ブラック・プレジデントあらすじ・レビュー（第5話）フジテレビ系列5月6日放送

ブラック・プレジデント
【第5話】

第5話　あらすじ　5月6日　午後10時～放送（フジテレビ系）

三田村（沢村一樹）の会社は、イメージアップの一環として、社内のセクハラ防止に乗り出すことになった。

コンプライアンス部の部長・坂田玲子（金谷真由美）は、普段からセクハラ発言を連発している社長がそもそもの問題だというが、当の三田村はまったく反省する様子がない。

その夜、映画サークルのメンバーたちと居酒屋で飲んでいる三田村からは下ネタばかり飛び出した。三田村が百合（門脇麦）に、どんな男がタイプなのかとか、今までどんな相手と付き合ってきたのかとか、好きな男はいるのかとか、遠慮もなく聞いていると、百合が突然店を飛び出して行ってしまう。

杏子（黒木メイサ）やほかのメンバー全員に、三田村のせいだと冷ややかな視線を送られ、三田村は百合を探しに出て行く。

百合は結局見つからず、翌日も大学を休んだ。三田村が電話をしても百合は出ず、連絡がつかない状態になってしまう。杏子に相談に行った三田村は、彼女を傷つけたことを激しく責められると、それを素直に受け入れ、珍しく落ち込んでいた。それを聞かされた明智（永井大）や真理（国仲涼子）も驚く。

みんなが百合の心配をしていると、杏子の研究室に百合が突然現れた。店を飛び出した本当の理由を知った杏子は驚き、せっかく反省している三田村がこの事実を知ったら、説教をした杏子にどんな逆襲をしてくるかわからないと、三田村に真実を話さないように百合に口止めをする。

三田村は、大学の女性人権サークル主催のシンポジウムで講義をしてほしいと依頼されていた。テーマが「セクハラ防止」なために、三田村は戸惑うが、明智にも説得され引き受けることに。

百合を傷つけたと反省している三田村は、そのことを例に出し、セクハラの根絶を訴える。だが、休憩時間に、トイレで健太と亮介（永瀬匡）が話しているのを聞いてしまった三田村は、百合の一件の真相を杏子が握りつぶしたことを知ってしまう。

そんなことを知らない杏子は、三田村と同じ討論会に参加する。
さきほどまでとは全く違い、「セクハラ…いいんじゃないですかね、アリで」といきなり態度をひるがえした三田村に、会場は騒然とする。

それに対して杏子は猛然と反論するが、結局、セクハラへの行き過ぎた反応を指摘する三田村の言葉が聴衆の拍手を浴びるという予想外の展開に…。

三田村、珍しくすごく落ち込んでましたね。あの人でも反省することあるんだ。またすぐに元に戻っちゃいましたけど。でもあれが、本当に百合を傷つけたのが自分だったら、反省したあの態度のままだったのかな。

セクハラ問題って、本当に難しいですよね。友人たちと話していても、「彼氏いるの？」とか「今日予定あるの？」とかはセクハラになると聞いてビックリしたことがありました。普通の会話のような気がしてましたが…。

そこの会社は女性がたくさんいるっていうのも理由かもしれませんが、すぐにセクハラとして上に報告されるらしいのです。なので、男性たちも、ものすごく気を遣って話をしたりするとか…。

ただ、一つだけ、「相手による」というのはみんなが口にすることです。同じことを聞かれても、多少気になっている男性から聞かれたらもちろんそれはセクハラとも思わないそうで…。

触ってくるなんていうのはもちろん誰にでもわかるセクハラで問題外ですが、なんとなーく聞いたこと、全く下心もなく聞いたことがセクハラだと騒がれたら、おじさんもビックリでしょうね。

相手次第っていうのもわからなくはないけれど…。男前やダンディな上司は得ってことなのでしょうか。