ブラック・プレジデントあらすじ・レビュー（第6話）フジテレビ系列5月13日放送

ブラック・プレジデント
【第6話】

第6話　あらすじ　5月13日　午後10時～放送（フジテレビ系）

ある日、三田村（沢村一樹）のもとに、なじみの業者が100万円の高級ワインを持ち込み、数日後の三田村の誕生日パーティーの席で開けてはどうかと提案する。三田村は、パーティなんかやらないと言いながらも、そのワインを躊躇なく購入する。

三田村の景気のよさとは裏腹に、大学のサークル仲間は金欠ぞろいだった。百合（門脇麦）はアパートの更新料10万円が払えないと悩んでいた。

だが、亮介（永瀬匡）や健太（高田翔）らが助けてやれるはずもない。そんな折、三田村がぶち上げた“金儲けの極意”を聞いた百合は、10万円を稼ぐ方法を思いつく。

杏子（黒木メイサ）は、三田村の会社にアルバイトとして送り込んでいた増山（澤部佑）から、厳しい経費削減のせいで従業員がこき使われていることを聞く。チャンスとばかりに真理（国仲涼子）から内情を探ろうとする。

ある夜、キャバクラに出かけた三田村は、紹介された新人のキャバクラ嬢が百合だったために驚く。今月中に10万の更新料を準備しなければならない百合は「てっとり早く稼げる」とキャバクラで働いていたのだ。

そんな百合に、「合理的な考え方だ」と感心した三田村は、次の日も店に明智（永井大）を送り込み、百合の売り上げアップに協力する。

だが翌日、百合が浮かない顔で会社に三田村を訪ねてきた。「これじゃお金もらったのと同じ」だと言い、キャバクラの給料を突き返すように差し出た。

社員を使ってまで稼ぎを上げさせようとした三田村のお節介に「エンコー（援助交際）と同じ」と傷いていた。真理は「いつも強がって、自信たっぷりだけど…意外に不器用な人なの」となぐさめる。

明くる日、三田村は取引先のパーティーに出席。持て余していた100万円のワインを開けようとするが、「客としては金を使わない、従業員としては使い物にならない」と今どきの大学生をバカにする社長らの話に口ごもり、ワインを手に会場を去ってしまう。

行く当てもなく、ひとりでラーメンをすすっていた三田村に、杏子から電話が入る。その後杏子と一緒に映画サークルの飲み会に顔を出した三田村をサプライズが待っていた。今日が三田村の誕生日と知った百合たちが、ケーキを用意していたのだ。

「今日の誕生日は、このワイン以上の価値がある」と感極まり、高級ワインでメンバーと祝杯をあげる…。

三田村は百合のことに関しては悩んだり考えたりするんだな～。売り上げアップに貢献したいと思った三田村の気持ちは良く分かります。

自分には使える金があって、でも直接現金を渡して助けてあげるわけにもいかないからお店に社員を送り込んでまで売り上げに貢献しようとした。まさかエンコーと一緒だと言われるとはね。百合は三田村を好きだから余計にイヤだったのかな。

杏子の増山に対する態度は、間違いなくパワハラでしょう。ブラック企業だと攻め立てるけれど、自分はもっと酷いじゃんって思ってしまう。あんな上司、いやです。

三田村の言うことには納得できることがたくさんで、しかもあのキャラだから、見てても全く腹が立たない。むしろ、それを責めるばかりの杏子に腹が立ってしまうな～。