救命病棟24時-あらすじ・レビュー(第2話)フジテレビ系列7月16日放送


ネタバレ注意

【第二話】

第2話 あらすじ 7月16日 午後9時~放送(フジテレビ系)

同時に二つの事件が起き、その被害者たちが多数運ばれてきたために、楓(松嶋菜々子)は当直続きだった。
そんな中、薬物中毒患者、坂本篤(玉置玲央)が運ばれてくる。
先週あった事件の実行犯の一人だと、楓は院長から聞かされる。
少しの間面倒みてやってくれという院長に、医局員へどのように説明したらいいか、どのような事件を起こしたのかいつまで入院させなければならないのか知っておいたほうがいいのではないかと楓は言うが、医局員への説明は必要ない、事件が事件だから、君も知る必要はないし、私も教えるつもりはないと言われてしまう。

夏目が楓にだけ、坂本が自分を刺した犯人だということを教えた。すると、その会話を偶然広瀬(風間俊介)が聞いてしまう。

救命センターには、自転車とぶつかり、激しい下腹部痛を訴えている、妊娠38週目の患者が運ばれてくる。
母子ともに危険な状態だった。

廣瀬がカンファレンスで、その女性患者の容態について話していた。帝王切開で出産した赤ちゃんの経過は良好のようだ。患者の夫と連絡が取れないので、今後の治療方針の同意も得られていないという。
そこに遅刻した奈良さやか(芦名星)がやってくる。

薬物中毒患者の坂本について広瀬が話す。大量の薬物を飲んで運ばれてきたらしい。そこで、本庄が楓に、出すべき情報を出してほしいと言った。広瀬は知っているが何も言わなかった。事件の実行犯と被害者を同じフロアに預かる我々に正確な情報を与えないということは信頼されていないということだと怒っていた。先日、たくさんの患者が運ばれてきて人手が足りない状況で、安藤を帰らせたことについても楓を責めた。

あの非常事態に体調不良を訴えるというのはよほど体調が悪いのだと判断したと楓は言うが本庄は納得しない。

夏目は、無気力な目に余る医局員に対して上司が厳しく対処するのは当然だと言う。「情報を開示しないのもどこが悪いのかわからない。情報を出さないと判断したのは湊大の上層部なのだから、誰が医局長であっても、情報は公にしないし出来ない。それが大学病院だと思う」と夏目が言うと、本庄も反論出来ずに黙りこんだ。

医局で夏目と二人になった楓は、「お恥ずかしいところをお見せして申し訳ありません」と謝罪した。「カンファレンスもまとめられないようじゃ、医局長失格ですよね。」と言うと「そんなことないですよ。見込みがないなら上はとっくに医局長を変えている」と夏目は言った。そして、連日当直に入るのはどうなのか、いざという時に医局長が不眠不休になってしまうんですからと忠告した。その上で「気楽にいきましょう」と励ました。

坂本の診察をする夏目。看護師たちはどこか怖がっているようだった。
夏目が話しかけても患者は反応しない。広瀬はその様子を離れたところから見ていた。

本庄の機嫌が悪かったのは、夏目が自分と同じ医長として入局しているとわかったからだと片岡は言う。
本庄は職場を転々と変えているからなかなか上からは評価されないだろうと奈良は言った。

食堂で本庄の隣に夏目が座った。「困ったな、話題がない・・」という夏目に、「それなら隣に座らなければいい」という本庄。話の中で「昔はどうやって自分が勝つかということばかり考えていたが、今はいかに相手に勝っていただくかを考えています」という夏目に対し、本庄は「カンファレンスでは勝たせてもらった気がまるでない」と言った。夏目は「本庄先生のような人、嫌いじゃないのは確かです」と言いながら食事を続けた。

事故に遭って赤ちゃんを産んだばかりの患者の夫と連絡がつき、明日来るという。それを聞いた本庄は、何ですぐ来ないんだと怒っていた。

翌朝。ようやく病院に来た夫に、一時は非常に危険な状態だったと伝える本庄。夫が妻の手を握ろうとすると、「やめて、触らないで」と患者がかなり取り乱してしまった。
夫を外に連れ出す本庄。

「赤ちゃん、新生児病棟に見に行かれますか?」と本庄が聞いているところに夫に電話が入る。

楓がいろんな患者さんに声をかけているのをみた広瀬は、カンファレンスで責められた楓を心配していたが、笑顔で患者さんに接する様子を見てすごい人だと感心する。

一人の患者が勝手に歩き回ってこっそり写真を撮っていた。刑事ドラマを作ってみようと思ってなどと言う。楓がその男性患者に「出歩けるようでしたらもうすぐ退院ですね」と声をかけると急に苦しみだしたフリをした。

事故に遭いながらも赤ちゃんを産んだ患者に、赤ちゃんにもうすぐ会えますからと声をかけると、その患者は「会いたくありません。赤ちゃんなんか産まなければよかった」と涙した。

その女性患者の夫が、充電器を貸して欲しいと本庄に声をかけた。

自分の妻がいつまで入院しなければならないのかと尋ねる男性に、まだしばらくは・・と答える本庄。あまり長いと仕事に支障が出ると不満そうだった。突然の事故に遭って大変危険な状態で子供を産んだこと。麻酔をかけられた状態の帝王切開で、おそらく産声も聞こえていないこと。痛みと不安で心がズタズタのはずなんですと本庄が言うと、その男性は家族のために働いていると強い口調で言い返した。「今日も18時の飛行機に乗らなくてはいけない。人の仕事のことより、早く妻を治して下さい」と言う男性に、「仕事の都合があるから早く直せって言うのか?!奥さんを助けたいから早く治せじゃないのか?あんたこそ、父親なのになんなんだ!」と怒鳴りつけてしまう。

そのことで本庄が院長に呼ばれたが、代わりに楓が院長室へ説明に行った。

患者に失礼なふるまいをしたことについて問いただす院長に、「院内での携帯電話の取り扱いについて注意しただけだ」という楓。問題のない範囲だという。患者に対してあんたと呼んだことについて聞かれると、患者さんが望むなら自分が直接説明に行くと言ったが、それには及ばないと院長は断った。

院長室を出たところに本庄がやってきて「どうして俺を呼ばない」と楓に言うが、話は済んだから戻ろうと歩いていった。上司にかばってもらって嬉しがる男じゃないという本庄に、かばったつもりはない。大きな手術を終えた患者さんのために言うべきことを医者として毅然とした態度で伝えられた。そのことを報告してきただけだという楓。

本庄がオペをしている時に、事故に遭った女性患者の容態が急変し、緊急オペに入る。
夏目がオペを行い、助手に楓と奈良が入る。夏目に「何とか助けてやって欲しい。是非赤ん坊を抱かせてやってください」という本庄の伝言を伝える楓。

女性患者の夫はオペ室の外で時計を気にしていた。

必死に心臓マッサージを続ける楓。
ようやく心拍が戻り、オペは成功した。

働いて出世してとにかく金を稼ぐことが家族のためだと思っていたが、いつの間にかその金に目が眩み、金に振り回されて自分が見えなくなったと話す患者の夫。
「俺みたいな男が父親になるなんておかしくないですか?」と夫は言った。
ようやく自分の間違いに気づいたようだった。
結婚後、友達もいないからと嫌がる奥さんを無理やり東京に連れてきたのだという。「どれくらいあいつが不安だったかなんて考えもしなかった、もう元の夫婦には戻れないかもしれない」という夫に、「ついていこうと決めたのは奥さんだ。幸せになりたいからついていこうと思った奥さんを信じてあげてもいいんじゃないですか?」と夏目は言った。

患者のところへ行き、声をかける夫。

そこに楓が赤ちゃんを連れてきた。あなたの産んだ赤ちゃんですよと見せると、温かいと言って涙しながら、ごめんねと何度も赤ちゃんに謝った。

赤ちゃんを抱く夫。

「本当だ・・温かい」と言うと、「はじめから父親なんて人はいない。子供育てて子供の力で父親にしてもらうんじゃないですか?」と本庄は言った。

もし、許してくれるなら、このこと3人でやり直したいという旦那の言葉にうなづく妻。

こそこそ写真を撮っていた患者のベッドには誰もいなかった。取材協力謝礼と書かれた封筒が残されていた。記者だったのだ。

薬物中毒で運ばれてきた坂本は、赤ん坊の泣き声がしたと呟く。

そんな坂本に、「ここの患者さんが産んだ赤ちゃんで、生まれるとき大変だったんだけど、きっと丈夫にそだってくれると思います」と夏目は言った。

家に電話をしている本庄は、家族思いのいいお父さんのようだ。

医局に戻った楓。うまい豆が手に入ったので挽いてみましたと言って広瀬がコーヒーを入れてくれた。

坂本のことについて二人は話した。坂本は人殺しにはならずに済んだようだった。事件の加害者と被害者が同じフロアで治療なんて不思議だったという広瀬に、治療が必要な患者さんは受け入れる。共感出来ない患者も分け隔てなく運ばれてくると言った楓に、こんなに大変な仕事だとわかっていたら救命医になっていたかと聞く廣瀬。だからこそ、負けたくないと思った。明日こそは・・と思い続けて今日も続けているんだと思うと答えた楓。

前の回へ総合ページへ次の回へ

プレビュー

夏目先生、やっぱりカッコいい~~~!!!素敵すぎます。よかったです、こんな人がいてくれて・・。そうじゃないと楓、かわいそうすぎます。
本庄先生って、やっぱり嫌な奴!途中カッコいいところもありましたけどね。家族思いのいい人なのかもしれませんが、性格がねじれすぎていてやっぱり面倒くさい!
楓を目の敵にし過ぎでしょ!どれもこれも、楓が悪いわけじゃないじゃない!

食堂で、そんな本庄先生の隣に座った夏目先生・・ますます好きになりました☆大人だなあ~~~!二人のやり取りも面白かったし♪

まぁ、一番最悪なのは安藤ですけどね。カンファレンスの時、自分のことで揉めているのに、目閉じるか?!ヤダーーー!!!

今回は、事故に遭って運ばれてきた女性とその旦那の物語でしたが、あの旦那もムカツク!言ってることはわからなくはないけど・・。家族のためにと思って一生懸命働いているうちにお金に目がくらんじゃったっていう、それって多分多くの人がそうなっちゃうんだろうけど・・。でも赤ちゃん誕生の時ですからね。しかも、奥さんが危険な状態だっていうのに・・。

本庄がマシな男に見えました。家族を大事にするっていう点だけで言えば、本庄が断然正しいとは思うんですけど、なんだか今はまだそんなシーンを観ても素直に受け入れられないですけど。

それくらい私、ああいう男性苦手なんです。誰彼構わず噛みつきゃいいってもんじゃないんだよって思ってしまいます。

今回も夏目先生に癒されたなあ。楓さんはクールだし♪

来週は何が起きるのでしょうか。楽しみです!

2013年 夏ドラマ リスト

タイトル系列放送局
9時SUMMER NUDEフジ系列
9時救命病棟24時フジ系列
10時スターマン~この星の恋~フジ系列
9時警視庁捜査一課9係テレ朝系列
10時Woman日テレ系列
10時ショムニ2013フジ系列
9時ぴんとこなTBS系列
9時DOCTORS2 テレ朝系列
10時Oh, My Dad!!フジ系列
10時なるようになるさ。TBS系列
9時斉藤さん2日テレ系列
9時半沢直樹TBS系列

2013年 夏ドラマ

Information menu

ページのトップへ戻る