相棒12-あらすじ・レビュー(第3話)テレビ朝日系列10月30日放送


【第3話】
ネタバレ注意

第3話 あらすじ 10月30日 午後9時~放送(テレビ朝日系)

亨(成宮寛貴)が歩道橋の上で苦しんでいる人を見かけ救急車を呼んだ。街中では、ほかにもたくさんの人が同じように苦しんで病院へ運ばれる。
腹痛、嘔吐、下痢、発熱が見られる。

みんなイタリア料理のチェーン店「アプリティーボ」で前夜に飲食していた。
そちらの捜査が進なか、食品卸売商社、丸徳フーズに勤める女性、岡谷望(澤山薫)の他殺体が発見された。
別の場所で殺害されて山中に運ばれたらしい。

亨が、運んだ女性の娘を連れて来た。就職が決まってようやく楽をさせてあげられると思っていたのにと、意識が戻らない母親の前で涙する。

右京は鑑識の米沢(六角精児)から話しを聞いていた。
殺害現場は分からないという。
致命傷ではないが、被害者の首に残った特徴的な痣がついており、それが何のためについたのかもわからない。靴底からは、食用油と樹脂が検出された。

アプリティーボイの全店舗に監査が入り、詳しく調べられていた。
亨が原因菌の捜査でその店を訪れると、そこには殺人事件の捜査で右京も来ていた。

刑事の伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)は、岡谷の会社を訪れていた。
岡谷はマジメな社員で、資格を生かして、メニューの提案もしていたらしい。

原因菌の捜査をする中、東品川店、西品川店、お台場の3店舗が、保健所の定期検査を2年間受けていなかったことが判明する。

そこへやってきた保健所の増井に話しを聞く二人。定期検査のことを聞いても、「それが何か?」と言われてしまう。右京が、客席の割には調理器具が少ないことを指摘すると、ここでは作っていないと言う。店では温めたり切ったりする程度で、ミヤ食品加工から運ばれてきた調理済みのものが使われていた。

ミヤ食品加工を訪れた二人。右京はソースやスープを作れる機械、スープトップに興味を持った。
保健所の検査は受けているらしく、その担当も増井だった。

伊丹と芹沢は、アプリティーボの社長の下を訪れていた。
丸徳フーズからも食材を入れているという。社長自ら食材を選ぶため、被害者の岡谷にもあったことがあった。一番大事なのは食材、味が第一だから多少原価が高くても食材だけは妥協しないと社長は言った。

イタリア料理店の本社で社長から刑事が聞き込みをしていると、そこに生活環境課の刑事がやってきた。原因菌が出た後だと証拠隠滅される恐れがあるということから、事前に関係書類を提出するように告げた。

社長は岡谷が殺されたことを知らなかったようで、伊丹たちがその殺人事件で捜査に来ていることを告げる驚いた。

その後、被害者の靴の裏に付着していた食用油は特定できたが、樹脂はポリプロピレンということがわかっただけで何に使われていたものかまでは特定出来なかった。その食用油はアプリティーボでも使われているものだった。

右京たちが社長に話しを聞いていたところに保健所の増井がやってきて、原因菌が出なかったことを社長に告げた。保健所が原因菌の検査をしたのは、患者が飲食をしてから一晩経ってからなので、掃除などをしたあとだったため、正確ではないと右京が指摘した。

ますいは、保健所としてやるべきことはやったと主張したが、3店舗だけ検査をしなかったことを亨に突っ込まれる。検査に行っても、営業中だと追い返されたり応じてもらえなかったりで検査が出来なかったと増井が言うと、社長は店が終わってから抜き打ちでもいいから検査してくれと頼んだとモメ出した。
そこに生活環境課の刑事が来て、右京が一緒にミヤ食品へ行くことになった。

ミヤ食品で、アプリティーボに卸している食品を見せてもらった。
その際、食材の仕入れ先が丸徳フーズだということを知った右京。

前回右京が気にしていたスープトップという機械がその場になかった。メンテナンスに出しているというので、記録を見せてもらうと、定期点検から戻ったばかりだったが、調子が悪いのでまた検査に出したという。

ウラカワ機械にスープトップを見に行った。社長の話によると、不具合はなかったらしい。
その機械を観ていた右京が、被害者の首に残っていたアザと同じ模様の部品がついていることに気づいた。

亨に電話が入る。食中毒の患者全員から同じ菌が発見された。原因となった食品はわからないが、主に魚介類をにいる菌らしい。患者の中には魚介類を食べていないものもいるという。

捜査をする中、食中毒になったひとりが亡くなったというニュースを見て、慌てて亨が病院へ行く。自分がが病院へ運んだ女性かと思ったが隣の病室の人だった。
娘、自分がアプリティーボの店を、おいしいと勧めたことで自分を責めていた。

魚介類をおろしていること、その担当者が岡谷だったことで丸徳フーズを訪ねた右京。アプリティーボ以外にも魚介類を卸しているし、今まで一度も食中毒は起きたことがないと社員は言う。そして、丸徳フーズの保健所の担当もまた増井だった。

保健所の増井の下を訪れた右京は、丸徳フーズの検査結果を見せてもらっていた。それには、冷凍ボイルえびには加熱用と生食用の2種類があった。ボイルしている時点で生ではないと指摘する右京に、食品衛生法上、生食を表示できるかどうかは、菌の残存している数が関係しており、菌がある一定を下回れば生食用と表示できるという。

鑑識の米沢の検査で、岡谷のクビにあった痣と、スープトップの機械にあった模様が一致した。

右京はまたミヤ食品にきていた。スープトップの不具合について尋ねたが、ウラカワ機械からは、何の不具合もなかったと言われたらしい。社長がおかしいと感じたのは、あの機械で作る料理ほとんど全部の味が違っていたという。

次にウラカワ機械を訪れて、岡谷が殺されたところに、スープトップの機械があったことを告げ、鑑識を入れたいと申し出るが、上海工場を出す大事な時だからダメだと断られてしまった。

食中毒を起こした食べ物が何かを知りたいという右京を連れて、病院を訪れた亨。娘にお母さんが食べたメニューを聞くが何を食べたかわからないという。

ただ、楽しみにしていたのに味が変わったと言っていたものがあったらしく、もしかしたら、サラダかも知れないと言った。

それを聞いた右京は、今日から営業を再開することになっているアプリティーボに慌てて向かった。

店内に入るや否や、今日の営業は中止しろと言った。
食中毒の原因は、ほたてが入っているソースだったのだ。魚介類を食べていなくても、それはサラダのソースとしても使われていたため、食中毒を起こした食品を特定できなかったのだ。

スープトップの機械の、加熱する部分の部品がなくなっており、十分に温度が上がらなかったことが原因だった。そのことでウラカワ機械の社長が捕まった。

食中毒を作ったもう一つの原因があると右京は言い、ミヤ食品加工へ向かった。
アプリティーボから指定された生食用のホタテではなく、加熱用のホタテを使っていたことを問い詰めた。

味が違うことに気づいた社長がスープトップを調べていたところに岡谷がやってきた。
社長が指定のものと違うものを使っていることを知った岡谷が社長に詰め寄ると、食材は安く上げたい、今までは何も問題は起きなかったんだから見逃して欲しいと頼み込んだ。

だが岡谷は納得しなかった。あのソースのレシピは岡谷が作ったものだったのだ。生食用のホタテじゃないとあの味は出ないと言い、信用問題に関わるから報告すると言う岡谷ともみ合っているうちに、岡谷は頭を打って亡くなった。

そして死体をダンボール箱につめて運び出した。岡谷の靴の裏にあった樹脂のポリプロピレンは、そのダンボールについていたものだった。
そしてミヤ食品加工の社長も逮捕された。

亨が病院へ付き添った女性の意識は無事に戻った。

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レビュー(感想)

今回、途中までは、絶対保健所の女の人が怪しいと思っていましたが全く関係ありませんでした。関係ない割には、いろんなところで彼女の名前を出して随分引っ張ったなっていう印象です。あれは一体何だったのかな。彼女が犯人と思わせるため?それにしてもあまりにも関係なさ過ぎて、ビックリです。

ああいうドラマを観ると、レストランで食事をするのって怖くなりますね。食品加工会社ではなく、レストランの調理場で作っているとしても、もしかしたら不衛生な中で作られているのかも・・と想像するとイヤですね。

トイレに行って手を洗ってないかもしれないし・・。食中毒はもちろんですが、食中毒が出なくても不潔な環境だったらイヤだな。

来週はどんな事件が起きるのでしょうか。

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