セシルのもくろみ｜感想

感想 -Impressions-

最終話 感想

やっぱり奈央はヴァニティに残ったか～。出来ればハマユカや洵子さんと一緒にやってほしかった。最後、ヴァニティのスタッフの前で奈央が一生懸命演説してたけど、あれってちょっと違和感もあるんだよね。

というのもきっと、奈央の成長ぶりが丁寧に描かれなかったことが原因だと思うんだけど、ついこの前までダサダサのファッションに身を包み、モデルについて全く知らなかった奈央がその場にいる人の心を動かすというのが…。

個人的には洵子さんの笑顔をもっと見たかった。2回くらいしか笑ってないよね。あの人。編集長になれなかった時にちょっとだけ本心が見えたけど、それからまた元に戻っちゃったし。

南城さんはカレー屋に。あの人はすごく似合ってたな。おいしいカレー作りそう☆

このドラマ、もっと面白くできただろうからなんかもったいないなあって思う。

まず、奈央のキャラがよくなかった。もっと普通の主婦っていう設定だったら見やすかったのに。奈央の場合、普通の主婦じゃなかったもんね。うるさい元ヤン主婦みたいな感じで最後まで慣れなかった。

真木よう子さん好きだから、違うキャラにしてほしかったというのが本音。

トモさんや山上さん、南城さん、ハマユカはすごくいいキャラクターだったのになあ。だからこそもったいないと思ってしまう。

やっぱり主人公のキャラクターってすごく大事だなあ。

第8話 感想

舞子、嫌な奴だね。最後はみんな本音で話し合えたって雰囲気になってたけど、結局は変わってないじゃん。編集長にでもなったつもりなのかな？

新しい編集長も南城さんとは全然違って嫌なやつそうだし。一人のモデルの言いなりになるようなやつが仕事できる人間だとも思えない。

南城さん、カッコ良かったですね☆普段は物静かで優しい南城さんが、役員たちの前で自分の思いをぶつけました。

ああいう人がいい。仕事はできるけど、ちゃんと部下やモデルのことを大事にするっていうね。今の編集長にはそれはないでしょ。それを引き継げるのは洵子さんだけだったのにな。結局洵子さん、会社辞めちゃいました。でもあれでいいと思う。スカッとした。

ハマユカがカバーモデルを務めるはずだった雑誌も創刊されなくなって、新しい雑誌を立ち上げることになったって言ってましたね。奈央にカバーモデルになってほしいって…。

奈央には新しい雑誌で頑張ってほしい。ハマユカも洵子の下で編集者として働くようだし、みんな一緒にやっちゃえばいいんだよ。南城さんも会社辞めるんでしょ？洵子たちと合流してほしいなあってすごく思う。どうせなら、トモさんとか山上さんもそっちに移って、そしてヴァニティを抜いてほしい！

実際、南城さんも洵子さんもいなくなったら、ヴァニティかなりヤバイんじゃない？！いなくなってから気付くんだろうね。南城さん、洵子さん、そしてハマユカがどんだけあの雑誌に貢献していたか…。

でも私の望んでいるような展開にはならない気がする。奈央が残って、ヴァニティを引っ張っていく…みたいなことになりそうですごく嫌なのよね。その展開はホント嫌。

でもそうなりそう。奈央にはハマユカたちと一緒に仕事してほしいなあ。

第7話 感想

舞子とレイナは嫉妬深いというか、ドロドロしてますね～。嫌な感じ。やっぱり舞子はハマユカとは全然違う。舞子は自分が目立つことだけが重要だし、そのためには人を蹴落としても何とも思わないタイプだろうな。

競争社会のモデル業界では、ハマユカは人が良すぎるのかもしれない。

新刊の話がなくなったのはかわいそうだな～。ヴァニティにハマユカを戻すのは無理なのかな？舞子なんかより絶対いいと思うけど…。舞子で部数あがるのかな～？！

誰か新しい雑誌作ってよ～！そしてハマユカをそこのカバーモデルにすればいい。誰か頼むよ～。ハマユカの涙なんて見たくないよ～。

今週の洵子、すごく良かったね。今まで何があってもずーっとクールだった洵子の新しい一面が観られて嬉しかった～。自分が編集長になれると思っていたら関係ない奴が出てきて編集長になるって告げられたことで本心が出ちゃいました。あっちの方がいいね。人間らしくて素敵です。

奈央の普段の様子をアップしたり、ママ友たちに動画を回したりしたのって誰なんだろう？ハマユカが言う通り、ただの嫉妬なんだろうけどね。ああいう女の嫉妬ってみっともないね。あんなことしたら自分も傷つくだろうに…。プライドがないのかな…。

モデルっていう職業は、人からやっかまれることって多いんだろうなあ。「モデルなんて何よ」みたいなこと言ってる人でもどっかで憧れてたりするんじゃないの？

それにしても奈央の息子はいい子だね～。何があっても母親を応援する彼に感動した。

トークショーでも、何も質問されない母親をかわいそうだと思ってパパの手挙げたりしてたし、本当に優しい。あれくらいの年齢って反抗期だったりするのにあまりにもいい子過ぎて心配になるよ。

奈央も気になるけど、それ以上にハマユカが心配だ～。

第6話 感想

フェローニの撮影をしている時の奈央、カッコ良かったですね。特訓前はどうなることかと思ったけど…。ただのおばちゃんにしか見えなかったもん。でもフェローニの撮影の時はすっごくキレイだった。リクエストにもちゃんと応えられたし。

それも家族のおかげだね。旦那さんも息子くんも、本当に素敵！みんな奈央のこと気遣ってるし、いつも優しい。どんなにモデル業が忙しくなってもあの二人のことだけは大事にしないとね。

まさかレイナがあんなことまでして奈央を蹴落とそうとするなんてねえ。最低な女だよ。雑誌自体を窮地に追い込んだんだから、モデル辞めさせればいいのに。何で何もお咎めなしなの？！納得いかない。

そもそもライターへの態度も最低なんだよね。偉い人にはペコペコニコニコするくせに。そういうところも奈央とは全然違う！

あんなことになったら江里ももうダメだろうと思ったけど、解決して本当に良かった！あのままじゃ腹立つし…。

せっかく、江里の憧れてる大好きなブランドと仕事が出来ることになったのに、あんなことで邪魔されたらたまらない。あんなことして人の足を引っ張るようなレイナは大成しないな。絶対ハマユカみたいにはなれない。

ハマユカは本当に優しい。奈央だけにじゃなく、誰に対しても態度が変わらず親切。そんなハマユカがヴァニティを卒業することになったようです。

代わりにくるのが舞子。舞子はレイナと同じ匂いがする…。奈央もハマユカと同じ雑誌に行けないかな～。そうすればまた一緒に仕事できるのに…。舞子と奈央が合うとは思えない。

プロのモデルとして歩き出した奈央。頑張れるかな？

第5話 感想

読者モデルを辞めることになり、江里とも会う機会がなくなったわけですが、奈央があんなに涙するとは思わなかった。一緒に戦ってきた仲間っていう気持ちがあるのかもしれないけど、あんな泣く？！

ハマユカは作家である夫と離婚を発表。シングルマザーとしてモデルを続けていくことになったんですけど…確かハマユカ、離婚せずにモデルとしてやっていくって言ってなかったっけ？どうして離婚することになったのか、心境の変化などは全く描かれていなかったので疑問が残りました。

ヴァニティ側も、ハマユカに離婚されると困るんじゃなかったっけ？何かしらの方向転換みたいなのがあったの？その辺も謎のまま。

それから半年後。江里が奈央を迎えにきました。どうやら今度は読者モデルじゃなく、ヴァニティの専属モデルとして迎えられることになったようです。

次回の予告には、読者モデルの企画をやめてから売り上げが落ち込んだため、テコ入れしようってことになったと書かれています。奈央が紙面に載らなくなって、寂しいというコメントも寄せられたんだとか。

奈央が戻ることで売り上げを伸ばすことができるのか。奈央がプロのモデルとしてやっていけるのか。このドラマの着地点ってどこなんでしょう？奈央が一流モデルになったってところで終わるのかな？

ん～。なんか今回はあまり面白くなかったな～。もう少し、それぞれの心情を丁寧に描いてほしいな～。

第4話 感想

素人だった奈央が、モデルらしくなった瞬間、ちょっと照れ臭かったけど、ドキッとした瞬間でもあった。

「人に見られるとキレイになる」って良く言うけど、それはプロを目指している人も一緒で、見てくれてる人がいると気づくと、プロっぽい振舞いになるんだなと…。自分の努力で変わる部分もあるんだろうけど、周りが自分を変えていく部分っていうのも大きいんだなあ。

このドラマでの描き方が大げさなのではなく、きっと誰の中にもある部分なんじゃないかな～と思いました。同時に編集長の言葉を思い出しました。

「人に見られるっていうのは突き詰めていくと自分を失うことになる。」以前の奈央だったら人に見られても、あんな風にスイッチ切り替わらなかったと思う。

いろんなモデルさんの表と裏を知って、みんなの必死さも知って、昔の奈央だったら「バカじゃないの？」って思うようなところも、その一言じゃ片付けられない思いがあるんだなってことを知って、奈央自身も少しずつ考え方やスタンスが変わってきた。

奈央にも承認欲求ってものがあったんですよね。人に認められると嬉しい。人に求められると嬉しいっていう感情が。それに奈央自身も気づいた。

「自覚的に失うか、無自覚に失ってしまうか。それが生き残る人と消える人の違いなのかもしれないな。」と編集長は言ってましたが、奈央はどちらなんでしょう。自覚的に失うのかな。

やはり素敵な洋服を着てる真木よう子さんはキレイです。普段のガサツでヤンキーみたいな奈央役は無理があったんだと思う。今更だけど、もう少し普通の主婦、おしゃれに興味はなくてもいいけど『磨けば光りそう』って思わせる部分をもっと出してほしかった。

ようやく少し奈央が変わり始めた時に、ヴァニティ卒業となりました。

編集長は奈央をかってるんだよね？だとしたら、何か考えがあってのことなんだよね。このままヴァニティで読者モデルをさせてたら奈央がダメになると思ったとか…？違うかな。奈央はもっと別のところで活躍すべきだと思ってる…とか？

予告でハマユカが泣いてたけど、どうしたんだろう？気になります。ハマユカも変わっていくんだろうなあ。

山上さんと奈央の2ショットを見た旦那さん、ヤキモチ妬いてましたね。それほど二人はお似合いだった！あんな夫婦いたらカッコいいよな。金子ノブアキさん、やっぱりカッコいいよね。あのヒゲもいい。

二人の撮影を見ていた江里はちょっと複雑そうでしたけど。このドラマ、奈央が一流のモデルになるところまで描かれるんですよね？ということはやはり、ヴァニティ卒業も前向きにとらえていいってことかな。

第3話 感想

チーム宮地のメンバーはもちろん、洵子さんや編集長の奈央に対する愛、いいね。

今回はハマユカが夫からDVされていると知った奈央がハマユカを元気づけようとしたり、自分のことのように悩んだりするシーンがありましたが、ハマユカは離婚を選びませんでした。

「ハマユカは私だけのものじゃない」って言ってたけど、そうだよね。ただの一般人が離婚するっていうのとはわけが違う。どちらが正しいとか間違っているとかの話じゃなくて…。

一人の母親として考えるとあの選択が良いとは思えないけれど、あの人の場合、母親ってだけじゃないもんね。

ハマユカのようなトップモデルになれば、例えばスキャンダルなんて起こしたら、自分の地位が脅かされるというだけじゃなく、きっと多くの人を巻き込むことにもなるし、迷惑をかけることにもなるでしょう。自分が“ハマユカ”であること、あり続けなきゃいけないっていう責任感が彼女にはあるんだよね。相当な覚悟が…。

奈央はどういうモデルになるんだろう。あの人は一切自分を飾ることはせず、どれだけ人気が出てもあのまんまでいくんだろうか。

奈央のセリフに「代わりのある人間なんてどこにいるっていうんだよ。」っていうのがありましたが、きれいごとのような気がしてしまいました。私の心が汚れているのかもしれないけれど…。その人の代わりはいないんだけど、代わりを“できる”人はいるというか…。

例えば妻や夫、子供や親、友人をなくしたとして「その人の代わりはいない」っていうのはわかる。もちろんそう。代わりなんていない。代わりはきかない。

でもモデルさんの世界は競争社会でしょ。トップを目指している人がたくさんいて、人気商売でもあるからこそ、イメージダウンは致命的。嫌でも気持ち悪くても、蹴落とそうとする人が出てきたりもする。

雑誌は一人のモデルさんのためにあるわけじゃないし、その仕事に携わっているたくさんの人に生活がある。モデル業界に限らず、存続させていくためには切り捨てられてしまう人間がいるのも事実。

もちろん奈央はそういうつもりで言ったわけじゃなく、簡単に切り捨てるような言動が嫌だったんだろうけど…。

ただ『私の代わりなんていくらでもいる』って思いながら仕事をしていると時々むなしくなったりするから『私の代わりなんていないんだ！』って思いたいけれど…。実際はいたりするのよね…。

職業にもよるし、立場にも環境にもよるんだけど…。次回は読者モデルの一人・坂下葵の不倫(？)を江里が目撃するのかな？ドロドロした展開になりそうです。

このドラマの癒しはトモだな～☆常に優しいあの口調、とても癒される～。

第2話 感想

まさか奈央があんなにハマユカを崇拝するようになるとは思わなかった。彼女の何にそんなに惹かれたんだろう？！確かに性格も良さそうだし、人当たりもいいけどさ。

奈央はすっかりハマユカに魅了されていますが、華やかで幸せそうで完璧に見えるハマユカにもいろいろあるってことですね。周囲にはどれだけ幸せに見えていても、悩みがない人なんていないんですよね。

モデルさんは職業柄、SNSなんかにアップする写真もおしゃれですから「おしゃれな生活してんな～。悩みなんてないんだろうな～。」ってつい思っちゃったりするけど…。

ハマユカも羨ましがられるような自分じゃないといけないって思っているのだとしたら、いろいろ辛いでしょうね。もちろん、大きな家に住んでいるというのも事実だし、カリスマモデルっていうのも事実だけど、それだけじゃないわけだから、奈央だけにでも本当の自分を見せられるようになるといいんだけど…。

今回トモがいいアドバイスしてくれました！あんなに細いのにサラダばっかり食べていた奈央に、肉や魚、卵、そして炭水化物も考えて摂らなきゃいけないって言ってくれましたね。安心しました。

彼が言うように、変なダイエットをするとカッサカサになってただただやつれたようにしか見えなくなりますからね。彼のアドバイス通りやって、良い肉付きになっていくならいいなあ。

ちなみに、ハマユカさんからもらった洋服はどれも奈央には似合ってなかった。吉瀬さんなら似合いそうだけど…。

安くてもおしゃれなものがたくさんあるんだから、そういうものを取り入れておしゃれしていけばいいのに～。また最初の変なファッションに戻っちゃった…。残念！チームミヤジのみんなが買い物に付き合ってあげたらいいのに～。

有名人に限らず、例えば友人や知人のSNSで充実した生活を見せられると、自分と比較して落ち込んじゃうっていう人もいるようですし。常に充実しているように見えるその人たちも悩みはあるし、幸せなところしか人には見せない人だってたくさんいますからね。

たまに、みんなが見てるSNSに悩み事を書き込んだり、「何かあったの？！」って心配になるような一言を載せたりする人もいるようですが…。

第1話 感想

主婦だった奈央が、読者モデルにスカウトされ、ファッション誌で働くいろんな人たちと出会って違った価値観を見つけていくというドラマ。

主人公の奈央は体育会出身の女性っていう設定なんですが、話し方とか振舞い、仕草を見ているとまるで元ヤンみたい…。体育会系って感じが全然しなくて残念。歩き方もがに股だし…。体育会系出身というならもっとその感じを出してほしかった。人気モデルになるにつれ、言葉遣いなんかも変わっていくのかな？！

真木よう子さんの細さが心配になっちゃって、話がすんなり入ってきませんでした。あれは役作りなんでしょうか？ライターの江里から、甘いものと炭水化物を禁止されてるけど、逆にどんどん食べた方がいいと思うんだけど…。なぜ禁止してるの？！体内年齢が47歳だから？！太ったら若返るんじゃないかな。

あの細さで炭水化物や甘いものを禁止するっていう設定は無理がある。「もう少し太った方がいいわよ」っていうアドバイスだったら納得できるのに。終盤にかけてほどよい肉付きになっていったらいいなあ。真木よう子さんとてもキレイな人なのにもったいない。

吉瀬美智子さん、やっぱり美しいなあ～☆ハンパないですね。あれは男だけじゃなく女でも魅了されるわ～。スタイルも抜群！あの人、別格って感じでした。

徳井さんもイイ！バラエティでたまにする「トッキーさん」だった！あのキャラ好き☆
「今回のキャラは楽しんでやってそ～」と、観ててニヤニヤしてしまいました。

金子ノブアキさんのカメラマン役もリリーさんの編集長役もいい感じ。ぴったりのキャスティングですよね。

いろいろ突っ込みどころもあるドラマですが、どんな感じで人気モデルになっていくのかってことには興味があるので見続けたいと思います。

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