慶介の母親は事件当日、雪子たちの兄を見たというけれど、もし彼が犯人だとしてなぜ逮捕されないんだろう。親父が政治家とかならわかるけどただの弁護士でしょ？揉み消せるかな？もしかしたら、祖父が政治家、もしくは警察のお偉いさんとか？

プロデューサーの井出にファイナルカットを突きつけた。もっとすごい映像を期待していたけど、大したことないことでも追い込めるっていうことだよね。井出が言った「そんなものはどうとでもなるんですよ」という言葉をそのまま返すという。

あの人は今後利用するため、完全には抹殺しないってことかな。

慶介、佐々木蔵之介さん演じる副署長にペラペラと自分の考え話しちゃったけど、あの人がどんな人かもわからないうちからいろいろ話すのは得策じゃないのでは？

何か探っているようだし…。

雪子との関係がどうなっていくのかも気になるな。栗山千明さん好きだから、ちょっとかわいそうだなって思うけど、事件当日に慶介の母親が走って戻ってくるのを見たって証言したのは雪子だしね。もし嘘の証言をしていたのなら許せない?しなあ…。

次回からは事件に関係していた人をもっとバッサバッサ気持ちいいくらいに追い詰めていってほしいなあ。

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