S-最後の警官--あらすじ・レビュー(第1話)TBS系列1月12日放送


【第1話】
ネタバレ注意

第1話 あらすじ 1月12日 午後9時~放送(TBS系)

ある団地で、主婦と子供が人質になる、立てこもり事件が起きた。その隣の家の薄暗い部屋には、NPS隊員の神御蔵一號(向井理)が、壁に拳を当てて立っている。SATの狙撃手、蘇我伊織(綾野剛)は、ライフルの照準を犯人に合わせ、指示が出るのを待っている。

今回のSATの任務は、NPSの後方支援であるため、SAT隊長・中丸文夫(高嶋政宏)からの指示は来ない。

この事件の半年前…。元ボクサーの一號は、交番に勤務し、街の人のために働いていた。そんなある日、新宿の雑居ビルに、大量の銃器や手榴弾を持ち込んだ集団が、ビルを包囲している警官に向け、発砲し続けるという事件が起きる。

暴力団には属さず、犯罪行為を行っている不良集団、いわゆる「半グレ」と言われる連中だった。現場へかけつけ配置に着いたSAT。隊長の中丸が指示を出そうとしたその時、連絡が入った。犯人たちが、付近で一人の女性を誘拐していたことが判明したため、容易に手を出せなくなってしまった。

人質がいることで警察は手を出せないとたかをくくる犯人たちは容赦なく発砲を繰り返す。
その時犯人たちが、長い髪の毛の人質を窓から突き落とした。最前線にいた銃対員・篠田(小澤亮太)が、人質を受け止めようと飛び出す。

それがマネキンだと蘇我が気づいたその時、篠田は撃たれてその場に倒れてしまう。犯人たちは笑いながら、篠田めがけて銃を乱射する。

足止め要員として借り出されていた一號は、その状況を見て、ほかの警官の制止を振り切り、盾2枚を結合したものを抱えて篠田目指して走っていった。篠田を守るように盾を構えた一號は、負傷した篠田を懸命に励ましながら、浴びせられる銃弾に耐えていた。

ただその状況を見ているだけの警官たちに「仲間も守れないで何が警察だよ!」と叫ぶ一號。右手で盾を持ちながら、左手は篠田の傷口に当てていた。「俺の目の前では絶対死なせない!」と叫び、降り注ぐ銃弾に耐え続ける。

その様子をずっと見ていた蘇我は、早くしないと二人が危ないと中丸に訴える。状況は十分把握している中丸だが、上からの支持が出ないため、何も出来ずにいた。

ついに、銃弾が盾を貫通し、一號も傷を負う…。

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レビュー(感想)

今クール、刑事モノが多いですが、これはなかなか面白かったです!
主演の向井理さんや、綾野剛さんももちろんすごくいいですが、脇を固める役者さんたちもみなさん個性派ばかりで、すごくいいです。

何より、Sの制服はどれもこれもカッコいい!思わず見惚れてしまいます。

一號の熱さもいいですし、蘇我のクールさもかっこいいです。

幼い頃、幼馴染のゆづると、ゆづるの両親と一緒に出かけていた一號は、目の前でゆづるの両親が射殺されるのを目撃してしまます。

警官によって犯人も射殺され、残されたものの気持ちのやり場がなかったということから、どんなに凶悪な犯罪者であっても、殺さず捕まえたいという気持ちが強くなります。そんな一號にとってNPSは、理想の部隊なのかもしれません。

ただ私は、どちらかというと、SATの方が理解出来ます。犯人に発砲さえせず捕まえるなんてことは難しすぎると思うからです。

まあ、ムリだった場合は、SATが出動するわけですが、蘇我の言うように、すぐに発砲し制圧すれば、それ以上の犠牲者を出さずに済むかもしれませんが、それをしなければ、犠牲者がもっと増えることにもなるんじゃないかなと思います。

NPSが犯人を生かしたまま捕まえようと画策している間に、ほかにも犠牲者が出るんじゃないかな~?

今回の事件の最後に、人質になっていた男の子から出たセリフも、「そうだよねえ」ってなんだかちょっと泣けてきました。あんな目に遭った本人の中には、そう思う人もたくさんいるだろうなあって…。

でもきっと、これからドラマを観ていたら、生かしたまま捕まえるってことの大事さってのも描かれていくんでしょうね。

2014年 冬ドラマ リスト

タイトル系列放送局
9時失恋ショコラティエフジ系列
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10時明日、ママがいない日テレ系列
10時僕のいた時間フジ系列
9時ドクター・ディーマットTBS系列
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10時医龍4フジ系列
10時夜のせんせいTBS系列
9時戦力外捜査官日テレ系列
9時S-最後の警官-TBS系列

2014年(新春)冬ドラマ

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